2007年早春四国登山
さざれおやま

標高 1404m
登山口→40分→二つ目の沢→40分→中川峠→40分→1392m峰→40分→佐々連尾山山頂→35分→1392m峰→30分→中川峠→30分→二つ目の沢→30分→登山口

沢に沿って急登して、稜線に着くときれいなブナ林が広がっている。そして、山頂近くの笹の草原の尾根は爽快な気分で登って行くことができる。でも、山頂は樹林に囲まれて展望がないのが残念だった。

登山道から佐々連尾山

BACK 石墨山

2007年47

鉱山跡の道の駅に泊まったのだが、夜は雨が降っていた。大座礼山に登るつもりだったが、この山の標高は1587mで、もしかしたら上は雪だったかもしれない。天気予報では午後から天気は回復するようなので、一旦、伊予川之江に下った。ここのマクドで時間をつぶしていたが、山には低く雲がかかって、今日の登山はどうも気がすすまない。
今日は休養日にしてしまった。
ショッピングセンターでウロウロしたり、本を読んだりしてすごした。
明日は佐々連尾山に登ることにする。これが四国登山旅行の最後の山になる。あとは観光をしてのんびりするつもりだ。
夕方になって、佐々連尾山の登山口に向かって車を走らせる。
近くまで行ったら、別山本山仙龍寺があった。ついでなので寄ってみることにした。今回は遍路ではないので、本堂までは上がらずに引き返した。
今夜はこのお寺の前の駐車場で泊まった。


48

6時に車を発進、佐々連尾山の登山口に向かう。狭い道で曲がりくねっている。
さらに途中から中川の集落に向かう林道に入る。植林の中の曲がりくねった道を走るのだが、中川集落の手前で分岐があった。地図と磁石で方向を確認して左の道を行く。正解だった。人家がいくつかたっている。こんな山の中に人が住んでいるのだから驚いてしまう。人家が終わったところで舗装道も終わった。ダート道で、登るにつれてひどくなってくる。ガタガタで、しかもぬかるんでいたりする。だんだん心細くなってきた頃、ようやく林道終点に着いた。普通乗用車が1台停まっていた。ここは広場のようになっているのだが、そのほとんどが泥濘で、泥のないところは先に停まっていた車の横しかなくて、ピッタリ横に停めるしかなかった。
普通、登山口には指導標がたっているのだが、ここにはそれもない。ここまで来る途中にも案内はまったくなかった。心配になってしまう。
でも、踏み跡と木の枝にテープがつけられている。
ともかくこの踏み跡を辿ることにした。出発は7時少し前である。
最初はたよりない道だったのだが、すぐにしっかりした道になった。左は深い谷で、その流れの音を聞きながら歩いて行く。トラバース道を緩やかに登って行くと、途中には桟がちゃんとつけられていたので、ちゃんとした道のようである。
やがて緩やかに下るようになって、谷底に下りつく。そこで沢を渡るのだ。流れの間の石を踏んで渉る。ちょっと足元が不安定。
沢を渉ると、
どんどん登って傾斜が緩やかになると、再び沢を渡る。ここからは沢に沿って登って行く。岩が道が続き、きつい登りになる。沢から離れると鬱蒼とした植林の中をジグザグに急登するのだ。途中のトラバース道では、ザレて本当に細いところがあって、少し怖い。
植林の森を過ぎると、右が植林、左が自然林の間の道を行く。自然林はブナがほとんどですばらしい林である。
ターンを繰り返して登って傾斜が緩やかになると、広い草原に着いた。行く手には樹林におおわれた大きな山が見える。あれが佐々連尾山だろうか。(間違い、1392m峰だった)
明るいブナ林の中の平坦な道を行くと、右に佐々連尾山という指導標があった。初めて指導標を見た。この分岐が中川峠である。真っ直ぐに行くと高知県側に下るのだ。
中川峠にはお地蔵さまがたっているはずなのだが、見当たらない。かなりしつこく探したのだが、あきらめるしかなかった。
指導標に従って、細い道に入る。
一面の笹原に潅木が茂っている。その中を緩やかに登って行くと下りになった。ここから笹薮がすさまじいものになった。背丈以上の笹が道を覆い隠していて、これを掻き分けながら行くのである。
一旦、下って登り返す。すごい笹薮が続く。

10分余り薮こぎをすると、露岩の上に出た。南側が開けていて近くの山を展望できる。
ここで一息入れたが、笹薮はまだ続くのだ。薮こぎを続けて、急な道を登って行く。ようやくピークに着いてほっとしたら、その先にもっと高いピークが見える。今着いたところが1392mピークと思ってきたのだが、峠からまだ20分しかたっていない。ということは、向こうに聳えているのが1392mということになる。がっかりした。
でも、ここからは笹の丈が低くなって歩きやすくなった。
潅木の間を登って行き、ようやく笹の草原が広がる。その草原の中に踏み跡が蛇行して続いている。
ようやく気持ちの良い尾根歩きになった。草原には所々に黒い岩が頭を出している。眺めはすばらしい。
登りきったピークには大きな岩がいくつも重なっていた。ここが1392mピークである。行く手を眺めると、樹林におおわれたピークがあって、その左に稜線が続き、その先にもピークがある。どっちが佐々連尾山だろうかと思ってしまう。左の端の山だったら、まだかなり時間がかかりそうだ。
下って行くとすばらしいブナ林が広がっていた。私は自然林が好きなので、つい何枚も写真を撮ってしまう。
ブナ林を抜けると笹の草原の中の道である。道は草原に細い線となって続いているが、その細い線がいくつも交差している。草原に鹿がいて、私の物音で逃げていった。交差する細い道は鹿などの獣道なのだ。
笹の草原の尾根はゆるやかに左にカーブしていて、所々に黒い岩が顔をのぞかせている。すばらしい眺めである。
この尾根を登って雑木林の中に入り、痩せた尾根を登ると、とつぜん佐々連尾山とかかれた標識がたっていた。そこが山頂であった。
山頂は狭くて、真ん中に三角点がある。座るところがないので、三角点に腰掛けてしまった。
樹林に囲まれていて展望はよくない。それでも、樹林の間から登ってきた尾根を眺めることができた。
コーヒーを飲んでいたら、人の声が聞こえてきた。三角点に座っていたのであわててかたずけたが、なかなか登ってこない。

狭い山頂なので、彼らが来る前に下山することにした。
少し下ったところで3人のグループとすれ違った。考えてみたら今日は日曜なのだ。天気も良いし、登山者が来てもあたりまえである。
帰りは登ってきた道を引き返すだけである。でも、あの笹薮は下りでも苦労させられた。
峠に着いて、そこから少し行ったところに石仏があった。登ってきたとき探してもみつからなかった三界地蔵である。
峠の地蔵も見ることができたので、あとはひたすら下るだけである。
車の前に戻ったのは12時少し前であった。戻ってみると、朝あった車がまだ停まっていた。登山者ではなかったようだ。

登山は終わったので、高松に向かって車を走らせる。
途中観音寺市を通ったので、遍路札所の観音寺と神恵院に寄った。
さらに本山寺の近くを通ったのでこれも立ち寄った。
これで、今回の四国登山旅行は終了である。
高松からフェリーに乗ったときは真っ暗になっていて、船から遠ざかる高松の街の灯りを見ていたら、35日間の旅のことをあれこれ思い出してしまった。この続きは今年の初冬ということになるだろう。


2007年早春四国登山旅行おしまい


BACK 私の四国の山百選


仙龍寺前


これが登山口


左は深い谷


沢を渡る


二つ目の沢に沿って登って行く


沢の上部の急登


細いトラバース道を行く


きれいなブナ林になる


中川峠で右の道に入る


樹林から抜けだしてここが1392mピークと間違えた


ブナ林を登る


ブナ林から抜けると笹原が広がる


ここが1392m


山頂へは広い笹原の尾根を行く


佐々連尾山山頂





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