長野県の山 
とくらやま

標高 1680m
戸倉山キャンプ場→1:10→五合目→15分→六合目→30分→八合目→30分→西峰→15分→戸倉(東峰)山山頂→15分→西峰→20分→六合目→10分→五合目→50分→戸倉山キャンプ場

この山は駒ヶ根市と伊那市の境にあって、南アルプスの前衛の山である。山頂には一等三角点があって、何よりも中央アルプスの展望がすばらしい。さらに間近に南アルプスの甲斐駒や仙丈ヶ岳を眺めることもできるのだ。
戸倉山東峰山頂

 登山口から山頂へ
戸倉山キャンプ場


登山道は階段になっていた


ミツバツツジ保護区




六合目の上の展望ベンチ


猿の松


金明水

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2008102

戸倉山キャンプ場で朝を迎えた。しばらく天気が悪かったが、今日は晴れなのだ。
出発は710分である。
キャンプ場の中を歩いて行くと電流が流れる針金が張ってあって、何の侵入を防ごうとしているのか不思議に思った。
沢の流れに沿って少し行くと砂防ダムがあって、そこから左に曲がると登山道になる。

鬱蒼とした檜の林をジグザグに登って行く。かなり急な階段の登りが続いたが、尾根に出ると明るい自然林の中を行くようになった。
登山口から20分ほど登ったところにベンチが置かれた休憩所があったが、樹林の中で展望はないのでそのまま歩き続ける。
自然林がいつのまにか植林のような林になった。でも見上げるとそれはカラマツであった。私はカラマツ林がけっこう好きなのだ。
道が左にターンするところに「ミツバツツジ保護区」という標識がたっていた。もちろん今は秋なのでミツバツツジの花を見ることはできない。

この少し先で樹林がとぎれて中央アルプスが展望できた。すばらしい眺めである。早く山頂に着いてこの景色を思う存分眺めたいと思う。足が速くなった。
少し登ると「馬止めの松」があった。村人が共有地に草刈りにくるとき、ここに馬を止めたのだそうだ。でも、ここまではけっこうすごい登りで、馬がやって来れるとはとても信じられない。
ブナ林が広がる山の斜面を斜めに登って行く。振幅の長いジグザグの道で、傾斜は緩やかである。
三度ほどターンをすると切り株にキャンプ場の標識があって、ここで左に曲がると、あとは尾根の道になった。
尾根を緩やかに登って行くと
5合目の標識があった。やっと半分登ったところで少し休みたいと思ったが、休憩のベンチもない。
5合目からは檜のようにまっすぐに高く伸びたカラマツ林を行くと、10分ほどで6合目に着いた。そこから少し登るとベンチの置かれた展望所であった。
視界は狭いのだが、中央アルプスがよく見える。宝剣岳が特徴的なので、これを起点にして空木岳・越百山が特定できる。最近は天気が悪くて展望ができなかったのだが、今日はすばらしい眺めが広がっている。

山頂に急ぐ。今日は快調なペースで、ガイドブックではキャンプ場から6合目まで1時間25分かかることになっているのだが、まだ1時間たっていない。ともかく天気がいいと足取りも軽いのだ。
展望所から少し行くと滝への分岐があった。私は滝が大好きなので寄っていきたいのだが、往復55分もかかるというのであきらめた。
この少し先にはすごく立派な赤松があった。「猿の松」という標柱が立っていて、報恩の伝説があるというのだが、詳しいことは書いていなかった。
そこから少し行くと今度は「天狗伝説の岩」という標柱があった。登山道の右に大きな岩があって、天狗がこの岩になってしまったらしい。
赤松林の尾根を行くと7合目に着いた。そのすぐ先で林から抜け出すと東屋があって、そこには金明水という水場があった。飲んでみたらうまかった。
東屋の先はすごく急な登りになった。急坂の途中に8合目の標識があって、さらに急登は続く。9合目を過ぎて5分ほど登ると、唐突に山頂に飛び出した。戸倉山西峰山頂である。




戸倉山山頂


東峰への道


東峰への道


東峰山頂


東峰山頂の一等三角点


宝剣岳
 山頂と東峰


西峰山頂の左は展望台になっている。すばらしい眺めで、中央アルプスを端から端まで一望できるのだ。木曽駒ヶ岳・宝剣岳、そして空木岳・越百山から安平路山まで、たなびく白い雲の上に山々が連なっている。何も言うことはない。東南方向には南アルプスも見えるらしいのだが、雲がかかっていて何も見えなかった。

山頂には不動明王の石仏と錆びた宝剣、石碑がいくつか置かれていた。
中央アルプスの展望に満足して、東峰に向かった。ここからは5分ほどである。
山頂から下って行くとすぐに山小屋があった。戸倉山避難小屋で、新しい小屋である。中はすごくきれいで、畳んだゴザも置かれていた。
樹林の中の細い尾根を歩いて東峰に着く。山頂には如来像が置かれていて、十蔵薬師如来と説明されていた。戸倉(とくら)山というのは十蔵(とくら)山のことなのだ。
仏像の横には三角点があって、よく見たら一等三角点であった。

山頂の東側は開けていて、ここからは南アルプスの仙丈ヶ岳が見えるらしいのだが、雲で何も見えなかった。
西峰に戻って、中央アルプスを眺めながら休憩することにした。
ともかくすばらしい眺めで飽きることがない。去年の中央アルプス全山縦走の苦しかったことが懐かしく思い出される。中央アルプスから右に目を移して行くと乗鞍岳、槍・穂高が見えた。かなり遠いので霞んでしまって写真には撮れなかった。
あとは下るだけなので、すごくのんびりしていたら、南アルプスの雲が晴れてきた。もしかしたら、展望できるのではないかと、東峰に引き返した。
正解だった。山頂からは真っ正面に甲斐駒ケ岳と鋸岳が見える。その右に仙丈ヶ岳が聳えているはずなのだが、雲に隠れて見えない。でも、眺めているうちにしだいに雲が晴れて行き、すばらしい眺めになった。中央アルプスだけで十分満足だったのだが、南アルプスも見れるなんて、すごいラッキー。仙丈ヶ岳の右奥に三角の山が見えた。調べたらこれは北岳であった。
十分展望を堪能したので下山開始。山頂には1時間もいてしまった。
下山は順調で、登山口のキャンプ場に戻ったのは1325分、50分で下山してしまった。

明日は中央アルプスの三ノ沢岳に登るので、駒ヶ根市に向かって車を走らせた。市街でマクドを見つけて、ここで登山記録の入力をした。マクドからも宝剣岳を眺めることができて、こんな天気のいい日に、なんかもったいないような気がした。


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