2009年晩秋山陰登山 
いわみかんざん

標高 859m
登山口→45分→たいのすけタタラ跡→25分→露岩→25分→岩見冠山山頂→5分→西峰→5分→冠山山頂→30分→たいのすけタタラ跡→30分→登山口

中国地方には「冠山」という名の山が多くて、区別するために地名をつけ呼ぶのだ。私がこの山に登ったときはちょうど雪が降ったあとで、このためにすごく滑りやすくて悪戦苦闘することになった。
冠山山頂

 登山口から山頂へ
冠山登山口


水場があった


たいのすけタタラ跡地


沢を三本の丸太橋で渡る


明るい稜線に向かって急登する


岩見冠山山頂

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2009年11月3日

岩見銀山から車を走らせて行くと、青空が広がってきた。天気予報の通り、今日は晴れてくれるようだ。国道から登山口の入り口にちょっと迷ったが、標識を見つけて、それからはこの標識が角毎にあって、登山口まで導いてくれた。

歩き始めたのは95分である。登山口には山頂まで3kmという大きな標識がたっていた。
鬱蒼とした檜の植林を歩いて行くと、すぐに樹林から抜け出して、左に送電線の鉄塔が見えた。ここから少し行くと、水場があって、そのすぐ先で小さな沢を渡った。ここからは、この小さな沢に沿って登って行くのだ。大きな杉の林の中を登って行く。何度か沢を渡り返した後、道は流れから離れて急な登りになる。傾斜はどんどんきつくなって、ロープが下がる急斜面になった。このロープにつかまって尾根の上に着くと、そこには「たいのすけタタラ跡地」という標識があって、山頂までは1.3kmと書いてあった。
この尾根の登りもきつかった。どんどん急になっていって、ロープが下がっている。これにつかまって25分ほど息をきらせて登ると、樹林の切れ間から冠山と思われるピークが見えた。まだすいぶん遠い。
このすぐ先に露岩があって、そこからは冠山をきれいに展望できた。下には紅葉の樹林が広がっている。登り始めたときには青空で日が射していたのに、空はどんよりとした雲に覆われてしまっていた。
露岩からも急な登りが続く。きつい斜面を登って行くと、道に白いものが見える。驚いたことに雪であった。昨日の夜は、はずうっと雨が降っていて寒かったが、山は雪になっていたのだ。
このまま山頂に向かってまっすぐに登って行くのかと思ったら、道は山腹を右に捲いて行く。緩やかな捲き道が続くと、沢の流れの音が聞こえてきて、登山道は右の沢に向かって緩やかに下ってこれを渡る。3本の丸木の橋がかかっているのだが、とても危なっかしくて、橋を渡るのは止めた。ロープが張ってあるので、これにすがって沢を越える。
行く手に明るい稜線が見えて、これに向かって急登する。ここにもロープが下がっているので助かった。
登り着いた稜線には指導標が立っていて、右が冠山山頂で、130mと書いてある。もうすぐだ。でも、ここからが本当に大変な道であった。登るにつれて雪が道を覆うようになったのだ。雪で滑りやすい急な斜面を、ロープにつかまって、必死に登る。わずか130mの登りが1kmにも感じるきつい登りであった。ようやく山頂に着いたのは1037分。
山頂には山名を書いた石柱がたっていて、その足下には三角点があった。頭が欠けていて、何等三角点なのか読めなかった。
山頂からの眺めはすばらしい。山は雲に隠れてしまっているのだが、下の集落の眺めがすごくきれいであった。行く手の近くにピークが見える。冠山の西峰で、こことほとんど高さは変わらない。行ってみることにした。



 西峰に登って下山
樹木に雪が載っていて大変だった


西峰山頂の標識


滑りやすい雪の道をロープにすがって下る


車に戻った


大きく下って登り返すのかと思ったら、ほとんど平坦な稜線を行くのだ。ただ、困ったのは道の樹木が雪をかぶって濡れていて、おかげでズボンや靴がびしょ濡れになった。靴の中まで濡れてきた。道には露岩が多い。でも、滑りやすいということはないのだ。

やっと着いた西峰山頂は、ほとんど雪で真っ白であった。山頂にたつ灌木の枝に冠山という小さな木札がくくりつけてあった。
ここでスパッツをつけることにした。靴の中まで濡れてしまうのでは大変だからだ。
山頂に戻る。山頂にはベンチがあったが、雪が積もっているので、これを払いのけてクッションを敷いて座った。寒いのだが、景色を眺めながらパンをかじった。
これからはポッドにお湯を入れてきたほうがいいかもしれない。そして軽アイゼンもザックに入れてこようと思った。
下りは本当に大変であった。ロープにすがって、雪の急斜面を慎重に下る。ようやく指導標の立つ鞍部に着いたときはほっとした。
でも、ここからの下りもすごくきつかった。枯れ葉が厚く積もっていて、それが昨日からの雨で濡れていて、すごく滑りやすいのだ。
この山は急なところにはすべてロープが張ってあったので本当に助かった。ロープにすがってなんとか下って行く。
登山口の15分ほど手前の杉林の中に、杉とは違う大きなまっすぐに伸びる木が立っているのを見つけた。登りでは気がつかなかったのだが、メタセコイアであった。どうしてこんなところにメタセコイアが生えているんだと思ってしまった。
あとは走るように下って、登山口に戻ったのは1153分である。


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