2007年晩秋四国登山
どううんざん 361m

ごいしやま 434m

観音寺→1:10→一心寺→10分→洞雲山霊場→20分→洞雲山山頂→10分→行者尾根分岐→15分→碁石山山頂→10分→行者尾根分岐→15分→碁石山霊場→45分→丸金醤油

四国の山百選の最後の山なのだが、その最後を飾るにふさわしい山であった。登山口から眺める洞雲山はすさまじいばかりの岩峰で、登ったら見たとおりの山だった。山頂では足が震えてしまった。碁石山への縦走路からは瀬戸内海の眺めがすばらしかった。
洞雲山

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2007年11月22日

今日はもう一つ山に登るつもりだ。洞雲山と碁石山である。寒霞渓ですさまじい断崖絶壁と奇岩をみてきたのだが、それと同じように岩峰が屹立するのが洞雲山である。標高は洞雲山が
361m、碁石山が434mで高い山ではないのだが、岩稜の登山が楽しめるはずである。この登山で四国の登山は終了することになる。
坂手港から歩き始めて、洞雲山から碁石山へ縦走して、そして苗場に下ってくるつもりだ。苗場から坂手港まではバスを使うつもりだ。苗場でバスの待ち時間があったら、その時間で丸金醤油記念館の見学をしたらいいと思っている。
坂手港の手前で岬を越える高台から碁石山・洞雲山が見えた。すごい山である。巨岩が断崖を造っている。とても標高が400mそこそこの山にはみえない。楽しみだ。
坂手港から観音寺に向かって、寺のそばの駐車場に車を停めた。そこは神社の前の広場であった。近所の人の駐車場にでもなっているのか、ビニールの簡易ガレージがたくさんあった。
出発は1235分である。岩峰が連なる洞雲山を眺めながら登って行く。舗装された林道を歩いて行くのだが、何度もターンを繰り返して高度を稼いでゆく。
途中で坪井栄と生田春月の文学碑への分岐があった。200m先だという。悩んでしまった。いったんあきらめることにして歩きだしたが、やっぱり心残りで行ってみることにした。意外と近かった。
広場があって、正面に小さな鋭三角形の石碑が立っている。これが生田春月の文学碑で、自筆の原稿がそのままレリーフになっていた。坪井栄の碑はどこだと探したら、歩いてきた方向にあった。知らずに横をとおり過ぎていたのだ。そこには「桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十三年」とかかれていた。坪井栄は色紙をかくときに、この句をかくことが多かったらしい。坪井栄が文壇にデビューしたのは三十代半ばで、かなり遅かったのだ。
分岐に戻って林道をたどる。いつのまにかずいぶん登ってきていて、視界が広がると眼下に坂手港が一望できるようになっていた。
やがて、右側に牧場があって、牛がのんびり草を食んでいた。
道端に遍路道の石標を見ると、そのすぐ先にコンクリート造りのお寺があった。これが一心寺である。坂道につくられたお寺で、その斜面に人工的に広場を造っている。そこには石仏がずらりと並んでいた。小豆島の遍路のお寺にしてはずいぶん新しい寺だと思いながら少し行くと、風格のあるお寺が見えてきた。これが本当の一身寺であった。お寺の入口に指導標があって、左が洞雲山への道なのだ。小豆島には四国八十八霊場にならった八十八の霊場が設置されていて、私がこれから向かう洞雲山はその1番札所で、次の碁石山は2番札所になっているのだ。
山腹の水平な道を行くと、ウメガシの森試験林があった。ウメガシというのどういう木なんだろうと思っていたので、この木をみて納得した。
そのすぐ先に展望台があり、「讃岐十景」という石柱がたっている。その名の通りすばらしい海の景色であった。ふと見ると、この展望台の下に観音像がたっているのが見えた。
5分ほど行くと、行く手には巨大な岩壁がそそり立っているのが見えてきて、この下を歩いて行くと洞雲山のお寺に着いた。
絶壁につくられた寺で、岩窟に御堂がつくられている。

境内を巡ってみたが、登山道が見つからない。ガイドブックをよく読むと、寺の手前に細い石の階段があると書いてあるので、引き返すと確かに細い階段があった。見上げると絶壁の裂け目に堂があって、このお堂に向かう道なのだ。本当にこの道でいいのかと思いながら登って行ったが、途中から山道が分かれた。
とんでもない道になった。所々に印がつけられているのだが、荒れた道ですごい急勾配である。尾根に登り着いてからは潅木を掻き分けるように登って行く。
尾根の上の巨岩の上に出ると、眼下には巣晴らし景色、でも、目もくらむような絶壁の上である。ここから道がわからなくなった。
岩稜にかすかな踏み跡があるのでこれをたどった。でも、次第に踏み跡はかすかになって、最後はまったく道はなくなってしまった。険しい岩稜が続いていて引き返そうかとも思った。でも、岩はゴツゴツしているので滑る心配はなくて、手がかりもたくさんある。ガイドには稜線を直登するとあるので、強引にこの岩稜を急登した。
もう引き返そうかと思うころに、ひょっこり山頂に着くことできた。そこには石の祠がたっているのだが、山名の標識はなかった。ガイドブックの写真と同じなので洞雲山山頂とわかった。
すごい眺望である。足元は断崖絶壁で足が震えてしまうのだが、内海湾の景色がきれいである。そして北には碁石山と思われるピークが見える。でも碁石山に続く稜線は険しい岩稜になっていた。これは私の登山技術では無理ではないかと思ってしまう。でも、山頂から少し下ると登山道があった。どこかで道を間違えたらしい。この登山道には青いペンキ印があって安心して歩いて行くことができた。
でも険しい岩稜の道は続く。洞雲山の隣のピークにたって振り返ると絶壁の上に石の祠がポツンとたっているのが見える。つくづくすごい山だと思ってしまう。四国登山の最後を飾るにふさわしい山である。

岩稜をアップダウンして進むと、やがて樹林の中に入った。岩稜とさよならできて本当にうれしかった。
樹林の小高いピークに着くと、そこに分岐を見つけた。指導標はないのだが、テープの印がつけらた踏み跡がある。ここが行者尾根合流点と思われる。それならここから15分で碁石山山頂に着けるはずである。
樹林の中を緩やかに登って行く。道には照葉樹の枯葉が積もっていて、これが異様に滑りやすい。急な登りでは木につかまって登らなければいけなかった。途中、岩のピークを越すところは急登になっていて、けっこうきつかった。
ようやく樹林に囲まれた山頂に着いたのは1435分である。山名の標識はなくて、三角点だけがあった。ガイドブックには、この先に展望の岩山があるというので行ってみることにした。
岩場を登って樹林の中からピークに出ると、確かにすばらしい展望が広がっていた。でも足元は切り立った断崖で足がすくんでしまう。木の枝につかまりながら恐る恐る写真を撮った。
行者尾根分岐に引き返して、この尾根を下って行く。道ははっきりしているので安心だった。順調に下って小さな碑の前に着いたら、その先は岩稜になっていた。すぐ下にお寺が見える。これが碁石山の霊場らしい。岩稜の先まで行ってみたが、この岩場を急下降する気になれない。左に樹林の中を下る踏み跡があったので、これを行くことにした。けっこうきつい下りであったが、なんとか参道に下りることができた。
ここには大きな弘法大師の像がたっていた。
あとは林道を下るだけである。
ようやく集落に降りてきて、振り返ると岩峰を連ねる洞雲山・碁石山が一望できた。あの稜線を歩いてきたのだと思うと大満足であった。

苗場の集落から国道を歩いて丸金醤油の前に着く。でも見学は16時までなのであきらめるしかない。でも、丸金醤油の売店はあいていたので、醤油ソフトクリームを買って食べた。寒いのに…。


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ここから歩き始めた


坪井栄文学碑の分岐


坂て港が見下ろせた


牧場があった


一心寺(本当はさらに行ったところ)


讃岐十景の展望台に着く


洞雲寺に着いた


登山道があった


すごい岩場を登る


洞雲山山頂


登山道があった


碁石山山頂


行者尾根を下る


行者尾根の先端

 
 
 
 
 
 
 
 
 




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