2008年晩秋関西登山
こごやま

標高 952m
長瀬峠→30分→後古光山→15分→フカタワ→25分→古光山山頂→20分→フカタワ→20分→後古光山→30分→長瀬峠

私はこの山を見くびっていた。後古光山までは遊歩道のように完備された道だったのだが、その先はすさまじい岩場の急下降、そして鞍部からは垂直に近いような急登になっていた。ロープが下がっているのだが、足が震えた。
後古光山から見る古光山

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2008年11月21日

昨日泊まった公園に戻って、ラーメンをつくって食べたのだが、食べながら今日はこれからどうしようかと考えた。
次は古光山に登る予定なのだが、ガイドブックでは大峠から古光山・後古光山と縦走して長瀬峠に下り、あとは曽爾高原まで車道を歩くコースを紹介していて、所要時間は4時間20分である。天気予報では15時頃から雨か雪になるというので、登山中に雨になってしまうかもしれない。でも、よく読むとガイドブックのコースは車道歩きが多いことに気がついた。長瀬峠から後古光山に登って、そこから古光山へ縦走して登った道を引き返すのなら3時間ほどですみそうだ。まだ11時なので、これなら天気が崩れる前に戻って来れそうである。今日中に古光山に登ることにした。
天気の心配をしているのだが、
空はきれいに晴れている。本当に天気は崩れるんだろうか。
曽爾高原に向かって走って行くと、鎧岳の岩峰がすばらしい姿で聳えていた。この山には東海自然歩道を歩いたときに登ったのだ。
曽爾高原に上がって行って、少年自然の家に向かう道を左に見てさらに走ると、登山道の標識がたっていた。その向かい側の路肩が広いので駐車できる。1125分になっていた。
登山口からは鬱蒼とした檜林に入って、少し行くと急な長い階段が見えた。階段の道は苦手なので横につけられた踏み跡を歩いていったが、どうにも傾斜がきつくて階段を上るしかなくなった。でも、この階段は段差が小さくてすごく登りやすかった。
階段が終わると尾根の上で、5分ほど行くと樹林から抜け出して展望が広がった。行く手には後古光山が聳えている。振り返ると倶留尊山とその右にお亀山が聳えていた。
広い尾根のほとんど平坦な道を行く。
この道は遊歩道として整備されているようで、あちこちに指導標がたっている。この調子なら古光山まではラクな登山かもしれない。(とんでもない間違いだった)
階段の道を緩やかに上ると広場とあって、古光山へは右の細い道を登るのだった。
行く手に高く聳える後古光山を目指して登って行く。傾斜がきつくなると階段の道になって、鎖をはった手すりが現れる。この手すりにすがって体を持ち上げるようにして登って行った。

ようやく樹林のピークに着いたが、そこに山名の標識はなかくて、この先にもう一つピークが見える。これが後古光山山頂のようである。
左側が檜林の尾根を緩やかに下って登り返すと、後古光山山頂であった。1155分であった。南西の方向に古光山が大きな山塊となって聳えている。でもその間にはすさまじい落差の鞍部がある。これはかなり下らなければいけないようである。
山頂からロープの下がる道を下って行く。かなり急な下りである。雑木林の中を下って、道に大きな岩が点在するようになったら、突然、断崖が待っていた。見下ろすとすさまじい下りで、そこにはたくさんのロープが張り巡らされていて、これにすがって下れということらしい。
ここまで遊歩道のような道を来たのに、打って変わってすさまじい道である。ここからは必死で下って行くしかない。
こういうときは焦ったらダメなので、一歩一歩確実に足場を探して慎重に下って行く。三点確保、三点確保と自分に言い聞かせながら下った。この下りに
10分ほどかかった。怖かった。
ともかくようやく鞍部に着地して、あとは緩やかな道を下ると指導標がたくさんたつフカタワに着いた。指導標を見て驚いたが、後古光山からここまでは
300mしかないのだ。ずいぶん長い距離を来たような気がしたのだが…。そしてここから古光山までは500mである。
後古光山山頂から見た登山道は樹林に覆われていたので、今度は普通の登山道だろうと思ったのだが、これも甘かった。フカタワから
100mほど行くと指導標がたっていて、「これより先 急斜面 注意」と書かれていた。さっきと同じようなすさまじい急斜面が待っていた。さっきは岩場が混じっていたのだが、こちらはそれほどの岩場はない。でも、すさまじい登りである。ロープにすがってひたすら登って、やっと絶壁のような登りから解放された。ずいぶん長い距離を登ってきたような気がしたが、鞍部からまだ15分しか経っていなかった。
まだ急な登りは続く。さっきまでのような両手フル稼働で、何かにつかまって登らなければいけないというのではないのだが、それでもロープの下がる急な登りなのだ。息を整えながら登って行くと山頂まで200mという指導標がたっていた。フカタワから
300m歩いただけなのだ。
山頂までの200mもロープの下がる急な道である。ようやく山頂に着いたのは1240分であった。登山口からは1時間15分で登って来れたのだが、本当にずいぶん長い距離を歩いた感じであった。
三等三角点のある山頂だが、樹林に囲まれていて展望はぱっとしない。それでも樹林のあいだから倶留尊山を望むことができた。
さて、引き返さなければいけない。怖いので慎重に下って行く。30分ほどかかってフカタワに着いた。後古光山への登りも大変なのだが、まだ登りの方がラクである。
…でも、この頃から天気が崩れてきた。ゴウゴウと風が鳴って、雨も時々混じるようになった。岩場の登りを終えて、後古光山山頂に向かって上って行きながら振り返ると、古光山は雲に隠れていた。

天気予報は当たっていたのだが、まだ13時半である。天気が崩れるのが早いのではないかと文句をいいたいのだが、ともかく早く下ることにする。
後古光山からは整備された道なのでラクなのだが、平坦な尾根を歩いていると雨になった。雨具を着るのは面倒なので傘をさして歩いていった。登りでは気がつかなかったが、この尾根を左に下ると小屋があるのだった。
檜林に入って、尾根から右折して長い階段を下る。
車の前に戻ったときは本格的な雨になっていた。でも、雪にならなくてよかった。

明日の高見山に向かって車を走らせて行くと「投石の滝」があった。私は滝が大好きなので、即、立ち寄った。真っ直ぐに流れ落ちるすばらしい滝であっ。


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長瀬峠の登山口


階段道が続く


行く手に後古光山が聳えている


手すりが鎖の階段を急登する


後古光山山頂


すさまじい下りになった


フカタワ


古光山への急登


古光山山頂


後古光山から振り返ると古光山は雲の中だった


投石の滝


 投石の滝




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