BACK 上蒜山
2002年10月14日
蒜山ICから米子自動車道に入って美作追分JCT、ここで中国自動車道に合流。2つめのIC津山で降りて国道53号線を行く。勝北町に入るころから行く手に形のいい山が見えてきた。あれが那岐山のようである。
奈義町から北に向かう道に入る。正面には那岐山が聳えている。
この登山口には3つの駐車場があって、第3駐車場が一番上なので、そこまで行ってみた。でもいっぱいだった。しかたがないので路上駐車をした。
歩き始めたのは1時15分である。
駐車場のすぐそばに「蛇淵の滝」があるのだが、これは帰ってきてから見ることにして、そのまま登り始める。
舗装の道を行くが、すぐに登山道入り口があって、右の山道に入る。
指導標にはB・Cコース入り口と書いてある。私はCコースを登って那岐山山頂に行き、Bコースを下って来ようとしている。
山道を少しだけ行くと、またすぐに分岐があって、左のCコースを行く。
深い林の中の道である。
約1時間登って、稜線にの上に着く。ここが大神岩であった。指導標の左に大きな岩があって、その上に登ると日本原高原のすばらしい展望が広がっていた。
林の中を行き、ようやく森林限界を抜けると那岐山は近い。
この那岐山も山頂が2つある。
尾根をたどって登りついたところが三角点のある山頂である。しかし、ここから西に15分ほど行ったところに最高点があるのだ。
三角点があるところが1240.3mで最高点は1250mである。
ともかく三角点山頂からは最高点を眺めることができるし、下の日本原高原もすばらしい。
ここには小屋のような建物があって、行ってみるとそれは展望台であった。
最高点をめざす。
稜線の道を行くと、小屋があった。蒜山で見た小屋と同じ形で、四角いコンクリート造りである。このあたりの非難小屋は同じ規格で作られているのだろうか。
この小屋を過ぎて少しだけ急登すると、そこが那岐山最高点であった。
時間は3時少し前で、山頂には誰もいなかった。
休んでいると雲が出てきて、三角点の山頂を覆い隠していく。今日は天気に恵まれた。感謝。
あとは下山するだけである。
一気に下る。稜線を行き、ABコース分岐には10分ほどで着いて、ここからはひたすら下っていくだけである。
登山口入り口には4時半に帰ってきた。
日が暮れる前に帰れたらいいと思っていたのだが、意外とはやかった。
蛇淵の滝を見に行った。私は滝が好きなのだ。
遊歩道の階段を少し下ると展望台があって、木々の向こうに滝が見える。
残念ながら枝がジャマをして、滝の全体を眺めることはできなかった。
登山口か車を走らせて行くと、すばらしいコスモス畑があった。一面コスモスの花。
その向こうに夕日を浴びた那岐山が聳えていた。
いい山だった。
これで、中国地方の名山はすべて登り終えた。
来年の春までは、近くの低山を登ってすごすつもりである。
美作ICから中国自動車道に入って順調に車を走らせて来たのだが、神戸の近くで大渋滞に巻き込まれた。この渋滞を抜けるのに2時間もかかった。
山で疲れることはなかったが、この渋滞でどお〜っと疲れてしまった。
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登山口
B・Cコースの分岐
一度林道を横切る
那岐山山頂が見える
大神岩
那岐山山頂が見えてきた
三角点の傍に展望台がある
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