2007年早春四国登山
いいのやま

標高 421m
飯山登山口→5分→一王子社→飯山登山道分岐→10分→飯野山山頂→10分→飯山登山道分岐→20分→西又分岐→15分→丸亀市野外活動センター→5分→飯神社→15分→登山口

讃岐平野の真ん中に聳えるこの山は讃岐富士とも呼ばれる端正な山である。山頂には伝説の巨石群があって、展望台からの讃岐平野の眺めはすばらしい。
山麓から飯野山


2007年33

四国に渡る方法はいろいろある。最初考えたのは、和歌山からフェリーで徳島に渡る方法ある。これは四国遍路を終わってから高野山に向かうために乗ったことがあった。でも、今回の四国登山では西半分の山に登るつもりなので、四国の中をかなり走らなければいけない。
四国に渡るにはフェリーではなくて瀬戸大橋を使うという方法もあるのだが、これは料金が高すぎる。
そこで考えたのが宇野・高松を結ぶフェリーである。昔は宇高連絡船といったのだが、今は宇高国道フェリーというのだ。30分毎に出ていて、1時間ほどで高松に着くことができる。値段も2500円なのだ。これに決めた。
京都を出発したのは15時過ぎであったが、中国自動車道から山陽自動車道に入り、備前に着いたら20時頃であった。ここから一般道を走って宇野港に着いたのは21時半。
港に着いたら、待ってる車はなくて、すぐに出航なのだそうだ。待ち時間なしで乗り込めた。
船に乗って落ち着くと、大昔にこの船に乗ったことを思い出した。まだ二十歳のときで、この頃は国鉄の均一周遊券で鉄道の旅をしていたのだ。そのときは四国を3日間でまわろうというムチャな計画だったのだが…。
高松港からは最初に登る飯野山に向かう。高松からは近いのだ。
ただ車を停めるところが問題で、地図にあった野外活動センターを目指した。その近くで空き地があったのでそこに車を停めて寝た。


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明るくなって、地図をよく見ると登山口に駐車場があることがわかった。そこに停めるべきだった。
登山口駐車場はすぐにわかった。ここからは飯野山がすぐ目の前に聳えている。
飯野山は標高が421mしかないのだが、讃岐富士とも呼ばれる秀麗な山なのだ。讃岐平野にはあちこちにポツン、ポツンとこうした山が突き出ている。その中で富士山のように聳えているのが飯野山なのだ。
駐車場からは住宅地の間の急坂を登ってから右折して山麓を水平に行く。見上げる飯野山はすごく高く見える。一王子神社を右にみて左折すると階段の遊歩道になる。
果樹園の中を一直線に登ってゆく道で、コンクリートで固められている。その横には階段の道もつけられていた。
樹林の中の道になって、これをジグザグに登って行くと所々にベンチが置いてある。指導標には山頂までの距離と標高が書かれていた。
今日は日曜なので登山者をみかける。すごく暖かくて、ほとんど5月の陽気である。
歩き始めてから50分でT字路に着いた。左は私が帰路にするつもりの飯野社への道で、山頂へは右の道である。ここまではかなり急な道を登ってきたのだが、急に緩やかになった。飯野社からの道は山を螺旋にまわりながら山頂に向かうのだ。ほとんど平坦な道が続くのだが、途中、左に直登する踏み跡があったのでこの道を登ることにした。
それなりに急な登りだったが、すぐに山頂に着いた。
山頂は広くてその真ん中には薬師堂がたっている。お堂の前には左右に古い石塔がたっていた。五輪の塔ようなのだが、磨耗しきっていて本当に長い年月を感じさせるものだである。
山頂広場にはたくさんの登山者が休憩していた。中高年の10人ほどの一団がいて、昭和天皇歌碑の前に陣取っていた。そこが記念写真にはぴったりなのに邪魔だった。
昭和天皇の歌は

暁に駒をとどめて見渡せば
讃岐の富士に雲ぞかかれる


というものである。
広場から30mほど下ったところに展望台がある。
南側の展望が開けていて、かすんでしまっているが我拝師山が見える。
讃岐平野を眺めやると、お椀を伏せたような盛り上がりがあちことに見える。そして、目立つのは溜池の多さである。山や池の散らばる讃岐平野は箱庭のようである。
展望台の後ろには「おじょもの足跡」という巨石がある。おじょもというのは山を造るのが得意だったという巨人のことで、そのおじょもが飯野山を造ったのだそうだ。飯野山はおじょもの造った山のなかでも一番のできなのだそうだ。

山頂に戻って広場を一周することにした。
二体の石仏が収まる祠の横を入るとそこに三角点があった。あやうく見逃すところであった。この左には祭壇石と呼ばれる大きな平岩があって、さらに横には天狗岩という二つの岩が突き立っている。飯野山にはこんな巨石が多くて、番号がふられた巨石群の案内標識がたてられているのだ。
登山者がどんどんやってくるので、山頂を後にする。
帰りは緩やかな道を下った。らせん状にまわって下る道は緩やかで、家族ハイキングにはぴったりかもしれない。この道には合目毎の指導標がつけられていた。
私が登ってきた飯山登山道との分岐を過ぎてさらに下って行く。来るときは樹林のなかで展望はできなかったのだが、この道にはところどころにベンチが置かれて、讃岐平野を展望できるのだ。どんどん下って行くのだが、なかなか西又分岐に着かない。通り過ぎたのかと心配になったころに分岐に着いた。ここでスイッチバックするように左折して、再び山腹を斜めに行く道が続く。分岐から15分ほどで丸亀市野外活動センターに着いた。右に遊戯施設が見え、家族連れが目立つ。
ここから道がわかりにくくなる。県道に出てしまったら簡単なのだが、私はできるだけ最短で登山口駐車所に戻りたいので、山道を行く。
大きな神社の境内に出た。これが飯野社で菅原道真を祀る天満宮である。神社の境内を出てからは磁石で方向を確認して、あとはカンで細い道を辿った。
池の横を通ったり墓地の中を歩いたりして、民家の中を行くとぴったりと登山口駐車場に着いた。

野山登山口駐車場に戻ったのは11時を少し過ぎたばかりなので、もう一つ山に登ろうと思う。我拝師山である。


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民家の間を登って行く

一王寺神社


コンクリートの道を登って行く


樹林に入ると階段の未知が続く


登山道にある指導標


登山道には休憩施設も整備されている


飯山登山道分岐


道端にあった岩屋


飯野山山頂


山頂の薬師堂


西又分岐


飯神社





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