私の近畿の山百選
やはずだけ

標高 810m
双子橋→10分→鷲ノ川の滝→45分→丸太橋の登山口→45分→主稜線出合→30分→東峰→15分→矢筈岳山頂→15分→東峰→20分→主稜線出合→30分→丸太橋の登山口→40分→鷲ノ川の滝→10分→双子橋

矢筈という名前がつく山は鋭い岩峰が多いのだが、この山もまさしくそういう山であった。東峰からはすさまじい岩場を下って、鞍部からはロープにすがって山頂を目指すのだ。足がふるえる登山であった。
矢筈岳と左奥に清冷山

 登山口から主稜線へ
登山口への分岐


登山口、左の沢へ下る


ツツジが満開、階段を登って行く


休憩ベンチがあった


主稜線出合


BACK 冷水山

2009520

昨日は道の駅龍神に泊ったのだが、他に車がほとんどなかった。ただし、道の駅でたった一店営業しているラーメン屋さんが遅くまで灯りがついていて、その前に車が3台ほどずうっと停まっていた。
この道の駅から矢筈岳の登山口までは40kmほどもあるので、朝早く出発した。515分、まわりの山々には霧がかかっている。今日は晴れてくれるのか心配になった。
登山口に着いたのは610分。舗装された林道の左に登山口の標識がある。この前に車を停めて歩き始めた。
コンクリートで固められた林道を歩いて行く。これなら車で来れたかもしれない…と思った。
右に深い谷を見ながら歩いて行くと10分ほどで下に滝が見えた。ガイドブックにある鷲ノ川の滝である。滝に降りて行く道が見つからないので、これは帰りに寄ることにした。
樹林の林道を歩いて行くと、沢がすぐ近くを流れるようになって、大きな砂防ダムがあった。沢はきれいな渓流で、小さな滝をつくって流れている。
歩き始めて
30分が過ぎたが、登山口の丸太橋が現れない。おかしい、もしかしたら通り過ぎてしまったのかと心配になった。でも、もう一度ガイドブックをよく読んだら、林道歩きは55分もかかるのだった。なぜか私は30分と思いこんでいたのだ。
石橋を渡って、流れの右側を行くようになった。すぐに芝生の広場があって、林間広場という標識があった。道はだんだん狭まって、土の道になった。歩き始めて45分、ようやく登山口の標識があった。丸太橋ではなくて、りっぱな木橋がかかっていた。
木橋を渡ると、鷲ノ川に流れ込む沢に沿って登って行く。道は階段になっていて、それがどこまでも続いている。やがて沢から離れて、右の急な斜面を階段で登る。
杉林の中の登りが続くのだが、この道にはピンクのツツジ花が満開であった。
満開のツツジ感激しながら登って行って、ようやく尾根の上に着いた。傾斜が緩くなってほっとしたのだが、すぐにまた急登になった。尾根に着いても急な登りは続くのだ。
急登の途中、狭い平坦地があって、そこには丸太を横たえたベンチが置かれていた。登山道に入ってから
30分経過しか経っていないので、そのまま登り続ける。
ここから300mほど急な道を登ると、道に虎縞のロープが張ってあった。このロープにすがって登ると、道は左に曲がる。ここが主稜線の出合で、ロープはまっすぐ稜線を下らないようにするために張ってあったのだ。



 岩稜を登って山頂へ
照葉樹の枯れ葉が積もった道


岩尾根を行く


ロープにすがってアップダウンする


矢筈岳山頂


帰りの岩場は怖かった


鷲の川の滝に寄った


主稜線になっても、急な登りは続く。照葉樹林の濃い緑の中を登って行くのだが、急な斜面には照葉樹の枯れ葉が厚く積もっていた。この照葉樹の枯れ葉は厚くて光沢があって、なかなか腐ることがないので、うっかり足を置くと滑るのだ。足を滑らせないように慎重に登って行かなければいけなかった。
ほとんど平坦な尾根になって、息を整えながら歩いて行くと、ギンリョウソウが生えていた。真っ白で、ガラス細工のような花なのだ。
平坦な尾根はすぐに終わって、再び急な登りになった。しかも、急な斜面には大きな岩が現れて、この岩場を登っるのだ。岩場の登りがこのまま続くのかと思ったら、道は左に捲いて行く。ただ、このトラバース道はすごく狭くて、木の枝につかまったりして慎重に足を運ばなければいけなかった。
ようやく尾根の上に着くと、そこからは痩せた尾根を行く。尾根には露岩が多くて、すぐにロープが下がる岩場の急登になった。

この岩場を登ってピークに着くと展望が広がって、右下には箱庭のような集落が見えた。このピークにはポールやテープがたくさんあるのだが、山頂ではないようだ。
この先も痩せた岩尾が続く。山頂は近いはずだと思いながら、岩稜を恐る恐る登って行く。
行く手が明るくなって山頂かと思ったら、そうではなくて、ここから岩場を急下降するのだった。樹林越しに鋭い三角峰が聳えているのが見える。キレットのような所を下って、そしてもう一度岩尾根を登り返せということらしい。ここまでも、十分怖い思いをしてやって来たのだが、さらにこれかよ…、もう堪忍してほしいと泣きたくなってしまう。

ともかく下るしかない。岩のピークの右をロープにすがって下る。岩場の下りは本当に怖い。ようやく鞍部に下って、そこから岩場をロープにすがって登る。すさまじい岩壁が聳えていたが、これは左から巻くのだった。ようやくこの岩場を越えて、緩やかな痩せた尾根を行くと、樹林から抜け出し山頂に着いた。ため息が出た。
到着は
810分であった。すごい苦労して登ってきたのだが、ここにある三角点は三等三角点であった。
山頂の左右(東と西)の展望が開けている。西側を目をこらして見たら、海が見えた。
景色を眺めながらパンをかじった。でも、ミニアンパンが1個しかないので腹の足しにはならない。暑いので水ばかり飲んでいる。
今日はもう一つ登るつもりなので、急いで下ることにした。山頂から少し痩せ尾根を行って、急下降するとろから、キレットを挟んだ向こうに鋭く聳える山が見える。これが東峰である。あのピークから下って、ここまで登り返したわけである。
登りでは足が震えるほどの岩場だったのが、一度通ったことがあると、なぜかそんなに怖くなかった。
どんどん下って行ったが、照葉樹の枯れ葉が積もる急斜面だけはすごく怖かった。
登山口の木橋を渡ったのは910分、山頂から45分で下ってしまった。
林道は走るように歩いて、15分で滝の降り口についた。登りのときはこの道を見逃していたのだ。コンクリートで固められた急な道を下る。すると、滝の展望台も兼ねた小屋がたっていた。中にはテーブルとベンチが置かれている。
滝のすぐ傍まで行って見上げた。私は滝が大好きなのだ。滝は二筋に分かれて流れ落ちている。滝壺はコバルトブルーですごくきれいである。大満足して登山道に戻った。
車に戻ったのは
945分である。


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