甲信越の山百選 
あずまやさん

標高 2354m
茨木山登山口→→茨木山山頂→→茨木山分岐→20分→四阿山山頂→15分→茨木山分岐→1:00→山頂駅入口→15分→浦倉山→1:00→野地平入口→30分→ゴンドラ山麓駅

昔この山へ登ったときは長野県の菅平から登ったのだで、今回は群馬県の嬬恋から登ることにした。こちらからの登山者はほとんどいなくて、静かな登山ができた。
三角点付近から仰ぐ四阿山

 登山口から茨木山へ 1996年菅平からの登山記録


ゴンドラ山麓駅


茨木山登山口


吊り橋を渡る


伐採地を過ぎる


七合目の標識があった


茨木山山頂

BACK 草津白根山

2010815

今日は四阿山に登る。昔、この山に登ったときは信州側から登ったのだが、今回はルートを変えて、群馬県側から登るのだ。
登山口はパルコール嬬恋という広大なリゾート地で、この周辺にはたくさんのスキー場があるのだ。昨日、私がこの広い駐車場に着いたときも、けっこうたくさんの車が停まっていて、夏休みに遊びにきている家族連れが多いのだ。ただ夜になったら、車は1台もいなくなってしまったが。
ガイドブックでは、ここからゴンドラで山頂駅まで行って、そこから四阿山を往復するように書いてあるのだが、やはり歩いて登らなければおもしろくない。
ガイドブックの地図には、参考として茨木山を経由して四阿山に登るコースが記載されている。これを登って、帰りは浦倉山を経由して下ることにした。戻って来るのは、今いる駐車場なのだが、茨木山登山口はここから3kmほども離れている。でも、私は自転車を持っているので、これで登山口まで行って、そこに自転車はストックして、帰りに車で回収したらいい。
駐車場を自転車で出発したのは550分、爽快なダウンヒルで、登山口についたのは6時であった。ここに自転車をチェーンでくくつつけて、歩き始めた。
登山口には茨木・吾妻山遊歩道入り口という標識がたっている。茨木山はわかるのだが、吾妻山っていったい何だ…、でも考えたら、四阿山というのはあずまさんでもあるのだ。安心してここから歩き始めた。
樹林の平坦な道を10分ほど行くと吊り橋があった。これを渡ったところには茨木山という標識があった。この標識はこの先も、ポイント、ポイントにあるのだ。
吊り橋から樹林のなかを30分ほど緩やかに登って行くと、バラギ山まで1000mという標識があった。茨木山とかいてバラギと読むのを初めて知った。
この先で植林の伐採地帯に入って、ブルドーザーで切り開いた作業道が交差して道に迷いそうになる。赤いテープを見逃さないようにして歩いていって、この伐採地帯を通過した。
道が下りになったと思ったら、沢を渡るのだった。けっこう大きな沢であったが、飛び石で簡単に渡れた。そのすぐ先でも小さな沢を渡るのだが、そこにかかる橋は苔むして壊れかけていた。登山口には遊歩道を書いていたので、ちゃんと整備された道を思ったが、どうもそうではないらしい。
この先にも作業林道が何度か交差するが、そこにはロープが張ってあって、迷い込まないようにしてあった。
登りがきつくなって、深い林の中を登って行くとバラギ山まで400mの指導標があった。さっきの1000mから20分経過していた。なにかしら今日は体が重たくて、疲れる。きつい登山になりそうだ。
400mの標識から5分ほど登ったところには7合目の標識があった。ここまで合目の標識はまったくなかったのに、どういうことなんだろうと思ってしまった。(合目の標識はこれ一つであった)
さすがに傾斜がきつくなって、7合目から10分ほど、息を切らせて登ると、ようやく山頂であった。山頂にはボーイスカウトの登頂記念の標識がたっていた。
山頂は樹林に囲まれていて展望はなかった。今日はすごく疲れる。山頂で長めの休憩をした。




下に池が見える


尾根が狭まってきた


鬼岩


露岩の展望地に着いた


稜線に向かって急登する


茨木山分岐に着く


山頂直下の鎖場


四阿山山頂
 茨木山から四阿山山頂へ


茨木山からの下りはたいしたことなくて、すぐに平坦な道になった。落葉松林やクヌギの林の中を歩いて行く。こんなに平坦な道が続いていいのかと思ってしまうくらい緩やかな道が続くのだ。

広い尾根をジグザグに登ったら、展望が開けて下に池が見えた。遠くは白く霞んでしまっていた。
この少し先でピークを越える。緩やかなほとんど平坦なピークで、その先の下りも緩やかなもので、すぐに平坦な道になった。
10分ほどで二つ目のピークを越えたが、ここは稜線より少し左下を通過するのだ。振り返るとさっき越えたピークが見えた。
笹藪を広く切り開いた道がジグザグに続いている。平坦な明るい尾根になったと思ったら、鬱蒼とした林の中に入って、すごく狭い尾根になった。すぐに尾根から右に下って岩だらけの荒れた道をトラバースするように歩いて行く。すると突然黒い岩壁が連なる下に着いた。この屏風のような巨岩に沿って歩いて行く。道が登りになって尾根の上に出ると、そこには「天然記念物鬼岩」と書いた白い標柱がたっていた。
この先は広い明るい尾根で、緩やかに登って行く。振り返ると、尾根は岩稜になっていて、これが鬼岩なのだった。
展望の開けた広い尾根を歩いて行く。四阿山の稜線が近づいてくるのだが、雲がわき上がってきていて、今にも山頂は隠れてしまいそうである。山頂での展望は期待できないみたいだ。
突然、鬱蒼とした林の中に入ってしまって、そこからはすさまじい急登になった。ロープが下がる険しい登りであった。樹林から抜出して少し行くと、露岩の展望台のようなところに着いた。ここからは行く手に四阿山の稜線を眺めることができる。私が歩いている尾根は岩壁をもって鋭く聳える山につながっている。まさか、あんな岩山を越えるんではないだろうと心配になってしまう。(実はそうなのだ)ここからは登ってきた長い尾根も一望できて、平野には二つの池が見えた。
岩だらけの尾根を過ぎて、さらに笹藪を広く切り開いた道を行くと、登山道はまっすぐに、あの鋭く切り立った岩峰に向かって行く。

樹林に入ると、いきなり急登になった。ほとんど垂直ではないかと思ってしまう険しい登りで、ロープや木の根にすがって必死で登って行く。
下から見えていた岩壁のすぐ傍を通過すると、岩場の登りを終えて緩やかになった。…これでもう安心と思ったら、ふたたび尾根に巨岩が立ちふさがった。この巨岩の左を捲くのだが、そこからは岩場の登りであった。これを必死で越えると、ようやく平坦な道になった。樹林から抜出して笹原が広がると、そこに指導標がたっていた。ここが茨木山分岐点である。925分になっていた。
この分岐からは木の階段が続いている。今まで歩いてきた道とは大違いのよく整備された道である。

この木の階段に腰掛けて休憩した。ここから山頂までは20分なのだ。あわてることはない。
木の階段を上ってゆくと木道になって、その先は笹を切り開いた広い道。行く手の山頂は雲に隠れていたのだが、それが薄れていって、鋭く切り立った山頂が見えた。山頂直下には岩壁が見えた。四阿山って、こんな険しい山だったっけと思ってしまう。

すぐに露岩の登りになって、鎖が下がっていた。これにすがって岩場を越えて、平坦な痩せ尾根を行くと三角点があった。道ばたにぽつんと三角点だけがあるのだ。二等三角点であった。
痩せた尾根を行くと、再び雲の中に鋭い槍の穂先のような山が浮かび上がる。これが本当の四阿山山頂である。緩やかに下って、それから鎖にすがって険しい岩場を登る。大きな岩だらけの尾根を少し行くと、コンクリートの御堂が見えてきた、ここが四阿山の山頂であった。登山者がたくさん休憩していた。私は御堂の後ろに登り着いたので、正面に回ってみると、そこに山名標識がたっていた。

山頂は雲の中で何も見えなかったのだが、休憩していたら雲が晴れて、三角点のあったピークがはっきり見えるようになった。そして、西側の山並みも見えた。展望が開けると本当にうれしくなってしまうのだ。



 浦倉山経由で下山
山頂から引き返す


樹林の中の木道を行く


愛妻の鐘


浦倉山山頂


野地平入口


山頂から引き返して行き、振り返ると山頂の雲が晴れてはっきりと眺めることができた。鋭い山頂である。そして根子岳も見ることができた。山頂は雲に隠れていたが草原の斜面が見えるのだ。

茨木山分岐に戻ったのは1035分、ここからは浦倉山を目指して縦走する。針葉樹林の中をひたすら緩やかに下って行くのだが、道がぬかるんでいて困った。
稜線の途中から四阿山が展望できるのではなかいと期待していたのだが、そういうところはまったくなかった。針葉樹林の中や笹藪が広く切り開かれた道をひたすら
歩いたら、1時間ほどでリフトの施設の横に着いた。これがゴンドラの山頂駅かと思ったが、人もいないのでさらに進む。ここから5分ほど行くと鐘の音が聞こえてきて、観光客が23人集まっていた。これは「愛妻の鐘」というらしくて、これを鳴らしていたのだ。愛妻の鐘なんて変わった名前だと思ったら、ここは群馬県の嬬恋で、嬬恋イコール愛妻という意味らしい。
この鐘のすぐ下がゴンドラ駅であった。愛妻の鐘の横にベンチがあったので少し休憩した。今日はすごく疲れるのだ。

愛妻の鐘から、笹が広く切り開かれた道を10分ほど登ると浦倉山山頂に着いた。三等三角点が草にほとんど隠れるようにしてあった。
ここから15分ほど歩いて行くと「バラキ湖まで5.8km」という指導標があった。私は野地平をめざしているのに、バラキ湖っていったいどこにあるんだと思ってしまう。
さらに15分ほど行くの笹の草原が広がって、道は古い木道になった。野地平にもう着いたのかと思ってしまったが、まだまだ先なのだ。朽ち果てた木道が続き、確かに湿原の中を歩いているようなのだ。広大な笹原が続き、その中にたくさんの花が咲いている。花を眺めながら10分ほど行くと、ようやく分岐の指導標が見えてきた。ここからは左に野地平周遊の木道が続いている。せっかくなので、この野地平を少し歩いてみることにした。木道が草原の中に真っ直ぐに続いていて、たくさんの花が咲いていた。でも、きりがないので、200mほど歩いたところで引き返した。
分岐からスキー場めざして下って行く。途中、木の階段が続くのだが、これがけっこう変わっていて、足を置く平らな部分がないのだ。ドミノ倒しを並べたようになっていて、間に置かれていた土が流されてしまったのだろうか。
けっこうきれいな林の中を
20分ほど下ると、林から抜出してスキー場のゲレンデが広がった。ゲレンデの草原には花がたくさん咲いている。さらに10分ほど歩いたらゴンドラの乗場で、1320分になっていた。今日は本当に疲れた。


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