BACK 草津白根山
1996年8月13日(火)
草津温泉を出て、四阿山に向かう。
登山口は、菅平スキー場にある。7時過ぎに登山口に着いた。
途中、鳥居峠というところがあって、ここからも登山道がある。ただ、鳥居峠から登とすると、かなり長い距離を歩かなければいけない。これはちょっとしんどそうなので、菅平まで行くことにしたのである。
菅平に入る少し前のコンビニで食料を買って、それから登山口に向かった。
登山口は有料の牧場の中にあって、駐車場に車を止めたら、集金にきた。
牧場の中を登り始める。天気は薄す曇り。
まず根子岳に登る。そんなにきついことはなかった。
この根子岳から、200M下って、それから四阿山に登り返す。これがすごい。最初の下りでちょっとした岩場があった。少し緊張したが、たいしたことなく過ぎた。
四阿山頂上は霧で景色は見えなかった。
山頂には祠があった。
来た道を引き返して、登山口に降りてきたのは、1時30分ころであった。
すぐに次の苗場山に向かって出発。
途中、温泉に入った。町の直営で400円と安かったのだ。
苗場山までは、すごい距離がある。
途中、須川宿という案内板を見つけた。この須川宿については、何も予備知識がなかったのだが、走っていて、その町並みがいかにも昔の宿場街らしくて足を止めることにした。
登山が突然観光に変わる。
ここは「匠の里」ということで売り出しているようだ。
昔ながらの、宿場の雰囲気がたくさん残っていて、この雰囲気がすてきだ。
案内板を見ると、石仏コースというのもある。
せっかくなので、そのうちの二つほどを見に行った。道祖神がたたずんでいた。
昔、湯河原から草津までの道を歩いて、道祖神を見てまわったことを思い出した。上州だなあと感じ入ったりした。
ここから、三国峠を越える。
この道はすごい。国道なのだが、本当に深い山の中を走っているという感じなのだ。昔はすごく険しい街道だったらしいが、その名残をかすかに感じることができた。
さて、苗場山というのはスキー場の中にある。苗場のスキー場というのはかなり有名なのだが、本当にその規模の大きさには驚いてしまった。国道から細い道に入り、登山口に向かってどんどん走っていくのだが、その山の奥深くにまだスキーのリフトがつながっている。こんなところまでスキーに来て、あとはどうして帰るんだと、どうでもいい心配をしてしまう。
登山口には車が何台か止まっていて、ここでキャンプができそうである。
ところが大失敗をしてしまった。水がない。この登山口には水場があるはずなのだが、いくら探してもない。
食事は焼き肉にしたのだが、これがまた安物を買ったせいか、脂身が多すぎて気持ちが悪くなるほどだった。夜中、目を覚まして、吐いてしまった。
おまけにトイレもない。
NEXT 苗場山
|