おんたけさん
標高 3063m

7月の3連休に4つの百名山を登った。花の一番きれいなときだ。

御岳は本当に信仰の山だった。
時間に追われて飛騨山頂に登らなかったことが悔やまれる。

登山口から御岳

1998年7月18日(土)

7月は仕事が忙しい時期で本当は山なんかに行ってはおれないのだが、3連休を使って山に行くことにした。疲れたので気分転換だ。
天気もよさそうだし、花のきれいな季節でもある。計画として、3つの山を一気に登ってしまおうと思っている。
1日目は御嶽山に登って、2日目は加賀の白山に登る。そして最後に荒島岳を登って帰ってくるというプランだ。
夜の11時30分に家を出た。藤岡まで行ってそこから高速にのって、佐久ICで降りて、三才山峠を越えて松本に出る。
松本からは塩尻を通って、木曽路に入った。
昔、木曽路を歩こうということで、塩尻の次の駅「日出塩」というところから「中津川」まで2日間歩いたことがある。日出塩から少し行ったところに「これより木曽路」と書かれた石碑が建っているのだ。
そんな昔のことを思い出したが、日出塩を通過した時はまだ暗かった。
今回、最初に登ろうとしている御嶽山は、松本に住んでいたときに、登ろうと思いながらも登れずしまいだった。
これも昔のことであるが、木曽路を歩いたのとは別のときに、石仏を見るために、木曾福島から地蔵峠まで歩いたことがある。これは冬だった。
これは、京都・奈良の国宝級の仏像を見ることから、野の仏に興味が移って行ったときであった。権力者たちが建立した大伽藍に収まる仏像たちよりも、円空とか木食の鉈彫りの仏像が、よりすばらしいものに思えてきたのだ。
そんなわけで、大阪からこの木曽の山奥まで、道祖神を見にきたのだった。
昔、道祖神を訪ね歩いた道を、今車で走りすぎる。なんか自分は堕落したのだろうか。


木曽福島から御嶽山への道に入った。
御岳山の登山口に向かって車を走らせる。途中にはいかにも山岳宗教の拠点らしいものが見られた。墓地のように石を組んだ壇が築かれていて、そこに石板が立ち並んでいる。木曾講のものらしい。
神像も建っているのだが、修験道で祭る神というのはよくわからない。
また、薬草屋さんの看板も目立った。
登山口につくころ、快晴の青空が広がっていた。
登山口は「田の原」という。けっこう観光施設の多いところである。それから、御岳はやはり信仰の山で、白装束のいでたちの人を多くみかけた。

天気はすばらしくて、登山口から見上げる御岳は3000m峰らしい堂々とした風格で聳えていた。
最近は、あまり知られていない地方の山ばかり登っていたので、久しぶりの3000mの山に感動してしまった。

5時30分から歩き始めた。高く聳える御岳山を見ながら歩いていく。
この道を「王滝道」というらしい。
途中には真新しい祠がいくつか立っていて、その中には神像が祭られている。仏像には詳しいのだが、修験道の神のことはよくわからない。修験道というのは仏教のようであったり、日本の神道のようでもある。7合目には金剛童子というのがあった。これは不動明王の脇侍従だったと思うが。

登っていくと、ガイドブックには載っていない新しい小屋が建っていたりする。御岳もずいぶん観光化が進んできているような気がした。
九合目を過ぎると、頂上にすごくりっぱな小屋が見えてきた。

石段を登って神社に着く。
これが御岳の山頂だと思ったのだが、神社の向こうにさらに高いピークが聳えていた。
今着いたところは「王滝山頂」で、本当の最高峰は「剣が峰」なのだ。

この神社のあたりから頂上を見上げると、途中の斜面からもくもくと白煙が上がっている。御嶽山は活火山だったんだ。
滝山頂上の神社に手を合わせ、今回の登山の安全を祈願した。少し休憩をしてから最後の剣が峰への登りに挑む。
急登にはいる直前に平らなところがあって、そこに神像の一群がたっている。一種独特の雰囲気がある。。
天気はよくて最高。ただ、小山から一睡もしないで運転して来ているものだから、眠い。

頂上までは40分の急登を強いられた。
頂上直下に小屋があって、ここから頂上へは立派な石段が続いている。これを息を切らして登る。階段を登るのは疲れるのだ。
剣が峰山頂からはすばらしい展望。
はるかかなたには加賀の白山まで見えた。あの山に明日登るのかと思うとわくわくしてくる。
穂高は雲に隠れて見えなかった。
下に池がみえた。これが「二の池」である。その向こうに摩利支天、飛騨頂上が聳えている。本当は飛騨頂上まで縦走したいのだが。
時間がないので割愛する。悔しい。
頂上の神社には白装束のおじさん、おばさんがお参りをしていて、大きな声でお経のようなものを合唱していた。

御嶽山というのは本当に信仰の山なのだ。
のんびりしているわけにもいかないので、30分くらい頂上にいて、下山する。
登山口に着いたのは11時30分くらい。
御岳を振り返ると、山頂はすでに雲に覆われていた。





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2010年登山記録


御嶽山が見えてきた


御岳の登山口


雲海が見える


金剛童子の祠


九合目の石室


王滝山頂


王滝神社から剣が峰


剣が峰への道


噴火口も見えた


霊人像の前を通って山頂へ




御岳山神社奥宮(山頂)


山頂の祠


山頂標識


王滝山頂から剣が峰


剣が峰から二の池




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