富山県の山 
称名の滝駐車場→20分→飛竜橋→45分→第一展望台→30分→第二展望台→40分→八郎坂下山口→40分→弘法バス停

昔、奥大日岳に登ったとき、称名の滝に下山したのだが、すごい雨で、称名の滝を見ることができなかったのだ。滝が大好きな私としてはどうにも悔やまれてしかたがない。
そこで今回は、滝のすぐ下から眺めるだけではなく、八郎坂を登って、その途中にある二つの展望台から滝を眺め尽くそうということにした。
称名の滝

 八郎坂を登る
称名の滝駐車場


大日岳登山口


飛竜橋


八郎坂を登る


第一展望台


弘法バス停

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2012
925

吾妻山を下山してから、磐梯吾妻スカイラインで猪苗代湖に下り、会津若松から高速にのった。高速道路のサービスエリアで一泊して、昨日は滑川まできてゆっくりした。雨だったのだ。吾妻山では雨に降られてしまったので、次の大日連峰は確実に晴れた日に登ろうと思っている。昨夜は道の駅滑川に泊まって、朝早く称名の滝に向かって車を走らせた。称名の滝に無料駐車場があるので、ここに車を停め、称名川を渡って、対岸の急坂を登ってアルペンルートの弘法バス停まで行く。あとはバスで室堂まで行って、雷鳥平にテントを張るのだ。
称名の滝の駐車場は、滝から1.3kmも手前にある。車でさらに行こうとしたら車止めがあって、車ばかりか自転車も通行止めであった。
テント泊の装備で、駐車場から歩き始めたのは850分である。右に称名川を見ながら緩やかに上って行く。舗装された道なのだが、かなり急である。20分ほど歩いたところに大日岳登山口があった。私は室堂から大日連峰を縦走して、ここに降りてくるつもりなのだ。
さらに歩いて行くと、称名川にかかる橋が見えてきた。「飛竜橋」で、これを渡ったところに登り口があるのだ。称名川は深い谷の底を流れていて、川の両側は断崖絶壁になっている。私はこの断崖を登って、美女平と弥陀ヶ原の中間にある弘法まで行こうとしているのだ。この断崖を登る道を「八郎坂」といって、標高差540mである。ほとんどひとつの山を登るのと同じである。飛竜橋を渡ったところには八郎坂のコース案内板があって、登り口には石碑がたっていた。
覚悟を決めて登り始める。道は断崖にジグザグにつけられている。
10分ほど登ると展望が開けて、称名の滝を眺めることができた。ここは飛竜橋から260m地点である。
登山道には植物のイラストが描かれた指導標があって、それには飛竜橋からの距離と弘法までの距離が書かれているのだ。登って行くにつれて称名川が一望できるようになる。すばらしい眺めだ。
ベンチの置かれた称名滝展望台に着いたのは103分。ここが第1展望台らしい。確かに称名の滝の眺めがすばらしい。
この先、道は露岩になったりして険しくなる。第2展望台に着いたのは1035分。このころ雲が降りてきて、称名の滝の上部は雲に隠れてしまった。今日の天気予報は晴れだったのに…。
展望台からは平坦なトラバース道を行くのだが、次第に道が険しくなって、両側にロープが張られるようになった。岩場にロープが下がっているところもあった。一度ターンして岩を刻んだ階段を登ると、道は平坦になった。すぐに美女平と弘法の分岐があった。ここからは美女平〜弥陀ヶ原に続く探勝歩道を行くのだ。
すぐにベンチが置かれた広場があって、その先の石段を登ると車道に出てしまった。ここには「八郎坂下山口」の指導標がたっていた。

車道に沿って探勝歩道があるのだが、工事中で歩くことができない。少しだけ車道を歩き、工事区間が終わったところで探勝路に入った。古い木道を歩いて行く。所々、朽ちて崩れているところもあって、工事に必要性を理解した。10分ほど木道を行くと、再びベンチの置かれた休憩所があって、そのすぐ先で車道に出た。そこに弘法のバス停があった。20分ほど待ってバスに乗る。





 滝見台から称名滝を仰ぐ
左にキャンプ場(路傍園地)があった


称名橋が見えてきた



2012年9月26日

この称名の滝見物は奥大日岳から下山してからのことで、話が前後してしまうのだが、ご容赦いただきたい。

奥大日岳から下山して、後は駐車場に戻るだけなのだが、せっかくなので称名の滝を間近で眺めようと思う。
登山口から
5分ほど行くと、左にキャンプ場があって、さらに行くと取水施設のような建物があり、その奥に称名橋がかかっていた。
橋の上からは称名の滝が展望できる。すごい迫力なのだが、ここからは滝の上部が一部隠れてしまうので、橋を渡った先にある滝見台に上らなければいけない。

展望台は二段になっていて、一段目には屋根がかかった展望所があって、その奥に歌碑があった。ここからの滝の眺めがすばらしい。
歌碑の前でターンして、さらに一段上ると「称名滝」の標識があった。ここから滝を眺めていたら、すごいことに気がついた。驚いたことに滝の岩壁に登山者が張り付いているのだ。岩壁登攀をしているのである。すごい人がいるのだ。
私は滝が大好きなので、何枚も何枚も写真を撮ってしまった。
名残は尽きないのだが、キリがないので帰ることにする。舗装道を引き返して、駐車場に戻ったのは17時少し前であった。



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