種池山荘→岩小屋沢岳(2630m)→新越山荘→鳴沢岳(2641m)→赤沢岳(2677m)→スバリ岳(2752m)→針ノ木岳(2820m)→針ノ木峠

このコースを歩く人は少ない。私も初めて歩いたのだが、すばらしかった。何よりも剣岳・立山の展望がすごい。エメラルドグリーンの黒部湖もきれいだった。
スバリ岳への登山路

 種池山荘から岩小屋沢岳へ 2001年7月の登山記録


種池山荘のキャンプ場


朝日を背に稜線を行く


岩小屋沢岳山頂

BACK 扇沢から種池山荘

2005年830

4時に眼を覚ましてご飯を炊いた。
ついこの間までは暑かったのに、今は寒いくらいである。ダウンのシュラフを持ってきてよかった。
テントをたたんで、出発したのは6時少し前である。これからは稜線の道を行くのだ。昨日のような急峻な登りが延々と続くわけではないので、気がラクだ。
樹林の中を少し下ると展望が開けた。今日も快晴で、真正面に立山と剣岳が聳えている。すばらしい展望である。朝の澄みきった空気のせいで、剣と立山がはっきりと見えるのだ。
これから岩小屋沢岳、鳴沢岳と縦走してゆくのだが、右手は黒部の渓谷である。そしてその向こうには剣・立山が聳えているのだ。この縦走路はすばらしい展望コースだと思う。そして、あまり知られていないコースでもある。
登って行く稜線は信州側がザレた急斜面で、立山側は緑が被っている。絶景を楽しみながら歩いて行くと、ピークが近づいてくる。これが岩小屋沢岳である。
岩小屋沢岳山頂に着いたのは7時ちょうど。縦走路からも剣・立山の景色はすばらしかったのだが、山頂からの展望は一段すごい。特に、これから縦走する針の木岳へ続く稜線がすばらしい。あの道を歩いて行くのかと思うとけっこうワクワクしてしまうのだ。



 赤沢岳山頂へ
縦走路を行く


新越山荘


鳴沢岳山頂


赤沢岳


岩小屋沢岳山頂から下って行くと、はるか下に小さく新越山荘が見えた。この下りからの眺めもすばらしくて、もうなにも言うことはない。
新越山荘に着いたのは740分である。私は第一日目、ここにテントを張りたいと思ったのだが、テント場がないということであきらめたのだ。確かにテントを張る場所はなかった。
小屋からはお花畑の中を歩いて行く。前方にはすさまじい断崖を持ったピークが近づいてくる。この断崖の右を登って行くのだが、すさまじく急な岩場を登るのだった。見えていたピークの右肩に出て、ここが山頂かと思ったらそうではなかった。さらに奥に三角のピークが聳えている。これが次の目的の鳴沢岳である。
鳴沢岳山頂に着いたのは
820分、三角点があった。
振り返ると登ってきた岩稜の道がすごい。その後ろには双耳峰の鹿島槍ヶ岳、さらにその奥に白馬岳も見える。
展望に飽きることがなくて、つい山頂に長居をしてしまった。
山頂から急な道を下って行く。赤沢岳までは、かなり厳しいアップダウンがある。
登山路から眺める赤沢岳は、どっしりと大きく、実に堂々としている。
山頂へは岩がゴロゴロする道を急登する。ザックが重たくてバテぎみである。

山頂に着いたのは915分、ここからは黒部湖が見えた。ダムは見えなかったが、濃いエメラルドグリーンもダム湖はすてきである。その上には立山連峰が聳えているのだ。
この山頂から、行く手に針の木岳が高く聳えているのが見えて、それが岩場を鎧っていかにも険しく見える。



 針ノ木岳山頂から針ノ木峠へ
赤沢岳山頂から下る(滑落注意)


スバリ岳への登山道


スバリ岳山頂


針ノ木岳への道


針ノ木岳山頂


赤沢岳山頂からは岩がゴロゴロする道を下っていくのだが、この下りはけっこう長かった。
この頃から空が曇ってきた。青空は見えなくなって、空は白い雲に覆われてしまった。天気予報では夕方に雨と言っていた。朝はそんなことは信じられないいい天気であったのだが、どうも降るような気がしてきた。雨が降る前に針の木でテントを張ってしまいたい。
針の木岳の手前にあるスバリ岳は、すさまじい岩峰の山であった。すごい迫力である。
この岩場交じりの道を登って、スバリ岳山頂に着いたのは11時少し前であった。
ここからは薬師岳の展望がすばらしくて、そしてすぐ隣の針の木岳がすごい。
急な道を下ってコルに着く。それからは岩場の登りであった。ザクザクの岩礫の道を急登するきつい登りであった。
登山路から振り返ると、スバリ岳は二つの岩峰をもって鋭く聳えていた。
針ノ木岳山頂に着くと、初めて槍ヶ岳と穂高が見えた。今までは針の木に隠れて見えなかったのだ。
そして、この山頂からは明日歩く蓮華岳・北葛岳・七倉岳・船窪岳の縦走路を見ることができた。針の木岳に比べると、かなり下に見える。しかし、そのピーク間のアップダウンはすごい。これは大変な道なのではないかと不安を感じた。(予想は的中したのだが…)
針ノ木岳から峠までは思ったほど急ではなかった。山の斜面をトラバース気味に下って行くのだ。下に小屋が見えて、色とりどりのテントも見える。
小屋の直前が急で、これを慎重に下って、テント場には1時に着いた。
時間は早い。まだ先に行けそうなのだが、今回はあせった登山はしないつもりなのだ。
テントを張って、中で酒を飲みながら本を読んですごしていたら、
4時頃、雨になった。
山では、早めに行動を停止するのは正解だと、つくづく思った。


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