日本二百名山 |
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きょうがたけ 標高 2296m |
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登山道から経ヶ岳 |
BACK 佐武流山 2000年9月10日 目が覚めたら、もう4時であった。 寝過ごしてしまった。考えてみたら昨日は2時間くらいしか寝ていなかったのだから、眠り込んでしまってあたりまえかもしれない。 ともかくあわてて車をスタートさせた。 岡谷ジャンクションのあたりで東の空が白みかけてきたが、天気はよくない。どんよりとした雨雲が低く山にかかっている。 伊那ICのあたりから山の方を眺めると、雨が降っているように煙っている。今回はあきらめるかと腹を決めたが、せっかくだから登山口だけ確認しておくことにして、仲仙寺に向かった。 ところが、夜が明けるにつれて、低く垂れ込めていた雲が晴れていく。青空が見えてきた。なんとラッキー。引き返さなくてよかった。 ラジオの天気予報では台風が迫っていて、おまけに秋雨前線が太平洋岸に停滞している、日本各地では大雨警報が出ているとのこと。この伊那谷だけ晴れることってあるのだろうか。 カーナビに従って、登山口の仲仙寺に着いたのは5時15分ころ。 ここで朝食を簡単にとって、6時前にスタートした。 今日の歩行時間は8時間ほどである。 靴を変えた。予備で持ってきたザンバランの革靴である。 昨日の靴はもう履けないので、今日はこのザンバランの軽登山靴を履くことにした。心配なのは買ったばかりで、まだ一度も履いていないことである。マメができるかもしれない。 登山口の仲仙寺はけっこう由緒のあるお寺で、山門・伽藍は立派なものであった。 登山道は山門に続く石段の前を右に行く。最初は深い林の中の緩やかな道である。 今日の体調はよくない。汗が異常に出る。ペースが定まらない。なんかバテてしまいそうである。 この登山道の指導標は1合目、2合目の他に1ピット、2ピットというのがある。 まず目指したのは4合目であるが、標準歩行時間の1時間半歩いてもなかなか着かない。疲れてきたので第2ピットというところで休憩した。 調子が出ないので、ここで長めに休憩することにして、お湯を沸かしてコーヒーを入れた。 この暖かいコーヒーを飲んだのが良かったようで、調子を取り戻すことができた。汗も引いてきた。 気分を変えて歩き始めたら、10mも行かないうちに4合目の標識があった。もう、4合目に着いていたのである。 林の中の緩やかな道をさらに歩いていく。ガイドでは5合目から登りがきつくなると書いていたが、そんなたいしたことはなかった。 靴の調子が極めていい。最近は革靴を履くことがなくて、布製の軽登山靴ばかり履いていたのだ。さすがにザンバランの靴はしっかりしている。フィット感がいいし、足首もしっかり固定できて、快調である。 7合目は展望の開けたピークである。 ところが、雲がどんどん湧きあがってきていて、まわりの山はまったく見えなかった。 景色はみえないものの林の中を抜けたので、ここで大休止。また、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだ。 合目ごとがピークになっていて、9合目には石仏があった。ここで休んでいたら、後から来た2人のパーティに追い抜かれた。 指導標には9合目から山頂まで40分と書かれていたので、まだかなり標高差があるのだろうと思っていたら、意外とあっさりと頂上に着いてしまった。11時40分頃であった。 山頂には4体の石仏があるとガイドに書いてあったが、石仏は1体しかなかった。その石仏もなんか最近作られた素人の作のようで、少しがっかりした。 山頂で軽く食事をして、12時19分に下山開始。 この下りは楽であった。道がそんなに急ではないので、ほとんど走るようにして降りて行ける。 7合目では、雲が切れて伊那谷がきれいに見えた。谷の向こうに見えるはずの南アルプスの山並みは、残念ながら雲がかかっていた。 下りはともかく快調で、登りで6時間近くかかったのが、下りは2時間で走り降りてしまった。 2時少し過ぎに仲仙寺に到着。 下は日が照っていた。 このあと、松本に寄って、例のごとく「とりでん」でラーメンを食べて帰った。 小山に着いたのは9時である。 BACK 日本二百名山 |
![]() 中仙寺の参道 ![]() 中仙寺楼門 ![]() 登山道が始まる ![]() 6合目 ![]() 7合目 ![]() 8合目 ![]() 9合目 ![]() 9合目の石仏 ![]() 経ヶ岳山頂 |
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