BACK 二王子岳
2001年10月23日
次は粟が岳に向かう。これもカーナビをセットして、その命じるままに車を走らせた。
途中スーパーで夕食の買い出しをしようかと思ったが、なんかためらっているうちに登山口に着いてしまった。途中の酒屋さんでビールを1本買えただけであった。
途中から見た粟ケ岳は堂々とした気品のある山のような気がした。あれがわずか標高1200mしかないと言うのは驚きだ。もっと高い山に見える。
登山口は水源地センターできれいな駐車場があって、キャンプ場もある。でも、キャンプ場は閉鎖しているみたいだ。
すぐそばにビジターセンターがあって、そこも閉じていたが、そこに向かう途中のベンチでおつまみを食べながらビールを飲んだ。
だんだん暗くなってくる。
イス、テーブルを出すのも面倒なので、車の中で食事をした。パンとソーセージだけであった。なんか惨めになってきた。
夜中、8時に目が覚めた。駐車場の向こうでテントを張っている一団がいた。自分もテントを張ろうかなと思ったが面倒なので止めた。
10月24日
地図を見るとこの駐車場から登山口までは40分かかるのだが、どうも車でそこまで行けそうである。
登山口にはたくさん車が止めてあった。道端の少し広がったところに車を止めて登山の準備をする。その間にも結構車がやってくる。
登山口は第2水源地とも書かれていて、登山道はちょっとしたダム湖のダムの部分を渡ることから始まる。
すぐに急な登りが始まって、尾根筋に出たところが4合目で見晴台となっている。ここからしばらく尾根道の緩やかな道を行くがすぐに岩峰にぶつかる。なんかすごいなと思ったがまったくたいしたことはなくて、梯子なんかもあったけど無事通過。
8合目には立派な避難小屋があった。中を覗いてみたが新しくて、泊りごこちがよさそうである。
ここからは1時間足らずで頂上に着いた。
頂上は少し狭いのだが、それでも10人ほどの先客がいて、景色を楽しんでいた。
視界はあまり良くはなかったが、それでも紅葉が真っ盛りで、近くの山の金襴の景色を見ることができた。
コーヒーとパンで昼を済ませて、10時10分頃に出発。
12時前には下山して、高速道路が渋滞する前に前橋を通過したいと思っているのだ。
この山はすごく人気のある山らしくて、下山途中でたくさんの人とすれ違った。
最近登った山でこんなに人に会うということはなかったことで、登り優先のために待たされることが多かった。
それでも12時前には登山口にたどり着いて、すぐに着替えて帰路につく。
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まずダム湖を渡る
長い尾根の登り
視界が開ける
絶壁の尾根を行く
粟ヶ岳山頂
山頂からの展望
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