私の近畿の山百選
ひやみずやま

1261m
ヤマセミの里キャンプ場→35分→果無越え入口→1:20→和田の森→1:00→安堵山→45分→黒尾山→30分→冷水山山頂

果無山脈の主峰が冷水山である。本当なら2日かけて果無山脈を縦走したかったのだが、車があるので往復するしかなかった。それでも長い道のりであった。
登山路から見る冷水山

 安堵山
近露王子の駐車場に泊まった


この吊り橋が登山口


稲荷神社


林から抜け出すと小森の集落


果無越え登山口


杉林の尾根をひたすら行く


和田ノ森山頂

BACK 半作嶺

2009518

半作嶺登山口から車を走らせて行き、道の駅熊野古道中辺路に着いた。ここで泊まるつもりである。ここのから熊野古道に入ることができて、有名な牛馬童子の石仏まで600mなのだ。車がたくさん停まっていて、私が休んでいる間にもどんどん車がやってくる。大型バスも停車していた。なんか混雑しそうな道の駅である。
カーナビで近くにスーパーがないか調べたら、コープがあったので買い出しに行った。そして道の駅に戻る途中で、広い駐車場とトイレがあるところを見つけた。さっきの道の駅よりは静かにすごせそうなので、ここに泊まることにした。
買い出しをしたので、椅子・テーブルを出して冷たいビールを飲んだ。満足。

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ここから冷水山登山口のあるヤマセミの里キャンプ場へは、カーナビだと国道を通るコースを示しているのだが、地図を見ると林道を通ったら半分の距離ですむ。林道を行くことにした。
出発は6時少し前。ヤマセミの里キャンプ場までは22kmなので30分もあったら着けるだろうと思ったのだが、これは大間違いであった。最初は舗装されて走りやすい道だったのだが、どんどん細くなって、未舗装のガタガタ道になってしまった。傾斜もすごく急になって、谷に沿って曲がりくねっているので、時速20kmくらいでしか走れない。しかも、ひどい穴ぼこだらけで、引き返そうかと思ったほどであった。これなら遠回りでも国道を走ったほうがはるかに早く着けたと思う。1時間半もかかって、ようやく登山口に着くことができた。時間は720分になっていた。
身支度をして歩き始めたのは7時半である。
車道を小森の集落に向かって歩いて行く。すごく急な道である。カーブを繰り返して登って行くと、吊り橋が見えてきた。これが遊歩道の入口なのだ。
吊り橋はすごく揺れて怖かった。吊り橋を渡ると階段の急な上りが待っていた。ジグザグの階段道を登ってピークに着くと、少し下ったところに小さな祠があった。これが稲荷社であった。祠の前には朽ちかけた鳥居がたっている。
あとは下って行く。急な道を下って畑の中に出る。とネットが張ってあって、これを抜けると谷に沿った山道が続いている。これをどんどん歩いて行ったが、どうもおかしい。引き返すと、ネットをくぐったところからすぐのところで一段上がったら車道に出るのだった。この車道をどっち行ったら果無越え入口なんだろうと悩んでいたら、農作業をしていたおじさんが教えてくれた。
舗装道を緩やかに上って行くと、突き当たりの民家の横に登山口があった。そこには「果無越登山口」という大きな説明板がたっている。
石垣の段々畑の中を登って行き、樹林の中に入ると階段の上りになった。杉林の中の急登が続く。
階段の道はすぐに終わって、道は雨で浸食されてえぐれた溝になった。石がゴロゴロして歩きにくい道である。
急斜面を細かなジグザグで登って行ったが、いつのまにか尾根に出て、それからは真っ直ぐに登って行く。すごく急な上りなのに、ひたすら真っ直ぐに尾根を登って行くのだ。めちゃくちゃにきつい。

ようやく杉林が終わって自然林になると傾斜が少し緩まった。これでラクになるのかと思ったら、急登はまだ続くのだ。再び杉林が左に現れて、登山道は自然林と杉林の間を上って行く。
急な登りはどこまでも続く。でもなにかしら気がつかないうちに、しだいに傾斜は緩まってくる。ほとんど平坦になって、緩やかなアップダウンを繰り返すようになった。傾斜が緩まったら、そこが和田の森だと思っていたのだが、そうではないのだ。

照葉樹が生い茂っていたり、ブナやヒメシャラの樹林があったりで、きれいな林の尾根である。
樹林を楽しみながら歩いて行くと、緑の林に囲まれた平坦に着いた。そこに「和田の森」の標識がたっていた。登山口から
1時間20分もたっていた。



 安堵山から黒尾山へ
林道が平行していた


枯れた笹藪を行く


林道は尾根の上に続いている


安堵山山頂


林道から階段を上る


黒尾山山頂


少し休んでから先に進む。鮮やかな朱のツツジが咲いていて、きれいだった。…と思っていたら、左に林道が見えた。こんな山の上にも林道が通っているのかと驚いてしまう。この林道は登山道に平行してどこまでも続いている。少し登ってピークに出たら、そこは樹林が切り払われていて、行く手に丸い山が見えた。次に目指している安堵山だろうか。
ちょっと登山道がわからなくなったが、道は左に少し曲がるのだ。下って再び樹林の中に入ったが、背の高い笹が道に覆い被さっていた。葉がほとんど枯れて、枝だけになった笹藪である。これを掻き分けて行くと腕が痛かった。この笹の間を歩いて行くと、笹が道を完全に覆ってしまって、もう林道に出てしまうしかなくなった。ガイドブックにも、林道を歩くと書いてあるので、そこからは林道歩きになった。ただ、どこで登山道に戻るのかがわからない。林道は左に大きくカーブしていって、展望の開けたところに出た。ショベルカーが道端にあって、工事の真っ最中のようである。山腹を道がうねるように続いているのだが、左側は伐採された裸地である。そのおかげで北に広がる山々が展望できた。
林道歩きが続く。登山道がないか注意しながら歩いて行くのだが、なかなかみつからない。

再び樹林の道に入って少し行くと、右に赤いリボンがあった。ここから山道を歩くことができた。登って行くとすぐに安堵山山頂に着いた。ここには三等三角点があった。
和田の森から1時間ほどかかったが、その半分以上は林道歩きであった。
安堵山から下って行くと再び林道のすぐ横に出て、そのすぐ先で道は笹に覆われてしまった。また林道を歩くしかなかった。
再び、笹の間に登山道を見つけて、一つのピークを越える。でも、道はしっかりしていなくて、踏み跡のようなものである。林道を歩くべきなのかもしれないと思った。この山にはシャクナゲはきれいに咲いていた。

ピークから下ったら再び林道に出て、右にも舗装された林道があって、これが接していた。鎖でしきってあるのだが、この鎖を越えて右の林道に出ると、そこに階段で上って行く道がある。舗装された林道は本宮に通じる広域林道で、この階段を上がったところが展望台のようになっていた。南の山々の眺めがすばらしい。振り返ると、今越えてきたピークとその奥に安堵山も見えた。
展望台の左奥に山道があった。この道はすごくしっかりと踏み固まった道で、いままでのあやふやな踏み跡のような道とは違う。安心して登って行くことができる。
しばらく背の高い笹藪の間を行く。急な登りになって、ようやくピークに着いたが標識は何もない。ここからは緑の林のアップダウンを繰り返す。道には岩がゴツゴツするようになった。この岩の目立つピークを越えるときれいなブナ林が広がっていた。次のピークは黒尾山なのだが、なかなか現れないので通過してしまったのかと思いながら登って行く。

ブナなどの緑の樹林を登って、もしかしたら次のピークは水冷山なのではないかと思いながら登って行ったら、標識のある山頂に着いた。でも、その標識は黒尾山であった。ここに三角点はなかった。



 冷水山へ
すさまじい崩落地


樹林の稜線を行く


冷水山山頂


帰りは林道を歩いた


下って行くと、行く手にすごく立派な山が見える。これが水冷山であった。果無山脈の最高峰の名に恥じない堂々とした山容である。でも、すごく遠くに聳えている。
鞍部から急な斜面を登って行くと、すさまじい崩落地があった。このすぐ横を恐る恐る通過して、振り返ると黒尾山を眺めることができた。
さらに登って平坦地に着く。ここが山頂かと思ったらそうではなかった。平坦な尾根を少し歩いて、それから急な斜面を登るのだ。
前方が明るくなって、樹林から抜け出すと、そこが冷水山山頂の広場であった。尾根の左右が開けていて、北と南の山々を展望することができるのだ。山頂にたつのは一等三角点であった。11時半を過ぎていた。車から4時間かけて登ってきたことになる。疲れた。
景色を眺めながら休憩。山々の眺めはすばらしくて飽きることがない。
山頂からさらに東に縦走路は続いているのだが、私はここで引き返す。山頂出発は12時ちょうどである。
黒尾山から下って林道に出たところで、あとはずうっと林道を歩くことにした。安堵山はパスして、林道をひたすら歩き続けて、最初に林道を見つけたところから山道に戻った。でも、ここを危うく見逃すところであった。林道歩きは45分間であった。
山道に入って少し登ると和田の森で、そこからは尾根のアップダウンを繰り返す。これは本当に長かった。ようやく急な下りになったが、途中一カ所、分岐があった。まっすぐに急降下する道と右に行く道である。道が比較的しっかりしている右の道をとった。正解であった。
石がゴロゴロする道を急下降して、ようやく樹林から抜け出して畑の中出る。すぐに果無越え登山口である。
あとは稲荷社には寄らずに、舗装道をひたすら下って、車の前に戻ったのは1420分であった。15時は過ぎると思っていたのだが、早く戻ることができた。
車に戻ったところで、椅子・テーブルを出してラーメンをつくって食べた。腹が空いていたのだ。


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