2008年晩秋関西登山
いこまやま

標高 642m
駐車スペース→15分→暗峠→25分→展望台公園→10分→生駒山山頂→35分→宝山寺→10分→奥の院→30分→近鉄生駒駅

生駒山の山頂にはテレビ塔が立ち並んでいて、山頂三角点は遊園地のミニレールの真ん中にあるのだ。でも、この山は役行者所縁の歴史山でもあるのだ。帰りには「生駒の聖天さん」と呼ばれる宝山寺に参拝した。
南生駒から見る生駒山

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20081119

早朝の3時半に「道の駅淡路」を出発した。今回は船ではなくて高速を使って本州に渡るのだ。まだ真っ暗なのだが、明石大橋は明るく照らされていて快適に走っていった。
垂水ジャンクションで一般道に降りて、あとはひたすら生駒山を目指す。
…にしても、都会ってどうしてこんなに車が多いのだと思ってしまう。まだ暗いというのにたくさんの車で困ってしまう。
生駒山まで10kmほどのところで、マクドに入って1時間ほど休憩した。夜道を走るのがイヤで明るくなるのを待ったのだ。
カーナビに従って走って行くとすごい道になった。すさまじい急勾配を上って行くのだ。しかも道はどんどん細くなって、車1台がやっと通れるかどうかという道である。これが登山口の暗峠まで続くのだ。対向車がまたすごい。通勤でこの道を使っているのか、どんどん車がやってくる。それもすごいスピードで下ってくるのだ。私は怖くてしょうがなかった。
道が石畳になると暗峠であった。でもその先にはドライブウェイがあって行き止まりのように見える。ゲッと思ったら、有料道路の下から車があがってきた。急な道を少し下ると有料道路をくぐるトンネルがあるのだ。
ともかく峠に車を停めるスペースはないので、峠を越えて駐車スペースのあるところまで下って行くしかない。
細道の下りが続く。こんな道は山の中にもないぞと思ってしまうのだ。
対向車に気をつかいながら下って行くと、路肩が広いところがあった。ここなら十分と思って駐車することにした。
身支度をして歩き始めたら、そこには石碑や石仏、石灯籠があった。この参拝のための駐車スペースらしいので、今日の安全登山を祈って手を合わせた。
たった今、車で下って来た道を登って行く。曲がりくねる急な車道を上って行くと、集落には地蔵堂があったり、道端に石仏がたっていたりして、さすがに奈良の歴史を感じてしまうのだ。
ガードレールをくぐって石畳の峠に立つ。よく見るとここに立つ民家はすごく重厚な古い建物である。この民家の前に暗峠と刻まれた石碑があって、ここから登山道が始まるのだ。
民家の間の細い道を行くとすぐに分岐があって、標識に従って左に行くと地蔵堂があった。中には石の地蔵様がおさまっていて、御堂の前にも三体のお地蔵様が並んでいた。
すぐに竹藪に入って鬱蒼とした竹林を歩いて行く。幸いなことにほとんど平坦といっていい揺るやかな道である。
峠から10分ほど歩くとドライブウェイの横に出て、少し車道に沿って歩くと広場があった。別になんの標識もなくて、単なる駐車帯のようである。(ここが展望台公園かと思ったのだが、違っていた。)
この広場を過ぎると、粘土質の道に階段を刻みつけたすごく急な登りになった。
再び車道の横に出たが、すぐに樹林の中に入って笹藪の道を登ると公園に着いた。金剛生駒国定公園という碑があって、その向こうには大阪平野が広がっている。ビルが建ち並んでいるのが見える。ここが展望台公園なのだ。
ここから車道をはさんだ向こうに登山道の入口がある。
階段を上って樹林の中に入ると道の両側は背の高い笹藪で、これを7分ほど歩くと樹林から抜け出した。そこには廃屋のような建物があって、煙突のような太い柱がたっている。不思議な建物である。
その先には電波塔が立ち並んでいる。そのアンテナ群の中を過ぎると、突驚いたことに遊園地が広がっていた。遊技施設は何も動いていないので休園しているのかと思ったが、時計はまだ8時半であった。開園前なのだ。
こんな山の上で、遊びに来る家族っているのかと心配してしまうのだが、けっこう規模が大きい。感心しながら歩いていったが、さて生駒山の山頂ってどこなんだと思ってしまう。
ガイドブックによると、遊園地の中に山頂三角点があるらしい。これを探すことにした。遊園地の中をグルグル歩き回ったが見つからない。もう一度引き返して、高いところを探しながら歩いていったら、ミニレールの柵に「一等三角点を見学したい人は…」という標識を見つけた。

よく見たら、レールがぐるりと回るその真ん中に三角点があった。まだ朝早くてミニ列車は動いていないので、自分で柵の扉を開けて中に入った。確かに一等三角点があったが、山名の標識はなかった。
これで山頂を踏んだことになったので、あとは宝山寺に向かって下る。
それにしても遊園地の中は道が入り組んでいて、どこに下山口があるのかまったくわからない。園内のイラストマップがあったが、これを見たらますますわからなくなった。
でも、下山口のすぐ傍にあるというのケーブル駅に着くことができたので、この左に遊歩道を見つけることができた。
階段道をどんどん下って行く。急な下りが延々と続き、20分ほど下ったところに三丁の丁石があった。
さらに
7分ほど下ると右にロープウェイの駅があって、そこから左に参道が続いていた。これを行くと宝山寺であった。
宝山寺は通常「生駒の聖天さん」と呼ばれるお寺である。それにしてもすごく立派な堂塔伽藍である。
本堂の後ろには岩壁が聳えていて、これが役行者が大峰山を開く前に修行したという般若窟である。
ともかく奥の院まで行ってみることにした。石段を上って行くと踊り場毎に御堂が建っている。りっぱな多宝塔もあった。石仏が立ち並ぶ石段を上って行くと大師堂があって、さらに石段を登った終点が奥の院であった。
石段のあちこちには掃除している人がいる。信者のボランティアなのか、いわゆる寺男という人なのか、境内は手入れが行き届いていて、厚い信仰を集めているお寺であることは間違いない。

奥の院からは、上ってきた石段ではなく、右の山道を行ったら、さっき下ってきた登山道に出てしまった。
宝山寺の参道を下って行く。石段の両脇には商店が建ち並んでいて、すごく賑やかである。
商店の間の石段をどんどん下って行くと、左にケーブル宝山寺駅があった。ガイドブックではここからケーブルに乗って帰るようになっているのだが、ここまで来て機械力に頼るのはなんか悔しい。下の近鉄生駒駅まで歩くことにした。
急な石段が続く。この先は民家の間に石段が続いているのだ。でも、こんな急斜面に住むっていうのは大変だろうと思ってしまった。

近鉄生駒駅に着いたのはちょうど10時である。
駅の改札は2階にあるのだが、そこから生駒山がきれいに見えた。


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車道を歩いて行く


道ばたの地蔵堂


これをくぐると暗峠


ここから登山道


ドライブウェイの横を歩く


展望台公園


アンテナ塔が立ち並ぶ


ここが山頂である


遊園地からの下山道


宝山寺の境内に入る


石段の上りから本堂を振り返る


参道の商店街


近鉄生駒駅





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