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Kudou GAO

昭和25年生れ

青森県出身

就職して最初の勤務地が大阪。

このときの趣味は京都、奈良の古いお寺を巡ることで、休みになるとカメラとガイドブックを持ってでかけていたものです。大阪には6年いたのですが、この間に京都奈良のお寺はほとんど巡り終えて、仏像にもずいぶん詳しくなりました。
東海自然歩道のことを知ったのはお寺巡りを通じてです。

奈良の「山の辺の道」とか「柳生街道」を歩いていると頻繁に「東海自然歩道」という指導標が立っているのです。なんだろうと調べてみると、それが東京の高尾から大阪の箕面まで続く長大なハイキングコースということがわかり、そのコースでは多くの古寺や史跡を訪ねることができるのです。
私は3年ほどかけて関西の自然歩道のすべてを歩いたのですが、昭和45年当時、東海自然歩道は一応完成したとはいいながら、まだ工事中の箇所や踏み跡程度の道も多かったのです。指導標も十分ではありませんでした。コースがわからなくて道に迷ったことは何度もあったし、野宿したこともあります。そんな経験を重ねたおかげで、シルバーコンパスの使い方と地図の読み方を習得することができました。
私の山の技術は、この東海自然歩道を歩くことによって培われたのです。
そして何よりも、この自然歩道歩きで
「山」を歩く楽しみを知ってしまっいました。

大阪の次の勤務地は長野県の松本でした。
山に興味を持ちはじめていた私を、会社はよりによって日本アルプスのど真ん中、松本に転勤させてしまったのです。

松本には5年いたのですが、この間に完全に山の虜になってしまい、以後抜け出すことが出来ずに今日に至っている次第です。

次の勤務地は東京だったのですが、このときに初めて冬山を経験しました。

冬山に入ったきっかけは、たまたま「山と渓谷」12月号の冬山特集を読んだことです。その頃はちょうど山にマンネリを感じていたときだったのです。冬山は絶対にやらないつもりだったのですが、本を読んでその気になってしまったのですから、かなり単純です。

本で仕入れた知識をもとに冬山道具一式を買いに行きました。道具の使い方はそのとき店員さんに教えてもらっただけです。

もともと雪国の出身なので雪の怖さはよく知っていて、段階的に冬山に入っていくことにしました。まず正月に雲取山にでかけたのですが、その年の雲取山には雪がほとんどなかったのです。

二週間後の成人の日に金峰山に登って、初めてアイゼン・ピッケルを使い、仕上げは二週間後の1月の末の八ヶ岳で、これぞ冬山というものを体験しました。

以後5年間は、正月は冬山ということになったのですが、仲間もいなかったので、結局は冬山もずうっと単独行ででした。

ようするに私の山はすべて自己流で、このため、岩登りだけは今でもできないのです。

次の勤務地は仙台でしたが、このころは仕事が忙しくてほとんど山に登れずにおりました。

仙台には6年いて、次の勤務地は北海道の釧路でした。

釧路の3年間は非常に思い出深く、北海道の広大さと自然の美しさに感動しながら、山をひたすら登りました。

また、このとき市民サークルの「KHC(釧路ハイキングクラブ)」に入会して、初めてグループでの登山の楽しさを知ったのです。

沢登りは日高の山を登るために初めて経験したのですが、幌尻岳に登ったとき、渡渉のさなかにみごとに転倒してずぶぬれになってしまったたのが楽しい思い出です。
日本百名山を意識し始めたのはこの北海道のときでした。
その後、釧路から青森に転勤して、青森の4年間は東北の山を登り歩き、そして1998年から4年間は栃木県小山市にいて、関東一円の山を登ったり、冬になると「関東ふれあいの道自然歩道」を歩いたりしていました。

2002年から京都に2年間住んだのですが、生活の目途もたったので会社を辞めて好きな登山に専念することにしました。
今は1年のうち半分は登山旅行に出かけるという生活をしているのです。
今の目標は日本各地方の百名山を登ることです。現在、北海道・東北・四国・九州の各百名山を終えて、甲信越は99まで終えています。残りは関東・関西・中国で、あと2年でこれも終わってしまうだろうと思います。そうしたら次は何をしようかと悩んでいる次第なのです。

私の登山は、そもそもが古寺巡礼から始まっているので、登山の途中で古いお寺とか史跡があると、ついそちらに興味を持ってしまい、山とは関係ないところで多くの時間をさいたりします。
このホームページの登山記録でも時々、山に関係ない話しが出てきますが、そこはご容赦いただきたいと思います。

また、ここに登載した登山の記録の昔のものは当時の日記をそのまま引用していますが、最近はモバイルパソコンを持ち歩いていて、山から下りてきてその日のうちに打ち込んだものを使っています。

誤字脱字がそのままになっているところもありますが、気がついたところから適宜、修正していきますので許してください。

2008年6月10日



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