日本三百名山
にんぎょうざん 1726m

みつがつじやま 1764m
中根平登山口→1:00→第一休憩地→50分→第二休憩地→40分→宮屋敷→1:00→梯子坂乗越分岐→25分→人形山山頂→梯子坂乗越分岐→三ヶ辻山山頂→25分→梯子坂乗越分岐→50分→宮屋敷→1:00→第一休憩地→40分→中根登山口

人形山へは長い長い尾根歩きが続く。しかも、道には笹が覆いかぶさっていて、これを掻き分けながら行くのだ。宮屋敷からは人形山と三ヶ辻山を展望することができる。
登山道から人形山


BACK 五箇山の合掌造り民家

2007922

昨夜、人形山の登山口に着いたのは暗くなってからであった。登山口には広い駐車場があるのだが、なぜかダンプカーが停まっていて、東屋には工事の機材が置かれていた。どうなってるんだと思ってしまう。
深夜に車が一台やってきて停まった。この車の人は6時頃に出かけていった。朝にも車がやってきて老夫婦が二人登っていった。私は車の中でパソコンを操作していたので、出発は7時少し前になってしまった。
登山口の右には水道の蛇口があって、水場になっているらしいのだが、水は出ていなかった。
ススキが覆いかぶさる道を歩いて行くのだが、左には林道が平行して続いていた。

すぐに杉の林の中に入って、緩やかに登って行く。登山道は尾根に沿って一直線に続いているのだ。急な登りはないのだが、今日はやけに疲れる。(でも、下りでわかったのだが、緩やかな登りと思っていたのは大間違いで、所々ですさまじい急登があったのだ。緩やかな登りのつもりで、ペースを落とさずに歩いていたから疲れてしまったのだ。)
樹林の中をひたすら歩いていたのだが、登山口から1時間ほどで切り開かれた小さな広場に着いた。そこには4等三角点があって、壊れたベンチが置かれている。ここが第一休憩地であった。ここで休憩してしまった。普通だったら、わずか1時間で休んだりしたりはしないのだが、今日はやけに疲れるのだ。(本当は急登なのに緩やかな登りのつもりで登ってきたからだ。)
ブナの林の中を登って行くと、壁のような樹林のピークが迫ってくる。相変わらず道は尾根に沿って真っ直ぐに伸びているのだが、傾斜はきつくなってきた。(気がつかなかっただけで、最初からけっこう急な登りが続いていたのだ。)急な道には木の根が網のように張っていて、滑りやすくて歩きにくい。
第一休憩地から35分で第二休憩地へ着く。ここでも休憩した。疲れすぎである。ベンチに座って目の前を見ると、盆栽のように枝を伸ばしたきれいな木が生えてしる。ガイドブックによると、これは富山県一というドウダンツツジの古木なのだ。
第二休憩地を過ぎると道はかなり急になって、こまかなジグザグで登ってゆく。樹木の中の急な登りが続く。
道端に宮屋敷
300mという朽ちた標識が倒れていた。もう少しだ。
急な斜面を登って樹林から抜け出すと、台地の上に鳥居がたっていた。ここが宮屋敷である。昔はここに神社があって、御神体が安置されていたらしいのだが、今は麓の上梨に移されてしまって鳥居だけが残っているのだ。
この展望の宮屋敷から眺めると、西には大きな尾根が延びていて、そこにどっしりとした山が聳えている。風格のある山だと思ったら、これが人形山であった。行く手には樹林の台地が広がっていて、ほとんど平坦である。
樹林の中に入って、緩やかに下る感じで歩いて行く。広い尾根で、なにかしら広い森の中を歩いているようなのだ。行く手には丸い丘が見えてきて、これを越えるのだが、登りにはロープが張ってあって、かなりの急登であった。山頂部はほとんど平坦で、緩やかに登って緩やかに下って行く。行く手にもう一度度丸い丘が現れ、これをを越えると、そこからは下りであった。県境稜線への急登の前に一旦下って、それから登り返すのだ。
行く手には屏風のように山稜が立ちふさがっていて、その左手には端正な三角形の山が聳えている。いかにも立派な山で、これが三ヶ辻山なのだ。右手にはどっしりとした感じの人形山が聳えているのだが、見た目は三ヶ辻山のほうがカッコイイ。もちろん人形山に登った後で、この山を往復するつもりである。
鞍部は枯れた細い葉の笹藪で、これを掻き分けて歩いて行くと傾斜がしだいにきつくなってくる。急斜面を15分ほど登ると、ようやく稜線に着く。ここが「梯子坂乗越分岐」である。眺望のイラストマップがたっていたが、この頃、雲が湧いてきて視界がきかなくなった。残念だ。
左が三ヶ辻山への道だが、まず人形山を目指す。

人形山に向かって登って行く。雲がどんどん流れて行く。急な尾根を登って一旦傾斜が緩やかになると、尾根の向こうに山頂が見えた。山頂へは笹の草原の中を登って行くのだが、尾根の左は雲に埋まっていた。
頂稜に着いて、登山道が左にカーブするその右に山頂標識がたっていた。山頂には四角な方位盤があって、回りの山々の名前がわかるようになっているのだが、あいにく雲がの中で周りの山を見ることはできなかった。

少し休憩をしてすぐに分岐に引き返した。三ヶ辻山に登るのだ。ところが、この山への道は完全に薮こぎであった。
分岐から少し下るのだが、これが背丈ほどの笹薮で、笹を掻き分けて下って行かなければいけない。笹薮のなかには倒木が多くてものすごく歩きにくい。下りきったところで踏み跡がはっきりしなくなって、少し迷ってしまった。さらに笹を掻き分けて登って行く。笹の中には潅木も混じっていて、掻き分けると頑強に抵抗したりするのだ。山の形としては三ヶ辻山のほうがすてきなのに、どうして登山道がこんなに荒れているのか不思議でならない。
樹林から抜けて展望の稜線になると薮こぎはなくなった。ほっとしたら、すぐにまた薮こぎが始まった。いよいよ山頂に向かっての急登が始まったが、やっぱり薮こぎであった。潅木や笹を掻き分けて登って、ようやく傾斜が緩やかになる。これで山頂かと思ったらそうではなくて、さらに100mほど緩やかに登って行かなければいけなかった。山頂に着いたのは1140分である。ここには二等三角点がおかれていた。
残念ながら周りの山々は霧の中で見えない。
三ヶ辻山から引き返して行くと、ちょうど人形山にかかっていた雲がとれて、きれいに山頂を見ることができた。振り返ると三ヶ辻山も雲がとれてくっきりと聳えているのが見えた。

薮こぎをして分岐に戻るとそこには二人の登山者が休憩していた。登山者に会うなんてめずらしいと思ったら、今日は三連休の真ん中の日なのだ。
あとは登ってきた道を引き返すだけである。登ってきたときはそんなに急な登りとは思わなかったのに、下ってみてそのきつさが初めてわかった。
登山口に戻ったのは14時ちょうどである。驚いたことに、駐車場には10台も車が停まっていた。

ガタガタのダートな道を上梨まで下って、集落の中を走ると合掌造りの民家が目に付く。ここには一軒しか建っていないのだが、それでも国の重要文化財に指定された民家である。写真を撮ってしまった。
上平の道の駅に戻った。その途中にお店があったのでお酒を買出しをした。明日は大門山に登るのだ。


NEXT 大門山

BACK 日本三百名山

中根平登山口


第一休憩地


行く手にピークが迫る


木の根が網のように覆っている道


第二休憩地


宮屋敷


梯子坂乗越の分岐


人形山への登り


人形山山頂


三ヶ辻山へは笹を掻き分けて登る


三ヶ辻山が迫る


三ヶ辻山山頂


登山口に戻った




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