2008年春山陽山陰登山
こといしやま

標高 545m
柳井駅→30分→金剛寺→10分→大師山→1:20→三ヶ岳→10分→三ヶ岳林道鞍部→50分→琴石山山頂→1:00→柳井港駅

大師山から三ヶ岳・琴石山と縦走した。標高は500mほどの山なのだが、縦走路からは瀬戸内海の眺めがすばらしくきれいであった。
登山道から見る琴石山

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2008514

金剛寺の駐車場の泊まったのだが、このお寺は非常な信仰を集めているようで、お参りに来る人が引きもきらない。
真夜中の3時半ころにも参拝する人がいた。駐車場には煌々と灯りがついていて、まぶしいくらいだった。
目を覚ましたのは
615分頃である。ラジオ体操の音が聞こえていて、近所のお年寄りが集まって体操をしていた。すごいお寺である。
駐車場の奥には不動尊がたっていて、これにお参りしてゆく人が多い。それと、犬を連れて散歩に来る人も多いのだ。
身支度をして出発をしたのは635分。まず、駐車場の不動尊に手を合わせてから石段を登って行く。その石段の登り口には小さいが不動尊の磨崖仏があった。
石段を登って本堂の前に出たが、登山道はどれだろうと迷ってしまう。本堂の左に山に向かって登って行く道があったので、これを行ってみた。道には四国八十八箇所の石仏が並んでいた。これを眺めながら登って行く。道標がないので本当にこの道でいいのか心配であったが、山に向かう道はこれしかないのだから大丈夫だろう。
石仏の置かれた祠をみながらジグザグに登って行くと山頂に着いた。山頂にはベンチがあって、柳井の市街を見下ろすことができた。ここが大師山のはずなのだが、山名の標識はなかった。
山頂から平坦な道を行くと
字路についた。下って行く道には三ヶ岳の指導標があった。道は間違っていなかった。もう一方の山腹の捲き道は大師山を一周して登山口の金剛寺に戻るようである。私は三ヶ岳に向かうのだ。
ここから行く手を眺めると、名前の通り三つのピークの連なりが見える。これが三ヶ岳のようである。

下って行くと「皇太子殿下射撃練習跡」の石柱がたっていた。大正時代のものだから、昭和天皇がここで射撃をおこなったらしい。
鞍部に着いて登り返す。ここから三ヶ岳山頂まで1時間20分の登りが続くのだ。でも、急登の連続ではなかった。樹林から抜けて出て展望が広がると、行く手には三つの峰の山が見え、縦走は本当に楽しいのだ。
明るい尾根の登りが続き、道には赤いツツジが美しく咲いていた。下には柳井の市街が一望できて、とくに高くそびえる火力発電所の煙突が目立つ。瀬戸内海には貨物船などが行きかっていて、すばらしい展望である。

左手に岩に覆われた尾根が見えてきた。すごく険しそうである。木が切り払われて、岩肌が見えているようなのだが。この山って、けっこう岩山なのではないかと思った。
突然、竹林になった。かなり登っているはずなのに竹林があるというのも、瀬戸内海のあたたかい地方の山だからなのだろうか。
展望の尾根を行くとベンチが置かれている。735分になっていた。ここで休憩しながら、眼下に広がる景色を眺める。振り返ると自分が登ってきた尾根が柳井の街に続いているのが見える。大師山はほとんど山とわからないほど下にあった。
ここから10分ほど行くと、突然林道に出た。指導標がたっていて、左に下ると石井ダムなのだそうだ。林道を歩いて行くとすぐに左に石段の登山道があった。
明るい尾根を登って行く。今までと違ってかなり急な登りである。二つのピークが迫ってくる。さっきまで見えていた大きなピークは右側を捲いてしまったようである。道には露岩が現れて、岩の間を急登するようになった。この岩場にも赤いツツジの花が咲いていてすごくきれいなのだ。展望は最高である。
岩場のかなり険しい登りが続くのだが、鎖などはなかった。三点確保で慎重に登って行くしかないのだ。

ようやく標識のたつ山頂に着いたのは815分であった。三ヶ岳西峰である。山頂には石の祠があって、そのそばに小さめの三角点があった。見ると四等三角点であった。
この山頂からは行く手にアンテナ塔のたつピークが見える。これが三ヶ岳で標高が一番高い東峰なのだ。よく見ると、東峰に重なるようにして手前にもうひとつピークが見える。中岳であった。この三ヶ岳の右奥には高くそびえる山が見える。この縦走の目的地、琴石山のようである。すばらしい山容の山である。でも、ものすごく遠く見える。
山頂から下って鞍部に着くと、そこには日積割石という分岐があった。
登り返してピークに着く。中岳山頂にはなんの標識もなかった。行く手には東峰、振り返ると西峰、両方を展望することができた。すぐに下って東峰を目指す。

東峰は広い山頂で、標高501mという標識がある。「三ヶ岳山頂展望図」があって、目の前に広がる瀬戸内海の島々の名前が確認できる。山の上から海が展望できるというのはすごくいい。
山頂からは急な階段の下りであった。下りきったところには林道があって、その右にも舗装された林道があった。土の林道を少し行くと、舗装された林道に出た。これを歩いて行くと地蔵堂がたっている。「三ヶ嶽一願地蔵尊」というのだそうだ。
このすぐそばに琴石山への登山口がある。「琴石山グリーンパークガイドマップ」という案内板もたっていた。山頂にはいろんな見るべきものが多いようである。
期待しながら登山開始。
登山道はしっかり整備されていて階段の登りが続く。階段の登りは足に負担がかかるので、延々と続くのは困ってしまった。10分ほど急な階段を上ると稜線に出て、傾斜は緩やかになる。樹林から抜けて展望が開けたところに着くと、琴石山の間にはいくつものピークが重なっているのがわかる。これを越えて行かなければいけないのだ。
琴石山の登り口から25分ほど歩いたところに山頂まで680mという指導標がたっていた。行く手には大きく琴石山がそびえている。まだまだ遠く感じる。
展望が開けた平坦な稜線歩きが続き、琴石山250mという指導標を見て、標高500m 山頂まであと5分という指導標に着く。琴石山の標高は545mなのでもう少しである。最後は石段を登って山頂に着いた。
山頂は広々している。
三つの祠がおさまった御堂があって、右側は展望台になっている。ここにあるのは二等三角点であった。
展望台から瀬戸内海を見下ろすと、昨日登った嘉納山のある周防大島が見え、そこにかかる大島大橋橋がよく見えた。橋の下を貨物船がフェリーが通って行く。柳井の港からは四国松山行きのフェリーが出ているのである。
山頂から続く尾根を見ると、すごい岩峰になっていて、その中を階段道が続いているのが見える。琴石山は岩峰の山だったのだ。
階段の道を下って行く。振り返る琴石山はすさまじく急峻である。どんどん下って行く。途中、ツツジの丘・ツバキの森なんどの標識を見て下って行くと車道に出てしまった。そこにあったマップを見たら道を間違えたことがわかった。私は愛宕神社跡に下るつもりだったのだ。仕方がないので引き返すことにする。5分ほど登って行って、左に分岐する道を見つけて、これをたどった。でも再び林道に出てしまった。この林道を下ると舗装道に出て、そこにあったマップを見るとまた道を間違えていた。
琴石山山頂周辺には遊歩道が張り巡らされているのだが、指導標がないので、さっぱりわからない。林道を引き返して、その終点に着くと、そこには「巨樹山桜」という指導標があった。この付近に愛宕神社跡があるはずだが…と思って探すと、上り道に琴石山登山道という標識があるので、この階段を登っていった。
100mほど上ると平坦地があって、そこに愛宕神社跡の石垣積みがあった。もちろん社殿など跡形もない。
これで位置も確認できたので林道終点に戻って、巨樹ヤマザクラの指導標に従って下る。
樹林の中のしっかりした道が続き、これを走るようにして下って行く。15分ほどで車道に出ると、そこには「愛宕神社登山道」という石標がたっていた。
あとはこの車道を下ってゆくだけである。車道には所々に国道188号線を示す標識があって、これに従って歩いて行く。集落の中に入って、振り返ると琴石山が高くそびえているのが見えた。
踏み切りに来たところで、駅がどっちかわからない。畑仕事をしていたおばさんに訊いたら右だという。ガイドブックでは駅は左にあるはずなのだが、車道歩きもどこかで間違えたらしい。
ようやく駅に着いたら、すぐに列車が来るという。走って階段の上り下りして、列車に飛び乗った。

柳井の駅からは地図とにらめっこしながら金剛寺に向かう。途中の柳井の街並みはすばらしくきれいであった。道に置かれた彫刻もすばらしい。
なんとか迷うことなく金剛寺に着いたのは1150分であった。


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金剛寺の石段を登る


金剛寺本堂の後ろから登り始める


大師山山頂


三ヶ岳への道


ベンチの置かれた展望所


林道に出てしまった


岩場の登りになった


三ヶ岳西峰山頂


三ヶ岳東峰山頂


三ヶ嶽一願地蔵尊


琴石山に向かって平坦な稜線を行く


琴石山山頂


山頂から下って行く


何度も道を間違えてしまった


集落から琴石山を振り返る


柳井港駅




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