谷川岳馬蹄形縦走 
しげくらだけ

標高 1978m
清水峠→1:00→七つ小屋山→50分→蓬峠→1:00→武能岳→2:20→茂倉岳山頂→40分→避難小屋往復

この日も快晴であった。七つ小屋山、武能岳そして茂倉岳と縦走して行くのだが、すばらしい展望の連続でついつい足が止まってしまうのだ。
武能岳から仰ぐ茂倉岳

 清水峠から七ツ小屋山へ
小屋の後ろの祠


七つ小屋山への道


大源太山の分岐


七つ小屋山山頂

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20091013

夜、ラジオを聞いていたら、どうも天気がぱっとしない。新潟は雨になるといっている。天気は期待できないなぁとあきらめた。でも、外は霧だろうと思って外へ出たら、きれいに晴れていた。うれしくなってしまう。
谷川岳がシルエットで見える。昨日、気がつかなかったが、小屋の後ろには小さな鳥居と祠があった。今日は険しい谷川岳の岩稜を行くことになるので、安全を祈って手をあわせた。
出発は610分である。今日は10時間以上も歩かなければいけないので、早くの出発なのだ。
送電線監視小屋の前を通って、笹原の斜面を登って行く。この頃ようやく朝日があたりはじめて、谷川岳の岩壁が赤く染まった。すばらしくきれいである。それにしても、雲ひとつない青空が広がっている。天気予報はハズレた。うれしいことだ。
急な登りが終わって、緩やかな尾根を行くようなると、登山道にも朝日が当たる。行く手には長い稜線が続いているのだが、右にすさまじい岩峰が聳えているのが見えた。いったいこの山は何ナノだと思って、地図をみたら大源太山であった。いつか登ってみたい山である。(3年後の2012年に登頂することができた)
行く手には笹原の大きな山塊がせまってくる。緩やかなアップダウンの快適な縦走路を行く。何よりも360度の展望がすばらしい。足下に小さな遭難碑を見つけた。谷川連峰遭難事故が多い山なのだ。
笹の広い斜面を登って行くと指導標がたっている。大源太山への分岐である。ここから往復したらどれくらい時間がかかるんだろうと、真剣に考えてしまった。でも、今日は土合まで下るのだから時間の余裕はまったくない。大源太山はまたの機会にするしかない。このすぐ先が七つ小屋山山頂であった。山頂には三角点があったが、何等なのかよくわからなかった。
山頂からの眺めはすばらしい。登ってきた方向には巻機山が見える、そしてすぐ近くには岩峰の大源太山。行く手方向には朝日が濃い陰影を刻む谷川岳、何もいうことはない。




 蓬峠から武能岳へ
湿原がある


蓬峠のヒュッテ


土樽分岐


武能岳が近づく


武能岳山頂


七つ小屋山から
15分ほど下ると小さな湿原があった。ここから振り返る七つ小屋山はすごく堂々とした山である。
展望の稜線歩きは続き、尾根の左には槍ヶ岳のように鋭く聳える大源太山が見える。いつか必ず登ってやると決意を固めた。

湿原から25分ほど登ると、指導標がたっていた。ここから西に尾根が続いていて、その途中には岩塔が聳えたっている。かなり険しい尾根である。地図を見ると、コマノカミの頭とかシシゴヤの頭などと書かれている。私の地図では、この道は廃道と書かれているのだが、登山道がはっきりと見えた。本当に通れないんだろうか。
ここから少し下ると、小屋が見えてきた。これが蓬峠の蓬ヒュッテである。避難小屋かと思ったらそうではなくて、ちゃんとした営業小屋なのだ。小屋の前では3人が立ち話をしていた。うち一人は小屋の主人である。小屋の前に蛇口があったので、水を補給しようとしたら、これは雨水で飲めないという。水場はここから10分ほど下らなければいけないのだ。悩んだが、ここで水を補給するのは止めた。まだ0.7リットルほど残っているし、ここで水を補給したら、それを担いで茂倉岳まで登ることになる。茂倉岳山頂直下の避難小屋に水場があるので、そこで水を補給することにした。
行く手には高く武能岳が聳えているのだが、その山頂に立つ指導標が朝日を反射させて光っているのが見えた。なんか近く感じてしまう。(そんなことはないのだが)

ヒュッテのすぐ先は湿原で、池塘も散らばっている。湿原の向こうには七つ小屋山と稜線が見えた。この眺めもすばらしい。
すぐに土樽との分岐があった。
武能岳へは笹原の広い尾根を登って行く。この頃、逆光でシルエットでしか見ることのできなかった朝日岳に日があたり始めた。いかにも立派な山である。登って行く尾根の右に、三角に鋭く聳える山が見える。万太郎山のようで、稜線がさらに仙ノ倉山に連なっている。昔、私が縦走した山並みである。
急登してようやく山頂に着いたと思ったらそうではなかった。稜線の向こうに山頂が見えた。細かなアップダウンを繰り返して、ようやく山頂に着く。武能岳山頂から行く手には吊り尾根で結ばれた二つの峰が見えて、谷川岳は隠れていた。この二つの峰は茂倉岳と一ノ倉岳である。来た道を振り返ると、七つ小屋山はずいぶん下に見えて、そこから長い尾根がここまで続いているのが見える。七つ小屋山の奥に横たわるのが巻機山、すばらしい眺めである。




 茂倉岳へ
武能岳から下る


岩が混じる尾根を登る


山頂への最後の登り


茂倉岳山頂


茂倉岳避難小屋


武能岳山頂から茂倉岳を目指す。下降路からは茂倉岳に続く長い稜線が見えた。鞍部まではすごい距離に見える。あそこまで下らなければいけないと思うとがっくりしてしまう。そして、それから標高差で
400mほども登らなければいけないのだ。
山頂からは急降下である。振り返ると、武能岳は岩壁をもって聳えていた。蓬峠から見たたおやかな感じとは大違いである。
鞍部は笹の平というらしいのだが、そのような標識も、「平」の名にふさわしい平坦地もなかった。痩せた稜線を緩やかにアップダウンを繰り返して行く。途中、大きな岩を越えるのだが、ここから眺める朝日岳は実に堂々とした山であった。
急登が始まる。岩の混じるすさまじい登りである。行く手には三角峰が見えていたのだが、これを越えると、広い山の斜面が壁のように聳えていた。この笹原の広い斜面を登って、再び平坦地に着く。行く手には吊り尾根が左に伸びているのが見える。茂倉岳から一ノ倉山へ続く稜線である。
道が平坦になると、茂倉岳山頂に続く尾根の途中に岩塔が聳えているにが見えた。これを上って越すのかと思ったら右を捲くのであった。よかった…。ちょとした岩場をトラバースして、岩塔の向こうの尾根に出る。その先は茂倉岳への最後の登りであった。笹の広い斜面を急登して行くと、右に山小屋が見えた。工事の真っ最中のようである。水場はこの小屋の近くなのだが、ずいぶん山頂より下にある。あとで水汲みをしなければいけないのだが、山頂から水場までは時間がかかりそうである。

山頂に立ったのは115分であった。
茂倉岳の山頂からは痩せた尾根の向こうに丸い山頂の一ノ倉岳が見える。そしてその右奥には痩せたギザギザ尾根が続き、その先に谷川岳が聳えていた。
四方の景色をいつまでも眺めていたいのだが、水汲みに行かなければいけない。

山頂からどんどん下って行く。電動ノコの大きな音が聞こえて来ると、茂倉岳避難小屋であった。りっぱな小屋である。工事の人が何人も働いていた。工事現場の中を通って水場に下った。小屋から水場まではすぐであった。よかった。2リットルのポリタンを満杯にした。これで、もう水の心配はない。ほっとした。
山頂に引き返す。これはきつい登りであった。


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