BACK 愛鷹山
2013年4月19日
「道の駅伊豆のへそ」にはすごい施設があって、ここに泊っていいのかと思うようなところであった。そして、すごく便利なのは、すぐ近くにマクドがあることで、おかげでネットが思う存分できる。
今日は達磨山に登る。道の駅から登山口のある達磨山レストハウスまでは15kmほどで、30分で着くことができた。
身支度を終えて歩き始めたのは8時20分。今日はいい天気で暖かい日差しの中を歩いて行く。レストハウスから舗装道路を少し歩くのだが、すぐに登山口の指導標が見えてきた。今日、私が歩こうとしているのは「伊豆山稜線歩道」といって、私が今、スタートしたレストハウスから旧天城峠まで続く長大な縦走コースの前半部分なのだ。コースにはきっちりと指導標が整備されている。登山口の指導標には達磨山まで4kmと書かれていた。そんなに長い距離ではない。
樹林の中の石段を上って行くと、突然芝生の広場に出た。その向こうに指導標が立っていて、これに従って左折する。驚いたことに登山道は広い芝生の道であった。これは快適である。柔らかい芝生を踏んで、緩やかに登って行くのだ。ゴルフ場のコースかと思うような道が続く。15分ほど歩くと、いくつもの大きな岩が現れた。これからいよいよ岩場を行くのか…と思ったら、すぐに再び広い芝生の道になった。
暖かな日差しを浴びながら歩いて行くと、行く手にアンテナ塔が山頂にたつ三角峰が見えてきた。これが金冠山であった。緩やかな下りになると展望が開けて、広い芝生の道がうねりながら、金冠山に一直線に続いているのが見える。すばらしい眺めだ。
突然、細い舗装道に出た。ここに指導標がたっていて、真っ直ぐが金冠山で、達磨山へはここで左折して舗装道を行くのだった。
まず金冠山を往復する。広い芝生の道を緩やかに上って行くとすぐに階段の急登になった。でも5分ほどで傾斜が緩まって、道の右にはアンテナ塔が聳えていた。平坦な道を行くとすぐに山頂広場に着いた。9時5分であった。
山頂には大きな岩がいっぱいあって、その中に金冠山と刻まれた石碑がたっていた。山頂広場の右手が少し高くなっていて、そこに指導標と同じつくりの山名標識が立っている。ここに立つと伊豆三津の内浦湾がきれいに見える。また、石碑のところからは西側が見渡せ、眼下には戸田湾が見えて、たくさんのヨットが停泊している。すごくきれいである。でも、この山頂からは南に聳える達磨山を望むことはできなかった。
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