長野県の山 
さんのさわだけ

標高 2846m
千畳敷駅→35分→極楽平→10分→三ノ沢岳分岐→25分→鞍部→50分→遭難碑→20分→三ノ沢岳山頂→→1:00→鞍部→25分→三ノ沢岳分岐→10分→極楽平→25分→千畳敷駅

美しい紅葉の千畳敷から稜線に登ると、南アルプスの大展望が広がる。三ノ沢岳は中央アルプスの主稜線から外れているのだが、その岩尾根を行くのはすごく楽しかった。山頂からは木曽駒や宝剣岳、御嶽山など360度の展望が広がる。私のお薦めの山である。
縦走路から三ノ沢岳

 千畳敷駅へ
小さな公園で雨具を干した


ロープウェイ行きのバスターミナル


いつのまにか大行列になった


ロープウェイ駅に着いた


上がるにつれて紅葉になった


ロープウェイ

BACK 戸倉山

2008102

次は三ノ沢岳に登ろうと思っている。昨年の夏に中央アルプスの全山縦走をしたのだが、その時、主稜線から右にそびえる立派な山が見えていた。それが三ノ沢岳で、登りたいと思ったのだが、つい先を急いでしまった。おかげで、もう一度中央アルプスの稜線まで登らなければいけない。でも、前回ちゃんと麓から登ったので、今回はロープウェイで千畳敷カールまで行かせてもらう。
戸倉山から車を走らせて、駒ヶ根に入る手前に小さな公園があったので、ここで椅子・テーブルを出してラーメンをつくって食べた。快晴である。せっかくなので、雨具や靴、シュラフなどを干した。なんかホームレスみたいである。
濡れたものを乾かしている間に本を読んでいた。
カーナビでマクドを探し出して、そこで登山記録の入力をした。このときネットで駒ヶ岳ロープウェイの駅までは車で行けないことがわかった。マイカー規制をしているのだ。上高地と一緒である。でも、千畳敷カールは上高地ほどすごい観光地だとは思わないのだが…。
バスに乗り換えるところに有料駐車場があって、400円であった。この駐車場は料金前払いで、入ったらあとは何日停まっていてもいいのだ。ここに泊まった。

103

バス停の時刻表で612分が始発だと思っていたら、今の時期はなくて始発は712分であった。
でも、6時を過ぎる頃に車がどんどんやってきて、バス停に長い行列ができてしまった。千畳敷カールってこんなに人気があるとは知らなかった。今日は金曜日だけど、祭日だったっけと考えてしまった。
バスに乗るための行列もあるのだが、チケット売り場の前にも長い行列ができた。私はまず、チケット売り場に並ばなければいけない。チケットを買ってバス乗り場の行列に並んだら、すごく後ろの方になってしまった。早く並んでおくべきだった。
バスは臨時便が出るという。7時から10分間隔くらいでバスがやってきて、私がバスに乗れたのは7時半過ぎ、後ろに並んでいる人はほとんどいなかった。
しらび平のロープウェイ駅に着いたら、そこでも長い行列であった。今日はすごく寒くて、待っている間に手足が凍えてしまった。
ロープウェイは20分間隔の運転なのだが、休みなしに運転していた。それでも、9分間隔になるのだ。
ロープウェイのゴンドラは60人乗りで、だいたいバス1台分なのだ。
ロープウェイが動き始めて、窓から上の方を眺めていると、千畳敷が近づくにつれてすばらしい紅葉になった。絶景である。平日だというのに人が多いはずだと納得した。
山上駅に着いてからはまず展望台に行った。南アルプスの眺めがすばらしい。甲斐駒ケ岳から聖岳までの山並みが一望できるのだ。そして鮮やかな紅葉。これなら、バス・ロープウェイの往復3800円の価値は十分にあるというものだ。




真っ青な空に宝剣岳がそびえる


駒ヶ岳神社


登山道


紅葉の山腹
 千畳敷から極楽平へ


千畳敷カールは紅葉に染まっていて、なによりも真っ正面に聳える宝剣岳がすごい。昔、私は冬山で千畳敷カールを訪れたのだが、紅葉の時期も本当にすばらしいのだということがわかった。

歩き始めたのは840分である。まず駒ヶ岳神社があったので、これに手を合わせた。
この神社の前で道は左右に分かれる。右は乗越浄土へ向かう道で、私は左の道をとって極楽平に向かう。大きな岩がゴロゴロする急な道なのだが、遊歩道のようにちゃんと整備されていた。登山道は美しい紅葉の中をジグザグに登って行く。振り返ると宝剣岳の眺めがすばらしい。
私の前を何人もの登山者が歩いているのだが、その多くは大きなカメラをかついでいて、所々で三脚をたてて写真を撮っていた。私もデジカメで写真を撮り続けることになった。
登ってゆくにつれて、宝剣岳は隠れて見えなくなった。ロープウェイ駅がだんだんと下に小さくなって行く。真っ青な空を背景に指導標がたつ極楽平についたのは96分であった。
ここからも南アルプスの眺めがすばらしい。そして今まで見えなかった三ノ沢岳が稜線の向こうに聳えていた。昨年の中央アルプス縦走のときに見た通り、本当に堂々とした山である。
極楽平から宝剣岳に向かって尾根を緩やかに登って行く。カールから登ってくるときに見上げていた岩峰の左をトラバースして、三ノ沢岳分岐につく。
ここからは宝剣岳が大きく聳えているのが見える。その岩峰の左に見えるのは木曽駒ヶ岳の山頂であった。さらにその左の奥には御嶽山が雲の上にぽっかりと浮かんでいる。
登ってきた尾根を振り返ると、去年私が縦走した稜線が長く続いている。稜線の先に聳えているのは空木岳でその右は南駒ヶ岳が聳えている。絶景である。



 極楽平から三ノ沢岳山頂へ
極楽平に着く


尾根を下って行く


鞍部に着く、ここから登りになる


険しい岩稜になった


遭難記念碑があった


分岐からは長い下りである。三ノ沢岳は私が今いる稜線と同じくらいの標高なのだが、鞍部まで
200m以上も下って、それから登り返すのだ。しかも、その途中には鋭い岩峰が3つほどあって、これを乗り越えて行かなければいけないのだ。
下って行くと尾根の途中に岩峰がある。これを登るのかと思ったら左に捲いてしまうのだった。よかった。
でも、その先はすごく急な下りになった。ハイマツの中に岩がゴロゴロする道が続く。
鞍部には錆びて字が全く見えない鉄の指導標があった。ここから下ってきた尾根を振り返ると、左側はすさまじい絶壁であった。
次のピークに向かって登って行く。ハイマツを掻き分けながら10分ほど登ると巨岩のたつピークについた。でも先は再び急な下降である。
尾根の西側はすごい絶壁で、そこには鋭い岩塔がいくつもつきたっているのが見える。その絶壁の縁を通るときは足が震えた。
でも、この尾根からはどっちを向いてもすばらしい眺めで、つい立ち止まって写真を撮ってしまう。下ってきた稜線を振り返ると島田娘がすごい迫力で聳えている。その稜線を右にたどると  の岩峰が見えて、さらにその左には山小屋がある檜尾岳が見える。縦走したのは夏だったのだが、紅葉の時期の眺めも本当にすばらしいと思うのだ。
大岩のあるピークを過ぎると、再び行く手には岩峰が聳えている。ハイマツの中の道から紅葉の灌木の中に入って急登する。ピークの直前はすごい岩場があった。ほとんど垂直な巨岩をハイマツにつかまって乗り越える。その先は灌木から抜け出して広い斜面が広がっていた。カールのようなところで、紅葉がきれいであった。
ハイマツに覆われた広い斜面の中に砂礫の道がくねって続いている。振り返ると木曽駒・中ノ岳・宝剣岳の展望がすばらしい。
斜面の途中にケルンがたっていた。遭難記念碑で、プレートには「神よ護り給え、白き高みに憧れる若者を」と書かれていた。19702月の遭難のもので3人の若者の名前が刻まれていた。
山頂に向かって急登が続く。行く手には大きな岩がそびえるピークが見えていたのだが、登山道はその左側に捲いてしまう。この岩峰を右にみて、ほとんど平坦な捲き道を行くと、前方に岩が累々と重なるピークが見えてきた。これが三ノ沢岳の山頂であった。岩礫の道を登って、ピークにつくとそこには三角点がたっていた。でも、ここは山頂ではなくてこの右に大きな岩が重なる山頂があるのだ。
大岩を乗り越えて最高点にたつ。




三ノ沢岳山頂


三ノ沢岳山頂


山頂の三等三角点

 三ノ沢山頂


ここからの眺めはすばらしい。木曽駒の左には北アルプスの槍穂高が見えた。そして乗鞍岳と御嶽山が浮かんでいる。

中央アルプスの稜線の向こうには南アルプスが連なっている。
この山頂で、長い間このすばらしい景色を眺めていた。
山頂には45分もいたのだが、しだいに雲がわいてきたので、下山することにした。
今度は正面に宝剣岳・木曽駒をみて下って行く。眺めがすばらしいので、ちっとも疲れない。どんどん快調に歩いて、ロープウェイ駅に戻ったのは13時半であった。山頂からは2時間だけで帰ってこれた。
ロープウェイの乗り場にはやっぱり行列ができていたが、整理券の発行はなかった。行列に並んで、駐車場に戻ったのは14時半頃であった。


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