東海の山
伊豆山稜線歩道
だるまやま

標高 981m
レストハウス→30分→達磨山分岐→10分→金冠山→5分→達磨山分岐→5分→戸田峠→20分→小達磨山→15分→スカイライン出合→20分→達磨山山頂→15分→スカイライン出合→15分→小達磨山→15分→戸田峠→20分→レストハウス

この山へ続く道は「伊豆山稜線歩道」といって、達磨山からさらに天城トンネルまで続くロングトレイルの一部なのだ。道はよく整備されていて、すばらしい展望の散策路である。
登山道から仰ぐ達磨山

 レストハウスから金冠山へ
レストハウスの駐車場


登山口


金冠山が見えてきた


金冠山の分岐、ここから山頂を往復する


金冠山山頂

BACK 愛鷹山

2013419

「道の駅伊豆のへそ」にはすごい施設があって、ここに泊っていいのかと思うようなところであった。そして、すごく便利なのは、すぐ近くにマクドがあることで、おかげでネットが思う存分できる。
今日は達磨山に登る。道の駅から登山口のある達磨山レストハウスまでは15kmほどで、30分で着くことができた。
身支度を終えて歩き始めたのは820分。今日はいい天気で暖かい日差しの中を歩いて行く。レストハウスから舗装道路を少し歩くのだが、すぐに登山口の指導標が見えてきた。今日、私が歩こうとしているのは「伊豆山稜線歩道」といって、私が今、スタートしたレストハウスから旧天城峠まで続く長大な縦走コースの前半部分なのだ。コースにはきっちりと指導標が整備されている。登山口の指導標には達磨山まで4kmと書かれていた。そんなに長い距離ではない。
樹林の中の石段を上って行くと、突然芝生の広場に出た。その向こうに指導標が立っていて、これに従って左折する。驚いたことに登山道は広い芝生の道であった。これは快適である。柔らかい芝生を踏んで、緩やかに登って行くのだ。ゴルフ場のコースかと思うような道が続く。15分ほど歩くと、いくつもの大きな岩が現れた。これからいよいよ岩場を行くのか…と思ったら、すぐに再び広い芝生の道になった。
暖かな日差しを浴びながら歩いて行くと、行く手にアンテナ塔が山頂にたつ三角峰が見えてきた。これが金冠山であった。緩やかな下りになると展望が開けて、広い芝生の道がうねりながら、金冠山に一直線に続いているのが見える。すばらしい眺めだ。
突然、細い舗装道に出た。ここに指導標がたっていて、真っ直ぐが金冠山で、達磨山へはここで左折して舗装道を行くのだった。
まず金冠山を往復する。広い芝生の道を緩やかに上って行くとすぐに階段の急登になった。でも5分ほどで傾斜が緩まって、道の右にはアンテナ塔が聳えていた。平坦な道を行くとすぐに山頂広場に着いた。95分であった。
山頂には大きな岩がいっぱいあって、その中に金冠山と刻まれた石碑がたっていた。山頂広場の右手が少し高くなっていて、そこに指導標と同じつくりの山名標識が立っている。ここに立つと伊豆三津の内浦湾がきれいに見える。また、石碑のところからは西側が見渡せ、眼下には戸田湾が見えて、たくさんのヨットが停泊している。すごくきれいである。でも、この山頂からは南に聳える達磨山を望むことはできなかった。



 金冠山から達磨山へ
戸田峠


林の中を行く


小達磨山への道


小達磨山山頂


達磨山を正面に見て下る


山頂への道


達磨山山頂


山頂から下って行く途中、達磨山を見ることができた。すごく遠いではないか。

分岐に戻って、舗装道を歩いて行く。道に柵が現れると、戸田峠の駐車場が見えてきた。国道に降り着くと、左に大きな駐車場があって、そこに伊豆山稜線歩道の指導標がたっている。大きなコースマップの案内板と登山届けのポストもあった。ここから登山する人が多いようだ。
指導標に従って石段を上ると、すぐに広い芝生の道になる。両側は笹藪だが道は広くて、しかも緩やかなので快適な道である。振り返ると金冠山が大きく聳えている。行く手には小達磨山が長い稜線をもっ聳えている。その長い稜線の左にアンテナ群が見える。小達磨山は平坦な稜線の右端、少し高くなったところなのだ。
いかにも伊豆らしい樹林の中を歩く。この樹木はなんというのだったろう。この樹林のトンネルがずうっと続くのかと思ったらそうではなくて、階段を上ったあと再び広い芝生の道になった。展望が開けると、行く手に小達磨山が壁のように聳えているのが見える。その山頂に向かって階段道が延びていた。このあたりから戸田湾がきれいに見えた。
すぐに急な階段の登りが始まった。段差が大きいので、すごく疲れる登りであった。すごく長い階段で、見上げるような急角度で聳えているのだが、振り返ると金冠山から続いている登山道が一望できる。

ようやく登り着いた小達磨山山頂は樹林の中で、小さなピークをひょいと越えるだけのところであった。そこに指導標と山名標識がたっている。記念写真だけ撮って、すぐに下る。
長い階段を下って行くと、行く手に達磨山が全貌を表す。三角のすごく立派な山で、山裾には車道が巻き付くように伸びている。これが西伊豆スカイラインである。

緩やかにアップダウンして下って行き、スカイラインに降り着く。ここから少しだけ車道を歩くと、達磨山の登山口がある。この登り口には2台ほど車を停めれるスペースがあった。
達磨山へはひたすら階段を上る。山肌は笹に覆われていて、そこに登山道がうねるように続いている。途中から振り返ると、小達磨山からここまで続く登山道が見える。これを歩いてきたのだと、満足。
達磨山山頂に着いたのは1040分、2時間20分の行程であった。
山頂には大きな岩があって、そこに石碑がたっている。達磨山の由来が刻まれているのだが、よく読めなかった。山頂広場の真ん中に三角点がある。達磨山の三角点は一等三角点なのだ。
空はよく晴れていて、360度の展望が広がっている。…ところが、富士山が見えない。沼津市街の後ろは雲で霞んでいて、うっすらと見える山並みが愛鷹連峰のようである。富士山はこの後ろに聳えているはずなのだ。せっかく晴れているのに、富士山が見えないなんて…、悔しい。
山頂からは、さらに南に続く伊豆山稜線歩道を眺めることができる。この道は天城峠まで続いているのだ。明日は予定を変更して、この道を歩こうと思う。
富士山は見えなかったが、360度の展望を満喫して、登ってきた道を引き返した。戸田峠に戻ったのは11時半、ここからは車道を歩いてレストハウスに戻った。途中、車道の右下に遊歩道が続いているのが見えた。あとでわかったのだが、「きよせの森」遊歩道なのだった。その入口はレストハウスの前にあったので、これを歩けばよかったと大いに悔やんだ。レストハウスに戻ったのは1150分であった。


NEXT 伊豆山稜線歩道

BACK 静岡県の山






総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介














SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送