甲信越の山百選 
室堂バスターミナル→立山玉殿の湧水→ミクリヶ池展望台→みくりが池温泉→エンマ台(地獄谷展望台)→血ノ池→リンドウ池→雷鳥荘→雷鳥平キャンプ場

奥大日岳に登るために室堂にやってきました。
この日はバスターミナルから雷鳥平キャンプ場まで歩いただけなのなのですが、その散策路からは絶景の連続でした。
たくさんの写真を撮ってしまったので、ページを独立させて紹介します。

 室堂バスターミナルからミクリガ池へ
室堂バスターミナル


立山玉殿の湧水


散策を開始

BACK 称名の滝と八郎坂


2012年9月25日

弘法からバスで室堂に向かう。室堂が近づくにつれて空が晴れてきた。うれしい。

室堂のバス停は建物の地下にあって、屋上に向かって上がると郵便局があった。この前には記念スタンプがあって、観光客が行列していた。私も並んでスタンプを押してしまった。
屋上に出ると、空はすっかり晴れていて、立山雄山の頂上部分には雲がかかっているものの、青空が広がっていた。
私はここからミクリガ池、リンドウ池を経由してテント場の雷鳥平に向かう。
すぐに「立山玉殿の湧水」という水場があった。飲んでみたらうまかった。さっきまで雄山にかかっていた雲が晴れて、立山連峰の眺めがすばらしい。うれしくなってしまう眺めである。
観光客と一緒に、広い石畳の道を行く。雷鳥荘の指導標に従って下って行くと、下には濃いグリーンの池が見える。これがミクリガ池である。池に沿って遊歩道が続いていて、そこをたくさんの観光客が歩いている。池に下って行くと、日が差し始めて、池の色が鮮やかなセルリアンブルーになった。きれいである。池の畔に展望台があって、そこから眺めると緑の池の向こうに立山連峰がそびえている。絶景である。



 みくりが池温泉から雷鳥沢へ
みくりが池温泉


エンマ台(地獄谷展望台)


雷鳥荘へ続く遊歩道


雷鳥荘から地獄谷が見えた


私のテント


ミクリガ池展望台から地獄谷に下る道があるのだが、それは通行止めになっていた。火山活動が活発で、有毒ガスを噴出しているらしい。

石段を登って「みくりが池温泉」の建物の前に着いた。この前を通ってさらに石段を上るとエンマ台展望台に着く。ここからは地獄谷を一望できるのだ。
下には硫黄で白くなった平原が広がっていて、あちこちで白い噴煙があがっている。ここまで硫黄の強烈なにおいが流れてくる。これってもしかしたら有毒なのかと心配してしまう。ここから振り返ると立山連峰の眺めがすばらしい。「国指定天然記念物
立山の山崎圏谷」という石碑があった。
展望台から石畳の遊歩道を行くと、右下に湿原があって、池塘も見える。池の中が赤くなっているので、ガイドマップを見たら、これが血の池であった。道の左下にも池が見える。水がほとんど涸れかかっているのだが、リンドウ池であった。
石畳の階段を下って行く。細い尾根に続く石畳の遊歩道は尾瀬ヶ原に続く木道のようでもあって、これはこれでけっこういい眺めなのだ。

鞍部から雷鳥荘に向かって上って行くと、道ばたのハイマツが赤く枯れていた。これも火山ガスのせいなのだろうかと、有毒ガスが心配になった。
雷鳥荘はすごく新しくて、最近落成したばかりのようである。雷鳥荘の前の広場からはテント場の雷鳥平が一望できて、テントがちらほら張られている。また、ここからは地獄谷も眺めることができるのだ。
石段をどんどん下って行く。左に雷鳥沢ヒュッテを見て、さらに下ってようやく雷鳥平に着く。テントを張り終えたのは1345分。あとはのんびりするだけである。
テントは丸太のベンチのすぐ横に張ったので、これに腰掛けて雷鳥平を囲む山々を眺めてウィスキーを飲んだ。真っ青な空が広がっていて、紅葉が始まった立山の眺めはすばらしい。つい酒を飲み過ぎてほろ酔いになってしまった。
次第に日が傾き始めると立山の上に月が見えた。ため息が出るような絶景である。


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