2008年春山陽山陰登山
えぼしだけ

標高 696m
正蓮寺公園→30分→ニワトリ岩→50分→大将軍→10分→烏帽子岳山頂→10分→大将軍→35分→ニワトリ岩→20分→正蓮寺公園

烏帽子岳はその名とはほど遠いなだらかな山で山頂は樹林の中で展望はない。でも、山頂手前の大将軍からはすばらしい展望が広がっている。
大将軍から見る烏帽子岳

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2008515

昨日は烏帽子岳の登山口の正蓮寺公園にすごく早く着いてしまった。それから酒を飲みすぎてしまって、昨日の登山記録を入力しないままに寝てしまった。夜中に目が覚めてからも本を読んだりしたため、けっきょく作業にかかったのは3時半頃で、入力をしていたら明るくなってきて、6時には作業を中止、登山の準備を始めた。
今日、これから登るのは烏帽子岳である。烏帽子岳といったら、普通、鋭くそびえる岩峰が多いのだが…。
登山口の正蓮寺公園はすごく新しいのだが、使う人がいないみたいで荒れた感じである。
公園の坂の入口には山頂まで
2400mの標識がたっていた。坂道を上って行くと右にダムがあったが、ダム湖に水はほとんど貯まっていない。
道の行き止まりは芝生の広場で、そこに烏帽子岳という指導標がたっていた。
山道に入ったすぐのところには、山頂まで2200mの標識があった。たった2.2kmならちょろいもんだと思ってしまう。
鬱蒼とした樹林の中を登って行くと、道の右には沢が流れている。これはさっきのダムに流れ込む沢なのだ。でも水量は少ない。
この沢を右に渡ると道には石畳のように岩が敷き詰められていて、すごく歩きにくくなった。ゴツゴツした岩を踏んで登って行く。左になった沢が小さな滝を作っていた。岩盤の上を流れ落ちていて、この山はやっぱり岩山なのかと思ってしまうのだ。
杉林に入ると登りがきつくなる。暗い林の中を登って、少し傾斜が緩まったところには山頂まで1500mの標識があった。
この後、沢をもう一度渡ると、再び急登になる。ジグザグに登ると、行く手に大きな看板が見えてくる。そこがニワトリ石であった。朝早く芝刈りのために山を登って行くと、このあたりで夜が明けてニワトリに声を聞くことになるのだそうだ。
そのニワトリ石ってどれだと探してしまったが、道端にあるなんの変哲もない岩で、別にニワトリの形をしているわけでもなく大きいものでもないのだ。
樹林の中を沢に沿って登って行くと、樹林から抜け出して頭上が明るくなる。沢は緑に覆われている。この明るい緑いっぱいの沢を登って行くと山頂まで1250mの標識があった。
登山道には
250m毎に山頂までの距離が書いた指導標がたっているのだ。このすぐ先には「ここは標高500mです」の標識もあった。すごく親切である。
振り返ると字の谷向こうに集落と山々が見えた。ずいぶん登ってきたのだ。
道は右にカーブしながら樹林の中に入って行く。きつい登りになって、あえぎながら登って行くと稜線に着く。尾根道になって少しだけ緩やかな道を行くが、すぐにすさまじく急になった。
山頂まで500mあたりではほとんど平坦な道になって、きれいな緑の樹林の中を行くようになった。250m地点を過ぎると傾斜はきつくなって、必死で登って尾根に出る。そこにはバラックのような東屋がたっていた。
ここから尾根を
7分ほど登ると、展望の開けた大将軍に着く。りっぱな石の祠があって、その前には対の石灯篭が立っていた。遠くの山々がきれいである。
休憩はせずに、山頂に急ぐことにした。
手すりのついた急な階段を下って行く。すぐのところにベンチの置かれた展望台があって、そこから烏帽子岳の山頂を見ることができた。でも、烏帽子という名前とはまったっく違って、山頂の丸い平らな山であった。
急な階段を下って鞍部に着いて、そこからはほとんど平坦な道を歩いて行く。道にはツツジの花がきれいに咲いていた。
三叉路があって、左が八代口下山路なのだそうだ。山頂への道には「ウッドパーク散策道」とかかれていた。
山頂に向かって緩やかに登ってゆく。ここでも道にはツツジの花が咲き誇っていた。
少しだけ急斜面を登ると、ぽっかり山頂に着いてしまった。樹林に囲まれた広場の真ん中に三角点だけがあった。二等三角点である。樹林に囲まれて展望がないので、写真だけ撮ってすぐに引き返した。

眺めのいい大将軍でゆっくり休憩した。今日は快晴で、暑いくらいなのだ。
景色を眺めながらのんびりして、あとは登ってきた道を引き返した。
正蓮寺公園に戻ったのは915分であった。


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登山口には大将軍社の鳥居がたっている


山頂まで2200mの指導標


小沢に沿って登る


ニワトリ石に着いた


標高500m地点


バラックのような東屋


大将軍の祠


山頂直前の三叉路


烏帽子岳山頂




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