みかぐらだけ

標高 1387m
室谷登山口→2:00→水場→50分→大森→45分→シャクナゲ通り→15分→雨乞峰→10分→御神楽岳山頂→50分→大森→1:55→登山口

御神楽岳には一度登ったことがあるのだが、今回は別のルートを登ることにした。この山のすばらしさはなんといっても山頂から眺めるスラブの絶景である。
雨乞峰からの御神楽岳

1998年御神楽岳登山
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2006年925

今日登ろうとしている御神楽岳には以前登ったことがある。そのときは会津側から登って、本名神楽岳を経由で山頂に至った。
このとき山頂から眺めたスラブはすばらしかくて、機会があったらもう一度みたいと思っていたのだが、今回の甲信越登山では御神楽岳の近くを通る。再登することにした。
越後側からの登山口は室谷コースと蝉ヶ平コースの二つあって、このうち比較的安全に登れるのが室谷コースなのだ。私はこのコースを登る。でも、蝉ヶ平コースも極めて魅力的なコースで、登山道はあのスラブの上の痩せた尾根と通過してゆくのだ。でも、ガイドブックを見ると「かなり健脚向きで、一般登山者には敬遠されがち」と書かれている。おとなしく室谷コースを行くことにした。

登山ポストが立つ駐車スペースのある場所から少し行くと、登山口の案内があった。そこには3つの看板が立っていて、一つは平成16年に行方不明なった男性がいるというもの、もう一つは滑落事故が多発しているので十分注意するようにというもの、最後は今年は雪が多かったので残雪での滑落に注意するようにというものだった。
登山で行方不明というのは身につまされるもので、私はいつも単独行なので、いつの日か自分も行方不明になってしまうのではないかと思う。そのためには、絶対に無理をしない安全登山を心がけなければいけないのだが…。
左に谷の流れの音を聞きながらススキの登山道を行く。谷に流れ込むいくつかの小沢を渡るが、最初の沢は対岸にロープで上らなければいけないような深い沢であった。
登山口から30分ほど歩いたところに指導標があって、御神楽岳まで3時間30分と書かれていた。登り4時間もかかるのかと驚いてしまった。7時に登り始めたので1時頃には降りてくるつもりでいたのだ。
指導標はほとんど30分きざみで設けられていて、これを目安に登って行くことができる。1時間ほど登ったところに「この先水場あり」とあった。水場までは2時間かかるのはずなのでずいぶん速いと思ったのだが、よく見るとその下に「これより1時間」と書いていた。そんな1時間も先の案内をしないでくれと思ってしまった。
ここで沢から離れて急な登りが始まる。樹林の中を急登してゆくと、こんどは「熊に注意」の案内。最近、熊に襲われたというニュースを聞くので少し怖くなった。ステッキにつけた鈴を意識的に鳴らしながら登って行く。
今度は「大森の見晴らしまで1時間」の案内を見た。私のガイドブックでは水場があって、その先50分のところが大森なのだ。この山の指導標は親切すぎるのかどうか、ともかくものすごい先の案内をしてくれているのだ。
沢からは完全に離れてしまったと思っていたのだが、再び沢の流れの音が聞こえてきた。道端に「最後の水場」の指導標。周りを見回したが水場はない。おかしいと思って、さらに10mほど行くと、そこに沢の流れがあった。ここが水場のようである。休憩場という指導標もあったが、地面はぬかるんでいるので休む気にはならない。そのまま通過した。
再び急な登りが続く。水場から40分の登りで大森に着いた。ここからは下界の集落などを展望できるのだが、山々の展望はできない。
緩やかな登りになると、樹林越しに山頂部の稜線が見えてきた。
樹林から抜け出すと「シャクナゲ通り」で、あとは急な登りはない。
その名前の通りだとシャクナゲの花の中を歩いて行くのだろうが、今は秋である。シャクナゲの花を見ることはもいちろんできない。それに注意しながら歩いたのだが、シャクナゲの木はそれほど多くはなかったような…。
ほとんど平坦な道を行くと前方に三角の山が見えた。これが雨乞峠でその右には御神楽岳山頂もみえた。
登山道は潅木の間を抜けて雨乞峠に着く。ここから御神楽岳へはいったん下って、それから登り返すのだ。でも、この雨乞峠からは、あのスラブの眺めが一番すばらしいのだ。
すごい岩の斜面である。スラブの上には登山道が見え、これが蝉ヶ平コースである。この道を二人の登山者が登ってくるのが見えた。私もこのコースを登るべきだった…と悔やんでしまった。
ともかくすばらしい眺めである、この眺めのためにだけ、御神楽岳に登ったようなものなのだから。
峠から下って痩せた稜線を行く。御神楽岳の北面は絶壁なのだ。これを見ながら急登し、傾斜がなくなると小さな石の祠があった。山頂はすぐである。
山頂には山名の書かれた石柱が立ち、その横に三角点があった。方向指示盤もあって、それを見ながら周りの山々を確認した。今日は快晴で遠くの山々まで見渡せるのだ。
山頂の周りには背の低い潅木があって、スラブの全体を一望することはできない。眺めはやっぱり雨乞峠からが一番である。
帰りは登ってきた道を引き返して、登山口に戻ったのは1310分であった。

さて、明日は守門岳に登ろうと思う。天気予報では、明日の午後から天気が崩れるのだ。でも、守門岳は往復4時間30分で登れるので、早めに出発したら天気が崩れる前に帰って来れるはずだ。
守門岳に向かって車を走らせて行くと、静御前の墓という道路案内を見た。せっかくなので立ち寄ることにした。
源義経の恋人がこんなところで亡くなっていたとは知らなかった。
私が訪れたのは日が暮れようという刻で、赤い夕日が射す木陰に古い苔むした石塔がひっそりとたっていた。


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室谷登山口


ロープが下がる沢を登る


山頂まで3時間30分の指導標点


水場の案内、但し、1時間先


大森まで1時間地点


最後の水場


大森の展望台


シャクナゲ通りを行く


雨乞峰が近づく


雨乞峰


御神楽岳山頂





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