2007年晩秋四国登山
つなつけもり

標高 1643m
登山口→1:00→1421m三角点→30分→林道分岐→1:00→綱附森山頂→50分→林道分岐→1421m三角点→50分→登山口

この山の山頂からは天狗塚・三嶺などの展望がすばらしいのだが、雲が湧き上がってきていて遠くの景色を見ることはできなかった。それでも、笹の草原が広がる長大な稜線を行くのは爽快であった。
登山道から綱附森

BACK 土佐矢筈山

2007年11月1日

車に戻ってから
1時間ほど休憩した。天気が少しでも回復するのを待ったのだ。
駐車所の奥にはまだ林道が続いていて、この未舗装の道を300mほど走るとゲートで行き止まりになる。この右には広い駐車場があって、左に綱附森の登山口があるのだ。登山口には綱附森約5kmという標識がたっていた。
歩き始めたのは950分である。空は少し明るくなったような気がするのだが、雲がかかったままである。
紅葉の樹林の中を登って行く。登山道はけっこう広くて、両脇は背の高い笹薮になっている。急な道を登って行くと、樹林が途切れたところから今朝登った土佐矢筈山が見えた。山頂にかかっていた雲が晴れようとしていた。やっぱり天気は回復してきているのだ。うれしくなってくる。
この展望のピークを過ぎると、やや下りの道が続いた。稜線歩きになったのだ。綱附森山頂まではアップダウンを繰り返す長い稜線を行くのだ。紅葉がすばらしくきれいで、写真を何枚も撮りながら歩いて行く。左に紅葉に覆われた山があって、その山腹には白い岩塔がたっているの見えた。けっこう絵になっている。
登山道は稜線に沿って左に回りこんで行く。突然樹林から抜け出すと笹原が広がっていて、その中を緩やかに登るとピークに着いた。ここがガイドブックの
1421mピークだと思うのだが、三角点はみつからなかった。ここで右折して、再び樹林の中に下って行く。
紅葉の林の中をアップダウンして再び笹原に出ると、行く手には大きく聳える山が見えてきた。山頂にかかった雲が晴れようとしていて、これが綱附森なのだ。笹原におおわれた堂々とした山である。この調子なら帰りはきれいな眺めが期待できそうだ。
笹原の中の広い稜線を下って行く。行く手には綱附森、これですっきりと晴れていたら素晴らしい眺めなのだが…。
笹原の鞍部では右に下って行く道があった。これが林道に続く道らしい。

このあたりは展望が開けていて、綱附森の山頂に向かう道が一望できる。尾根の途中には樹林のピークがあって、その右奥に綱附森が聳えている。ともかく樹林に入ったり笹原を歩いたりのアップダウンを繰り返すのだ。
笹原の中の道を登って行くと霧が濃くなってきた。傾斜がきつくなったので山頂は近いのだろうと思う。左に変わった形の巨岩があって、このあたりからはひたすら急な登りが続く。山頂は近いと思うのだが、緩急の登りが続いて、なんども山頂と思うピークを越すが、霧の奥に再びピークが現れる。晴れていたらこんな思いはしないのだろうが。

ようやく平坦な笹原の中に標識がたっているのが見えて、これが山頂であった。1150分になっていた。
風が強くてものすごく寒い。三角点の横に寒暖計があって、それをみたら12度であった。でも、風のせいでもっと寒く感じてしまうのだ。ゆっくり休憩しているのもつらいので、記念写真を撮ってさっさと下ることにした。
午後からは晴れるはずだったのに雨が降り出した。霧雨のような細かな雨で傘をさすほどでもないのだが、いつのまにかシャツが濡れてきている。ズボンは笹藪をこいで行くので、びっしょりと濡れてしまった。
登ってきたとききれいだった紅葉も、濃い霧で霞んでしまっていて写真を撮ることもできない。ひたすら霧の中を走って、登山口に戻ったのは1325分であった。


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登山口


土佐矢筈山が見えた


紅葉の登山道を行く


1421mピーク


アップダウンを繰り返す


岩が点在するようになる


綱附森山頂





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