二王子山・粟ケ岳


10月22日

今日は二王寺岳に登ろうと思う。

日本二百名山の本があって、目次の1ページ目に残っているのがこの山だけになったので、これを塗りつぶすために登りに行くことにした。
まず、家に帰って飯を炊く。このご飯を持っていくのだ。前回の山で、家から持っていったご飯が結構うまかった。それとコンビニで買うおにぎりは最近あまりうまいとおもえなくなってきたのだ。

車に荷物を積んで10時30分頃に出発。今回、車検の後、車のエンジンの調子が悪くて、それを調整してもらって今日帰ってきたばかりなのだ。
ところが、エンジンの具合はやっぱり不調のままであった。

鹿沼から東北自動車道に乗って、磐越自動車道の安田まで走ることにした。

途中、磐越自動車道のサービスエリアで仮眠をしたら4時くらいまで眠ってしまった。

ともかく、眠たかったのだ。

10月23日

二王寺神社8:15→9:22一王子社9:33→10:10定森山→10:55油コボシ→11:35二王寺岳12:00→12:55定森山→11:35一王子社→13:47二王寺神社

カーナビに任せて、高速をおりて、どこを走っているかわからないままに登山口に着いた。

二王寺社は立派な神社であった。6時少し前に着いたので、7時過ぎまでもう一度仮眠した。ともかく今日の山は6時間くらいで下山できるはずである。

それと、天気が良くない。

高速を降りた頃に空が恐ろしく暗くなって、すごい雨が降り出した。天気予報では午後から回復すると言うことだった。

それで、別に急いで出発することもないだろうと8時出発の予定にしたのだ。

朝飯を食べようと思って、せっかく炊いたご飯を忘れてきたことに気がついた。

バカだ。

車で寝ていると、次々と車がやってくる。そういえば途中タクシーとすれ違ったりしたから、新発田からタクシーでくる人も少なくないようだ。

この二王寺岳というのはそんなに有名な山だったのか。

小雨の中を出発する。出発にあたって神社の写真を撮ろうとしたら、撮れない。調べたら、電池のふたのツメが壊れていて、接触不良になっているのだ。仕方がないので、手でふたを押さえながら撮る。

雨具はズボンだけにしてこれにスパッツをつけて、傘を差して出発した。

うっそうとした杉林の中を登って行く。

1時間と少しで一王子社に着いた。尾根を登りきったようなところに石でできた社が建っていた。ここで少し休憩。雨も上がってきたのでここで雨具を脱ぐ。

ここから少し行くと、展望が開けて、これから登る二王寺の山が見渡せるところに出た。

二百名山に選ばれるだけあって、立派な山である。

定森山までは少し急な道を登っていく。

油コボシというのはガイドブックでは難所のように書いてあったが、別にどうと言うことのないところで拍子抜けしてしまった。たしかに砂岩の滑りやすい岸壁のような斜面であるが、足場はしっかりしていて難なく通過することができた。

頂上直下にはかまぼこ型の非難小屋があった。このあたりではまったく展望が利かない。

頂上には鐘が釣り下げられていて、その脇に二王寺岳とかいた表示板が立っていた。

ここで記念写真を撮ろうと思ったが、カメラの電池のふたが壊れているので、少し工夫が必要である。輪ゴムをきつくして、ふたを塞ぐようにして何とかタイマーで写真が取れた。

頂上にはあまり長く居ることはできなかった。

ガスで景色は見えないし、おまけに寒い。

非難小屋で食事をしようとしたが、中に入ってみると満員であった。

それでも何とか潜り込んで、コンロでお湯を沸かし、コーヒーを飲みながら、パンと大福を食べた。

それだけで、早く非難小屋を出た。

下りは楽なもので、2時前に登山口に着いた。
この頃、空が晴れてきて青空も見えるようになった。本当は頂上で杁差岳とかの飯豊の山を見たかったのだが、残念である。

二王寺神社から帰る途中で、二王寺温泉の表示を見つけた。

さっそくそちらに向かう。

二王寺温泉はなんか宗教法人の一施設らしくて、入門料を700円支払って中に入ると庭園とか寺院があって、その一つの建物が温泉であった。

薬師の湯という。これが露天風呂である。

湯の温度が少しぬるかった。

そのうち寒くなってきたので、もう一つの総桧風呂に入りに行く。

いったん服を着なければいけない。

こちらの温泉は温度も熱くて気持ちが良かった。

次は粟が岳に向かう。これは日本300名山になっている。せっかく新潟まで来てるんだから、ついでに登っておこうという考えである。

これもカーナビをセットして、その命じるままに車を走らせた。

途中スーパーで夕食の買い出しをしようと思っていたが、なんかためらっているうちに登山口に着いてしまった。途中の酒屋さんでビールを1本買えただけであった。

途中から見た粟ケ岳は堂々とした気品のある山のような気がした。あれがわずか標高1200mしかないと言うのは驚きだ。2000m級の高い山に見える。

登山口は水源地センターで、きれいな駐車場があった。キャンプ場もあるのだが、これは閉鎖しているみたいだ。

すぐそばの丘の上にビジターセンターがあって、そこも閉じていたが、そこに登っていく途中のベンチでおつまみを食べながらビールを飲んだ。

だんだん暗くなってくる。

イス、テーブルを出すのも面倒なので、車の中で食事をした。パンとソーセージだけであった。なんか惨めになってきた。

夜中、8時に目が覚めた。駐車場の向こうでテントを張っている一団がいた。自分もテントを張ろうかなと思ったが面倒なのでやめた。



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2012年7月二王子岳登山



二王子神社


王子社


二王子山山頂



水源地ダム





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