2009年晩秋山陰登山 
ことびきさん

標高 1013m
敷波登山口→40分→一枚岩→40分→琴の岩屋→5分→琴引山山頂→15分→大神岩→15分→十畳岩→10分→スキー場→45分→敷波登山口

この山は大国主命が琴を弾じたという伝説があって、山頂直下にはその琴の岩屋があるのだ。登山道には名前がつけられたたくさんの巨石があって、これをめぐるのも楽しい。
スキー場から振り返る琴引山

 登山口から琴の岩屋へ
ここが登山口


V字にえぐれた道


細い流れを渡る


巨岩が点在する


琴の岩屋に着いた

BACK 岩見冠山

2009年11月3日

岩見冠山の次は琴引山に登るのだが、カーナビをセットしたら
50kmほどもあった。到着は13時半くらいになりそうだ。
車が登山口の近くまで来たが、登山口が見つからない。駐車場があるとガイドブックに書いてあるのだが、それらしきところはなかった。地図をもう一度よく見て、慎重に道を引き返すと、ススキの藪の手前に古い鳥居が立っているのを見つけた。これが登山口であった。駐車場はどこだと思ったら、ススキの藪に車が1台停めれるスペースがあった。
ともかく身支度をして歩き始める。登山口を探したりして手間取ったので、出発は1325分になってしまった。この山は3時間ほどかかるので、帰ってくるのは16時半くらいになりそうだ。
鳥居をくぐって、急な斜面を登る。道はV字にえぐれた中を行くのだが、すぐに広い林の中に出た。アカマツの林を緩やかに登って、紅葉の始まった雑木林の中に入る。
登山口から20分ほどで明るい林の平坦地に出たと思ったら、すぐに植林の中の急登になった。急な尾根を登って行くと、樹林の間からけっこう雪が残る山が見える。これが明日登るつもりの大万木山であった。明日も雪山登山になりそうだ。
20分ほど急登をすると、道は尾根の右斜面を行くようになって、沢の音が聞こえてきた。
大きな岩盤があって、これを慎重に越えると、道は沢に向かって緩やかに下って行く。その沢は深い谷になっていて、ふと対岸を見ると、苔むした巨大な一枚岩が屏風のようにたっていた。すごい迫力である。
道は急斜面をトラバースして行って、細い流れを渡る。この流れが深い谷をつくっているのだ。沢の流れを見上げると、巨大な岩が聳えたっていて、そこから流れ落ちているのだ。琴引山って、こんな険しい岩山だったのかと怖くなってしまう。
山の急斜面をジグザグに登って行く。見上げる斜面には大きな岩がそびえ立っていて、すごい眺めなのだ。
明るい林のトラバース道をターンを繰り返して登って行くと、ひときわ大きな岩がそびえ立っていた。ふと見ると、その横に石段のようなものが見える。これが琴の岩屋の上り口であった。せっかくなので寄って行くことにした。苔むした古い石段で、枯葉がいっぱい積もっているので滑りやすい。この細い急な石段を上ると、お堂がたっていた。この右に高くそびえ立つ岩壁に隙間があった。これが岩屋であった。圧倒される大岩壁に穴があいているのだ。覗いてみると、下に続いているようだった。



 琴の岩屋から山頂へ
道に雪が多くなった


巨岩を越える


スキー場からの道が合流する


琴引神社に着いた


琴引山山頂


石段を慎重に下って、登山道に戻る。琴の岩屋から山頂は近いはずである。

…と思ったのだが、ここからが大変であった。
落葉の始まった明るい林の中を10分ほど登ると、道に雪が目立つようになった。行く手に山頂が迫ってきて、傾斜がきつくなる。道には落ち葉が厚く積もっていて、それが残雪と一緒になってよく滑るのだ。この登りは本当に大変だった。滑らないように足場をしっかり確認しながら、慎重に登らなければいけないのだ。
行く手に巨岩がそびえ立っていて、登山道はこれに向かって急登して行く。巨岩の右を越えると、山の右斜面を行くようになって、すぐに右から上ってくる道と合流した。これがスキー場からの道である。
合流点には山頂まで200mという標識があった。もうすぐである。
山の右斜面を登って行くと、さらにすさまじい大岩壁が聳えたっていた。その絶壁の左に石段がつけらている。これを上るとお堂がたっていた。でも、このお堂から右に石段が続いていて、その先にりっぱな社が見えた。巨岩の間に石段が続いていて、これを上って社殿の前に着く。これが琴引山神社であった。
この社の後に回り込むと、登山道があった。巨岩を捲いて上ってくる道なのだ。
この登山道に降りて、そこから山頂を目指す。見上げると山頂には巨岩が重なっていて、これにどうして登るんだと思ってしまうのだが、登山道はこの岩峰の右を捲いて、後側から山頂に登るのだった。岩のゴツゴツした道を急登すると、ようやく山頂に立つ。山頂着は1445分であった。
山頂には大きなケルンが積んであったが、そのケルンは石灯籠かなんかの基壇の上に積んだものである。
山頂はそんなに広くはないのだが、すばらしい展望が広がっている。頂きが少し雲に隠れているのだが、三瓶山が見える。山腹には白くなったスキー場のゲレンデが見える。ともかく360度の展望で、眺めていて飽きることがない。山頂には三角点もある。文字がよく見えないのだが二等三角点だろうか。
ばらしい景色を眺めながら、パンをかじった。
でも、あまりのんびりしていられない。夕方になると寒くなってくるし、今の時期は暗くなるのが早いのだ。



 十畳岩経由で下山
こちらの道は滑らない


大神岩


弦の清水


十畳岩の標識があった


スキー場に着いた


山頂から登ってきた道を引き返す。神社の横を下って、絶壁の下に着く。そこには琴引山神社と由来の説明板がたっていた。

すぐ先の分岐から、スキー場への道を下る。登ってきた道は落ち葉と雪ですごく滑りやすかったのだが、こちらの道はしっかりしていて滑ることもない。
ガイドブックには、大神岩という巨岩があるというので、それを目標に下って行く。すぐに大きな岩があったが、これは違うようだ。
檜林に入って、急斜面をジグザグに下って行く。どんどん下って行くと、再び巨岩がつきたっていた。これが大神岩かと思ったが、標識はない。さらにジグザグに急降下すると、下に巨岩が横たわっているのが見えてきた。これが大神岩であった。巨岩が入の字に重なっていて、注連縄も張られていた。
ここから少し下って、小さな流れを渡る。弦の清水という標識があった。二本の流れになっている。
さらにジグザグに下って行くと、道端に山頂まで800mという標識を見つけた。こちらの登山道にはこうした標識が完備されているのだ。
右に沢の流れを見ながら下って行くと、十畳岩という標識があった。その奥に岩がそそりたっているのだが、これかとも思ったが、足下が一枚岩である。十畳というからにはこの岩盤のことなのかもしれない。ここから下って振り返ると、十畳岩から沢が流れ落ちて小さな滝をつくっていた。
さらに、どんどん下って植林の中に入り、さらに植林から抜け出して自然林を行くと、紅葉の雑木林になった。鮮やかな紅葉の灌木の中に琴引山の由来の説明板があった。
そのすぐ先で灌木から抜け出すと、スキー場のゲレンデに出た。一面のススキの原で、振り返ると、夕日を浴びた琴引山を眺めることができる。

広いゲレンデを一直線に下って行く。何度も琴引山を振り返って見た。
レストハウスの先で車道に出ると、あとはこの車道を歩いて行くだけである。スキー場の道から町道に出る。そこにはオートキャンプ場があった。町道は今朝走った道である。
ひたすら車道を歩いて行くと、橋を渡る。そこに大きな砂防ダムがあった。これは山頂から見えたものだ。そうしたら登山口は近いはずだ。こうして鳥居の立つ登山口に戻ったのは1612分であった。


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