甲信越百名山
あまりやま

標高 1671m
椹池登山口→1:30→甘利山山頂→10分→大笹池入口→1:00→御所山分岐→30分→千頭星山山頂→1:00→大笹池入口→20分→大笹池→40分→南甘利山→1:00→椹池

甘利山はレンゲツツジの大群落で有名なのだが、私が訪れたのは10月だったので、褐色の草原が広がるだけであった。この山行で甘利山・奥甘利山・南甘利山の3つを登り、さらに最高峰の千頭星山にも足をのばした。
甘利山山頂

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2006年1030

甘利山へは山頂直下まで車道が通じている。山頂駐車場から登るならば30分ほどで登れてしまうのだ。
そんなつまらない登山をしてもしょうがないし、甘利山には他に奥甘利山と南甘利山があるので、3つの山頂を踏まなければこの山を登ったとはいえないと思う。さらに、この近くには千頭星山があるのでこの山も往復したい。甘利山の標高は1671mだが千頭星山は2138mなのだ。
これらの山を登るためには、山頂駐車場からは遥か下の白鳳荘から登るしかない。

登山口となる白鳳荘はサワラ池の湖畔にある。ここはキャンプ場なのだが、私が行ったときは小屋は閉まっていて、キャンプ場も閑散としていた。
登り始める前にサワラ池を見に行った。池はシンと静まりかえって、周りの木々は美しく色づいていた。
白鳳荘の横に登山道がある。すぐに分岐があって、左に管理施設と表示されている。帰りはこの道を戻ってくるのだ。
真っ直ぐに進むと階段の道になって、10分ほど樹林の中を登ると県道に出てしまった。ここからは舗装道路を少し歩いて再び登山道に入る。でもすぐに県道に出てしまって、10分ほど車道を登ることになる。急なカーブの先端に登山道入口があって、ここからは急な登りが続く。
色づいた落葉松の林の中を急登して、山頂駐車場に着いたのは
8時であった。
広いりっぱな駐車場で、車道を渡ったところに山小屋がたっている。煙突からは煙が出ていた。

ロープで囲った広い道を登って甘利山山頂に向かう。道には刈ったばかりの笹の葉が敷き詰められていて、歩きにくかった。登って行くと左手に東屋がたっている。その前は展望広場になっているのだが、雲の中にいるので何も見えない。休憩することなくそのまま山頂に向かう。この山頂への道には50mごとの表示が設けられていた。
急な道を登って台地の上に着くと草原が広がっていて、その向こうに山頂が見える。笹原の中の登山道は木道になっていた。ガイドブックによると、このあたりはレンゲツツジの大群落地なのだそうだ。今は草紅葉なのだが、春の満開の時期はすばらしいのだろうと思う。
甘利山山頂は広くなだらかなで、広場には大きく山名を書いた標識がたっている。その前には「山梨百名山」という標識もたっているのだが、三角点はなかった。
ここで少し休憩したが霧が流れて寒い。展望もないので、すぐに千頭星山にむかうことにした。
緩やかに下って鞍部に着く。行く手には高く聳えるピークが見える。
鞍部からは急な登りである。今まで緩やかな登りが続いたのでけっこうきつく感じた。ようやく傾斜が緩やかになって、少し行くと奥甘利山の指導標があった。もちろん寄って行くことにする。笹の中の道を行くとすぐに山頂で、小さな裸地に粗末な山名標識がたっていた。
分岐に戻って少し下る。鞍部は笹原でその中に落葉松が点々と生えている。霧に浮かぶその眺めはけっこうすばらしい。
この鞍部からは急な登りになった。いったん緩やかになるが、すぐにまた針葉樹の中の急登になる。
ようやく傾斜が緩まると分岐があった。右は御所山を経由して青木鉱泉に至る道で、左が千頭星山への道なのだが、鳳凰山とも書かれている。知らなかったのだが、千頭星山を越えてさらに行くと夜叉神峠〜鳳凰三山の稜線にある御室南小屋に至るのだ。南アルプスは意外と近いのだ。
分岐からはほとんど平坦な道が続き、笹原と落葉松の林の中を行く。最後に少し急な斜面を登ると千頭星山山頂である。947分であった。
山頂は樹林の中でまったく展望は得られない。それに霧の中である。
休憩していたら、だんだん寒くなってきた。
登ってきた道を引き返す。50分ほど歩くと大笹池の入口があるのだが、気がつかずに通り過ぎてしまった。すぐにおかしいと思って引き返し、地図と磁石で地形を確認した。よく探すと笹の中に踏み跡があって、そこから少し入ったところに指導標があった。分岐に指導標がないので見逃したのだ。
指導標には「急坂、難所」と書かれている。その通りで、
最初は緩やかな下りだったのだが、突然、すさまじい下りになった。笹が覆いかぶさる細い道を一直線に下って行くのだ。ロープが下がっているので、これにすがって下った。
10分ほど急降下を続けるとようやく傾斜も緩やかになって、南甘利山と大笹池の分岐に着いた。まず池に見に行く。深い樹林に囲まれた池でシンと静まりかえっていた。木々が紅葉に染まってきれいだ。
分岐に戻って南甘利山を目指す。急な登りが始まる。途中に空池の分岐があるので行ってみたが、笹原の窪地があるだけ池はなかった。
すぐに引き返して南甘利山への急登を続ける。クヌギの林の中の登りでロープも下がっていた。傾斜が緩やかになったので、すぐに山頂かと思ったらそうではなくて、しばらく林の中を歩かなければいけない。
山頂には南甘利山とかかれた板が木の幹に打ち付けてあった。樹林に囲まれているのだが、林の向こうに紅葉に染まった甘利山が見える。展望がきかないのが残念だ。
あとは登山口に向かって下って行くだけである。すぐに甘利山への分岐がある。樹林の中をひたすら下る。紅葉がすばらしくきれいで、時々立ち止まってしまう。
檜の暗い林の中に入ったりするが、全般的には紅葉の中の下りである。道はあまり登山者が通らないようで、落ち葉が厚く積もっている。赤や黄の落ち葉を敷き詰めた登山道は、けっこうきれいなのだ。
行く手に山が立ちふさがる。この山を越えるのかと思ったら、その手前で左折する。尾根を巻いて斜面をトラバースして行くのだが、落ち葉に埋まっていてわかりにくかった。
どんどん下って行くと涸れた沢で、そこに小さな石の祠があった。
この祠から10分ほどでサワラ池に戻った。
車の前に戻ったのは1220分。ずいぶん長い間歩いていたような気がしたのだが5時間20分の山行だった。

明日は国師ヶ岳に登る。山を下って行くと、下界は晴れていて青空が広がっていた。でも、甲府盆地の山々は白くかすんでいてよく見えない。振り返る甘利山はどんよりした厚い雲に隠されていた。

甘利山から国師ヶ岳に向かう途中で、ガストに入ってパソコンに記録を打ちこんでいたら4時になってしまった。
急いで車を走らせて行くと善光寺があった。善光寺といったら長野の善光寺なのだが、この甲府にも善光寺があるのだ。お寺の本堂の造りは長野の善光寺によくにている。参道の向こうに立つ山門も立派なものであった。

食料がなくなってきているので、スーパーを探しながら車を走らせていたら、石和温泉町でSATYを見つけた。食料を買った後も店の中をブラブラしていたら、真っ暗になってしまった。
国師ヶ岳の登山口「大弛峠」までは曲がりくねった道で、暗い中を運転するのはひどく疲れた。それでも峠までは舗装されていたので助かった。峠に着いたのは8時半頃である。


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登山口の白鳳荘


車道に出てしまう


山頂駐車場


木道で山頂をめざす


甘利山山頂


大笹池分岐から行く手のピーク


奥甘利山山頂


御所山分岐


霧の中千頭星山に向かう



千頭星山山頂


大笹池分岐


大笹池


南甘利山山頂


落ち葉が厚く積もった道を下る





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