ほたかやま

標高 2158m

奥日光、上州の山のことはまったく知らなかった。深田久弥のおかげでこれらの山を登れたと思う。
武尊山、これで「ほたか」と読むのだそうだ。すごい岩場の連続する山であった。
前武尊山の日本武尊像 

男体山 奥白根山 武尊山 赤城山

BACK 奥白根山


1995年8月15日

今日は武尊山に登る。

「武尊」で「ほたか」と読む。
私にとっては、まったく聞いたこともない山だった。
ともかく、私は上州周辺の山についてはまったく無知で、深田久弥の日本百名山という本を読んでいなかったら、けっして登りに来ることはなかったと思う。
6時少し前にキャンプ場を出発。

川場キャンプ場から尾根の稜線に向かって登っていく。ガイドブックには旭小屋からの道が紹介されているのだが、ショートカットする形になる。

6時20分、稜線に出た。ここからは緩やかなアップダウンのある道を歩いていくが、突然岩場にぶつかった。
これが不動岩であった。
鎖を使ってこの岩場を下る。
この武尊山というのは岩場のある山だということを初めて知った。
さらに「カニの横這い」という剣岳にあるような鎖場を通過、けっこう恐かった。
武尊山は「ほたか」と読むのだが、これはもしかしたら穂高のような岩場があるということなのか。
さらに道はすさまじく急な登りになって、登り着いたところが前武尊山であった。9時半だった。
この山頂はちょっとした広場になっていて、そこに日本武尊の銅像がたっていた。
ここで少し休憩。
前武尊山からは再び岩場の連続であった。
岩峰をたどって着いたところが剣が峰。
こんな岩場の続く山とはまったく予想していなかった。私は本当に岩場が苦手で、どうしてこんな上州の山奥に穂高のような山があったりするうんだ、とぼやきたくなる。
さらに鎖場は続き、梯子も出てきたりで、けっこう緊張の連続であった。
おかげでこの間、ビデオを撮る余裕もなかった。
岩場がようやく終わるのは「家ノ串」であった。
このあたりから雲のなかに入ってしまって、展望はえられなかった。
ようやく普通の道になって、ほっとしながら頂上を目指す。
細長い池があって、この横を過ぎて急な斜面を登ると、また日本武尊の銅像があった。
そこはすでに武尊山の山頂の一角だった。
山頂到着は12時少し前。

岩場のあたりでは雲の中だったが、この山頂に着いたときは晴れ上がって、すばらしい展望が開けていた。
途中の岩場は恐かったけど、さすが日本百名山、すばらしい山だと思った。

帰りは来た道を引き返した。川場キャンプ場に降りてきたのは3時25分であった。

明日は赤城山に登る計画だ。
赤城山に向かう道がよく分からなくて、ずいぶん遠回りをして大沼湖畔の大洞に着いた。
今夜は車の中で寝ることにした。


NEXT 赤城山
2010年剣ヶ峰経由の登山記録


川場キャンプ場


キャンプ場と尾根の合流点


不動岩付近



前武尊岳の日本武尊像


家の串山頂


武尊岳山頂




山頂から前武尊山を振り返る



下山路から武尊山頂を望む






総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介



by:kudougao 2001/6/21


























SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送