とのうえやま

標高 518m
泉ヶ丘登山口11:25→11:57大台ヶ原→12:23戸上山山頂→13:05泉ヶ丘登山口

この山の中腹に広がる大台ケ原の草原はすばらしい。そして、眼下に見下ろす関門海峡には宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島も見ることができるのだ。
大台ケ原から山頂を望む

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2005年11月24日

時間も早いので、今日は戸上山にも登るつもりである。

この山は昨年11月の九州登山旅行で登った「足立山」の北に伸びる稜線の上にある山なのだ。あのとき縦走しておけば良かったと思ってしまった。
ガイドブックで調べると、車を停めれるのは泉ヶ丘の登山口らしい。こちらから登ることにした。
北九州道の高架をくぐって住宅の中の急な坂を登って行くと、ようやく登山口らしきところに着いた。道は行き止まりで駐車場らしきものはないのだが、なんとか道端に車を停めた。
樹林の中を緩やかに登って行くと砂防ダムの前に広場があって、ここに登山口の表示があった。道が間違っていないことを確認できた。

登山道は沢の流れに沿ってつけられていて、いくつかの砂防ダムを越える。
最後に急登すると足立山からの縦走路に出て、これを左に行く。ここには「大台が原」の表示があった。
急登すると、すぐに樹林から抜けて草原が広がっていた。ここからの展望はすばらしい。
関門海峡がすぐ下にあって、何艘もの船が行き交っているのが見える。
山の方を仰ぐと、戸上山に向かう道が笹の草原のなかに曲線を描いて続いている。
視界が広がると、なぜか気分も明るくなってくる。
草原の中を急登して、ふたたび樹林の中の道に入る。
山頂に着いたのは1220分である。西側が開けていて、関門海峡の展望がすばらしいのだ。
目を引いたのは船島である。宮本武蔵と佐々木小次郎が闘ったという巌流島(船島)が見えるのだ。私は吉川英治の宮本武蔵の大ファンなので、けっこううれしくなってしまった。
この山頂からもう少し先に行くと、樹林の中に鳥居がたっている。戸上神社上宮である。
この鳥居の横に小屋があった。入り口が開放された造りなのだが、野宿はできそうである。
戸上神社上宮の祠にお参りをして、登ってきた道を引き返した。
登山口に戻ってきたのは12時半頃であった。

時間が十分ある。今日のうちに若杉山に登るつもりであったが、登山口までをカーナビでセットしたら、2時間ほどかかることがわかった。しかたがないので、今日はこれで登山を終えることにした。この空いた時間で門司港を観光することにした。
門司港にはたくさんの古い建物が残っているらしくて、これを観光するのはけっこう楽しそうである。


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こんな道を行く


水場があった


砂防ダムを越える


稜線に着く。右に行くと足立山


大台ケ原


戸上山山頂





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