2007年晩秋四国登山
ほしがじょうやま

標高 816m
紅雲亭→50分→四望頂→25分→三笠山→30分→西峰→15分→星ヶ城山→30分→三笠山→1:00→猪谷→30分→紅雲亭

この山は星ヶ城という城のあった山で、山頂付近には掘の跡とか井戸などの遺跡が残っているのだ。西峰からは寒霞渓の岩峰群を展望でき、山頂からは瀬戸内海の眺めがすばらしくきれいなのだ。
西峰から見る星ヶ城山

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20071122

山頂広場に着いたのは925分である。本当に広い広場で、たくさんの施設があって観光客が多かった。広場の北には小高い山が見えるが、これが三笠山である。山頂には白い鳥居が見えた。
私が目指す星ヶ城山はこの三笠山から登山道が通じているのだ。三笠山の登り口に行くと、そこからも車道のような広い舗装道が続いていた。実際に車道なのだ。入り口には三笠山山頂まで580mという標識がたっていた。
登山道に入るとすぐに寒霞渓経塚があったので寄ってみた。でも、柵に囲まれたなかに石碑がたっているだけであった。
さらに車道を進むと、右に阿豆枳島神社という石柱があるので、石段を登った。登りきった台地には大きな東屋のようなものがあって、注連縄が張られている。本殿とは違うらしい。この奥に進むと車道に出ることができた。

再び車道をのんびり歩いて行くと傾斜が緩やかになって下から見えていた鳥居に着いた。鳥居を過ぎるとすぐに山頂広場であった。広場の片隅に小さな三角点があって、横に立つ白い木柱に三笠山山頂と書かれて木札がつけられていた。
紅葉を眺めながら山頂広場を奥に進むと、星ヶ城山まで1.7kmとかかれた指導標がたっていた。
樹林のなかの遊歩道を歩いてゆくと、ところどころで鮮やかな紅葉が見られる。本当にいい時期にやって来たと思う。

最初はけっこう登りだったのだが、すぐに平坦な道になった。散歩気分で紅葉を眺めながら行くと、左に星ヶ城神社があった。鳥居の奥に石の祠が置かれていた。
この先には星ヶ城の遺跡がたくさんあって、まず外空掘を渡るとその次が土壇、少し行くと左に鳥居があって石垣に囲まれた中に祠があった。西峰阿豆枳島神社であった。ここが星ヶ城山の西峰である。神社の少し先には石舞台があって、そこからの展望がすばらしい。瀬戸内海とそこに浮かぶ島々。遠く霞んでいるのは四国である。東側に見える平たい三角の山が星ヶ城山東峰で、三角点はここに置かれている。
この先の遊歩道は星ヶ城の遺跡をめぐる歩道が錯綜しているので、すごくわかりにくかった。。
なんとか磁石で方向を確認して下って鞍部に着くと、車道から登ってくる遊歩道と合流した。(このためか、山頂で休んでいたら、けっこう観光客が登ってきていた。)ここには「県指定史跡星ヶ城跡案内板」がたっていた。
鞍部からジグザグに5分ほど登ると山頂である。杉が何本もたつ中に東峰阿豆枳島神社があった。その先の広場には石を重ねたドームがたっている。なにかしら異様なものなのだが、正面からみるとそこに設けられた穴には石仏が何体も置かれていた。
この横に三角点があって、よくみたら一等三角点であった。
山頂広場にはベンチが置かれていたので、ここで休憩することにした。少し風が冷たいのだが、日も射している。
ここから下に見える海は播磨灘なのだ。

あとは山頂駅広場に引き返す。三笠山からは登ってきた舗装道ではなく、スキー場のゲレンデのような草の斜面を下った。けっこうしっかりした踏み跡があって、登りでもこれを来ればよかったと思った。
山頂駅広場は観光客であふれていて、さらに大型バスがどんどんやってくる。帰りは「裏八景」の遊歩道を下ることにして、その遊歩道を探した。


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三笠山登山口


三笠山山頂


星ヶ城神社


平坦な道が続く


西峰阿豆枳神社


東峰阿豆枳神社


星ヶ城山山頂






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