2007年晩秋四国登山
くもそうやま

標高 1495m
登山口→50分→高丸山分岐→25分→雲早山山頂→15分→高丸山分岐→35分→登山口

往復2時間の山なのだが、登山道の途中には苔むした石灰岩群があって、見とれてしまった。でも、そのために道を間違えてしまった。山頂からは四国の山々を一望することができた。
稜線の登りから雲早山

2007年1027

徳島にフェリーが着いたのは1320分であった。台風が太平洋沖を北上していて、このために山は厚い雲に覆われている。今日の登山はやめてマクドでのんびりしてしまった。
四国で最初に登るのは雲早山である。国道を走って、雲早トンネルを抜けたところで左折して剣山スーパー林道に入る。真っ暗な中、ダートな道を走るのは怖いので、途中、広場があったのでそこに車を停めて寝た。

1028

朝、6時に目を覚ました。つい一月前に三百名山の登山していたときは暑くてたまらなかったのだが、もう寒くなっている。冬用のシュラフを持ってきてよかった。
車を停めた空き地からはすぐに登山口に着いた。入口には木の鳥居がたっていた。
歩き始めたのは645分である。
鳥居をくぐって、左に沢の流れの音を聞きながら登って行く。すぐにこの沢を左に渡る。沢は二筋になって流れていて、登山道はその真ん中を行くのだ。岩の多い沢の道を登って行くと登山口から15分ほどで石垣の広場があって、そこには切り株の椅子やテーブルが置かれていた。
ここで沢の流れから離れて左の涸れた沢筋の道を行く。傾斜はきつくなって、ザラザラの道を登って行く。沢筋から右に曲がって急な斜面を斜めに登るようになるときれいなブナの林が広がっていた。石垣の広場から
30分ほどで、行く手には緑の苔におおわれた石灰岩群が見えてきた。この眺めに気をとられて道を間違えてしまった。登山道は左に曲がるのだが、苔むした石灰岩群に入る踏み跡があっため、これを登って行ってしまったのだ。すぐに道がわからなくなった。かすかな踏み跡を辿ってなんとか稜線まで登ったが、どうしてもその先に道がない。しかたなく引き返したら、すぐに本当の登山道を見つけた。20分ほど無駄にしてしまった。
この先はひたすら稜線に向かって登るだけである。登るにつれて紅葉がきれいになった。稜線のT字路に着いたのは752分である。この分岐を左に行くと高丸山に縦走できるのだが、廃道に近くてかなりのルートファイティングを必要とするので私はおとなしく雲早山を目指す。
きれいなブナ林の平坦な道を行くと、すぐに林から抜け出した。緩やかな尾根の登りになって、行く手には巨岩がそそり立っている。紅葉とあいまって、すばらしくきれいな眺めである。
尾根が狭まってくると左の展望が開け、山々が重なってどこまでも続いている。この雲早山は四国の深奥の山なのだ。
行く手左に丸いピークの雲早山が見えてきた。大きな倒木をくぐると、尾根は緩やかに左にカーブしてゆく。
急登をこなすと山頂である。85分であった。
山頂には祠があって、その前にはかわいい狛犬が1対置かれていた。祠の後には三角点があった。
周りの山を眺めると、正面に展望台のような塔が聳える山が見える。これが今日の午後から登ろうと思っている高城山なのだ。この山頂に聳える塔はレーダードームである。

山頂から眺める四方はすべて山また山で、この雄大な景色を眺めながらコーヒーを飲んでほっと一息。
あとは来た道を引き返すだけである。きれいな紅葉を眺めながらのんびり下って、登山口に戻ったのは850分であった。


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フェリーおーしゃんうえすと


登山口


石がゴロゴロする沢の道を行く


石垣の上の広場


石灰岩帯で道を間違えた


稜線の分岐


雲早山山頂





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