おおくえやま

標高 1643m
登山口→3:00→大崩山山頂→30分→和久坊主尾根分岐→30分→上和久分岐→1:30→大崩山荘

九州にこんな岩峰のすさまじい山があるとは想像もしなかった。坊主尾根コースを登るつもりが道を間違えて、二枚ダキコースを登ってしまった。帰路の坊主尾根コースは急峻な岩場の連続だった。
坊主岩を振り返る



BACK 由布岳

2000年1月6日

5時半頃に目を覚ました。まだ真っ暗である。

問題の天気だが雨は降っていない。車の外に出てみると、かすかに霧雨のようなものを感じる。

それでも、朝食の準備をしなければいけないのでテーブルと椅子を出した。コールマンのランタンは昨日の朝、ホヤを取り替えたため絶好調。

アルファ米にお湯を掛けて、おかずはフリーズドライの牛丼。まあ、うまかった。

7時20分に出発。

歩き始めてすぐに道路が大きく陥没しているのに出会った。車をあそこで停めて正解だったようだ。

今日のコースは当初計画していたルートの逆コースを辿ろうとしている。ガイドブックを見ると、最初の計画のコース順では下りがすごい岩場になっているらしいのだ。だから危険な岩場は登りでこなそうというわけである。

ところが、林道を歩いているうちに道を間違えてしまった。まったく気がつかなかった。

帰りに間違ったところを確認してみると、赤テープが間違ったほうに貼ってある。これじゃ間違って当たり前ではないか。(あとで判ったが、結果オーライで、これでよかったのだ)

林道とはいいながらすごい道になってきて、草茫茫で、しかも昨夜の雨で草木に露がいっぱいついている。ぐしょぐしょに濡れることになった。それでも途中から雨具のジャケットだけは羽織ったのだが。

林道をどこまでも辿っていくと、突然行き止まりになってしまった。こういうときは引き返すしかない。少し引き返すと、山に向かって登っていく細い道があって、そこに赤いテープが下がっている。これだと思ってこの道を歩き始める。でも本当はここで道が違ってることに気がつかなければいけなかったのだ。ガイドブックの地図ではまず沢を渡ることになっているのだから。

道はずいぶん荒れていて、所々にある赤いテープを見落とさないようにしないと直ぐに迷ってしまいそう。道は背丈ほどもある笹薮の中を通っていて、奥秩父の白石山を思い出させる。ともかくこの笹薮を掻き分けての登りはひどく疲れるし、笹に着いた露で凄まじく濡れてしまった。しかし、歩きながらどうもおかしいと思い始めていた。

なんとか休憩できる平らなところに着いて、ガイドブックを開いてみるとまったくおかしい。時計で標高を調べてみると1390mくらいになっている。ガイドをよくよく見てみると、細い線で別の登山ルートが書いてあって、どうもここに迷い込んだらしい。林道が大きく右にカーブするところに、実線の道が直進の方向に伸びていて、どうもここで間違えたらしい。

仕方が無いのでこのルートをこのまま進むことにして、この道筋をよくみると、岩場が全く無い。

ここまで約2時間で来ている。そしてここからは登りも緩やかになりそうで、頂上までは標高差で300mほどである。1時間もしたら頂上に着けそうである。これはラッキーではないか。

頂上からはガイドブックの通り、坊主尾根を下ったらいい。時間が短縮できた。

張り切って登り始める。山頂に着いたのは10:28。ガイドブックに書いてあった通り、展望の利かないところであった。

ここでしばらく休憩して、展望が開けるという「石塚」に向かう。

この石塚からは花崗岩の岩がにょきにょき突き出している山並みが見えた。大崩山の良さはこれにあるんだということに初めて気がついた。

道は登ってきたあのか細い道よりはかなり立派な道になった。

この頃になると、ズボンがだいぶ濡れてきたので雨具のズボンも履くことにした。

笹薮の道を下っていくと、「小積ダキ」というところに出た。これが花崗岩の岩塔の上なのである。ここに行ってみる。

すごい迫力で、隣の尾根のワク塚岩峰群が見えた。霧がかかってきて景色としてはすばらしい。

ここからいよいよ下りになる。緊張する。急激な下りと、岩場に鎖、ロープ、梯子の連続である。見返りの塔というところに着いた。ここは間違ってロープを手繰って岩の上に登ってしまったのだが、登ってからここが見返りの塔であることが判った。

ここからはさっきの「小積ダキ」がすばらしい岩塔となって聳えているのを見ることができる。そして下のほうには「坊主岩」の大きな丸い形の岩が見える。

このあたりがこの「坊主尾根」の核心部分で、大崩山に来たらこの道を通らなければ意味が無いのではないかと思うのだ。

ここからさらに下って坊主岩に至る。この根元を巻いて梯子の連続の道を下って行く。

しばらくしてようやく道が緩やかになった。ほっとすると同時になんか寂しさを感じた。

今日の山は終わったというなんか寂しさである。

沢に出た。これが下小積谷である。渡って直ぐが林道であった。

14:03である。

20分ほど歩いて、来るときに間違った場所判った。

さらに歩いていくと、意外とあっけなく車のある場所に着いた。大崩山からは延岡に戻る。

ガソリンがほとんど空になっているので、まずスタンドに行ってガソリンを入れた。そこで電話帳を借りて、ファミレスと銭湯の住所を調べた。

まず、銭湯に行く。カーナビというのは全く便利で、住所の入力で場所を示してくれる。少し迷ったが、無事銭湯に行き着くことができた。

今日は、ずいぶん笹薮でやぶこぎをしたために衣服が臭くなっている。

まず、汗を流して頭も洗った。

すっきりしたところで、GUSTに行って食事。ここに9時頃までいて、パソコンでこの日記を書いて、時間を稼いでから登山口に向かった。

NEXT 尾鈴山


大崩山山頂


石塚からの眺め


小積ダキ


鎖場を行く


鎖場、はしごがいっぱい


梯子の続く道

登山道向かいの尾根


小積ダキ


坊主岩


大崩山岩峰群。やっと降りてきた




校正 2002/6/1



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