甲信越百名山
さぶりゅうやま

標高 2192m
林道ゲート→1:30→檜股沢→1:00→物思平→1:00→ワルサ峰→45分→西赤沢源頭→1:10→佐武流山山頂

この山には登山道がないので登ることはできないと思っていた。ところが長野県の栄村の尽力により登山道が開通したのである。大感謝。さそく出かけることにした。
佐武流山山頂

2000年98

佐武流山に出かけることにした。
この山は以前登った白砂山から道が通じていて、しかしそれは猛烈なヤブこぎをしなければいけない、というものであった。
いろいろ本を読んだが、とても自分に登れる山とは思えなかった。あきらめていたのだが、本屋さんで立ち読みしていたときに、昭文社の登山地図に、登山道が2000年秋に完成予定と書いてあるのを見つけた。
96日に長野県栄村の観光課に電話をしてみると、直前の日曜に開通したばかりだということである。
なんとうれしい。
栄村に大感謝である。
それで、さっそく出かけることにした。ただ天気だけが心配である。台風が来ているし、太平洋側には秋雨前線がかかりはじめている。しかし、夜の9時のNHK天気予報では明日の長野は晴れるらしい。これで決心した。
小山を出たのは11時を過ぎた頃。前橋を経由して渋川から145号線に抜けて、草津温泉を通り、志賀高原に。この道はつい最近、岩菅山と鳥甲山を登ったときに通った道である。
困ったのは雨である。前橋のあたりからずうっと雨が降り続いている。志賀高原のあたりでは、けっこう激しかった。
NHKの天気予報を信用したのは間違いだったか。だけど、ここまで来たらもう引き返せない。
鳥甲山の登山口、狢平のあたりから右折して切明温泉に向かう。温泉に4時頃到着。
小雨である。切明温泉の駐車場で、明日の天気の回復を祈って寝た。

99

6時に起きて空を見ると、曇ってはいるが雨は降っていない。
切明温泉から車をスタートさせ、国道に向かう。温泉は谷底にあるのでまずジグザグに登っていく。国道に飛び出したと思ったら、そのすぐ右に林道のゲートがあった。
どうもこれではないかと思うが、確信はもてない。
そこへ松本ナンバーの四駆がやってきた。訊いてみると、ニュースでこの佐武流山登山道が完成したというのをみてやってきたとのこと。この林道で間違いないらしい。
栄村役場の人からは、林道歩き1時間半と聞いていた。
そのとおりの時間がかかった。林道はただひたすら真っ直ぐ歩いていく。途中、左に分かれる道があったが、真っ直ぐに進む。
道が大きく左に曲がり、少し下りになる。正面に険しくそそり立つ岩峰を見て、少し行くと真新しい柱に「佐武流山登山口」と書いた指導標があった。
ここから沢に下る。標高差100mある。
下を流れているのは桧俣川で、これを渡渉する。橋はなくて、増水したら靴を濡らすしかないかもしれない。
この渡渉地点にも指導標が立っていて、「物思平」まで60分と書いてあった。ここからは林の中の急な登りである。
物思平到着は915分。本当に1時間かかった。この物思平は佐武流山から苗場山に至る主稜線にぶつかる支稜の端にある。ここで谷底からやっと支稜線まで登ってきたということになる。桧俣川の渡渉点からここまでは標高差350mほどであった。
この物思平には「ワルサ峰」まで60分という案内が書かれてあった。
稜線に出たのだから、このあとは楽になるかと思ったら、決してそんなことはなくて、アップダウンを繰り返すけっこう厳しい道であった。
ワルサ峰は展望の開けた岩のピークである。物思平からここまでの標高差300m
ここからは苗場山の平らな緑の山頂部が見えた。前方に苗場山から続く尾根筋が見えて、高いピークに繋がっている。その向こうに佐武流山があるのだが、そこはどんよりとした雨雲がかかっているのが見えるだけ。
このワルサ峰には次の「苗場山分岐」まで35分と書いてある。
ここからまず急な岩場を下る。そして笹を刈り取ったばかりの道を登っていく。
全般に道はまだ落ち着いていないと思う。歩いていて、道が柔らかく感じるのだ。
分岐点に着いたのは11時半頃。45分もかかってしまった。この間、あまり標高差はないのだが、厳しいアップダウンの連続だったのだ。
苗場山分岐からは主稜線の道になり、傾斜も緩やかになる。ただし、この分岐から山頂までは70分と標識に書いてあった。標高差で200m弱である。
登って行くと、4人のパーティが降りてくるのに会った。ということは今日、この佐武流山に登っているのは私を含めて3組ということである。
山頂に着いたのは1235分であった。山頂には山名を書いた真新しい柱が立っていた。
そして、傍の木に前からのものであろう山名の書いたカードが何枚も括りつけられていた。こちらのほうが趣がある。
山頂から白砂山方面に縦走する道は、すぐにヤブで覆われた道になっていた。
これを歩くとしたら大変だろうと思う。
山頂から帰路についたのは1時。
今回困ったのは靴である。靴底の緩衝材がどういうわけかなくなっていて、足底があたる部分が升目状に浮き出てきている。これで歩くのは、まるでソロバンの上で足踏みしているみたいなもので、痛いことこのうえない。
最後の林道歩きの1時間半は、ほとんど足を引きずるような感じになった。
車の前まで帰ってきたのは515分である。疲れた。

このあと、切明温泉にいって汗を流した。湯上りのビールがうまかった。

志賀高原から中野に出て、長野に向う。
明日は経ヶ岳に登ることにした。そのために登山ガイドの本を買おうと思って、本屋さんを探しながら走ったのだが、なかなか見つからない。
長野県は教育県で有名なはずなのに、どうしてこんなに本屋さんがないのだ。
長野市を外れかけた頃、長崎屋を見つけた。大型店舗である。
この中に本屋さんがあって、アルペンガイドの「中央アルプス」を買うことができた。
経ヶ岳の登山口は伊那市である。長野ICから高速道路にのった。
もう8時をまわっていた。途中「姥捨」のサービスエリアに立ち寄って、てんぷらそばを食べて、疲れたので仮眠した。



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これが林道への入り口


林道へはこんな標識が立っている。
登山道入り口は5km過ぎにある


月夜立岩の基部を過ぎる


登山道入り口。右の沢に急下降する。


桧俣川を徒渉する


物思平。やっと支稜の端に登り着いた


切り払われたばかりの道を行く


ワルサ峰


ワルサ峰からの下り



細い稜線を行く


西赤沢源頭(苗場山との分岐)


佐武流山へ道


佐武流山山頂に着いた


切明温泉、ここで入浴した







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