みしょうたいやま 標高 1682m |
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御正体山山頂 |
1999年5月21日(金) 富士山のまわりの山を登ってみたいと思った。 私の手元に「東京近郊の山」という500ページ以上の厚い本がある。今回登ろうとしている山のガイドを探したら、この本が出てきた。新しく買うのももったいないので、これを使って登山することにした。ただし、この本は昭和58年発行の本である。今から15年ほど前の本である。山の道なんてそんなに変わるものじゃないとは思うのだが、ちょっと心配。 例によって、会社が終わってから、荷物を車に積んで、出かけた。真夜中の出発である。 小山から佐野、南下して狭山市、福生市を通って八王子、しばらく走ってようやく津久井道志村に着いた。登山口の近くに道の駅があったので、そこに車を止めて寝た。
登山口は山伏峠にある。6時20分に出発。 トンネルを抜けたところにバス停があって、その向側に車を停めることができた。ところが登山口が分からない。 古いガイドブックをみてもよく分からない。 もう一度トンネルを抜けて、北側に出ると、右に今は閉鎖されてしまったトンネルに通じる道があって、そこを歩いて行くと道標があった。 なんか、道はかなり荒れているような気がした。まずトンネルの上の尾根道に出て、トンネルの上を通って石割山の分岐に出る。この間はあまり人が通らないようで、歩いていて心細い道であった。かなり急な傾斜を登って分岐に出ることができた。このあたりから山中湖と富士山がきれいに見えた。富士山はいつ見ても、端整で堂々としていて、やっぱり日本を代表する山である。 ここから道はしっかりしている。 普通は石割山から登ってくるのが一般的なのかも知れない。 尾根道になると行く手には高圧電線の塔が見えてきて、それを目指して登っていく。 送電線の塔のあたりが開けていて、ここで休憩。奥岳という標識があった。7時20分、1時間歩いたことになる。 ここからも富士山がきれいだ。 少し行くと中岳。三角点があったが、たいしたピークではなかった。林の中に道が通っていて、その傍らに木に括りつけられた標識があってそれと判る。正直いってあまり印象に残らないピークである。 ここから、1時間半ほどで御正体山に着いた。9時5分。 頂上は雑木林に囲まれていて、展望はいまいちであったが、それでも広くて、明るい感じであった。山頂の広場の真中に赤いトタン屋根の小さな祠があった。 頂上にいるのは、自分ひとりである。 帰りは来た道を引き返した。前岳からは展望が開けてきて、富士山がよく見える。 この富士をみながら、尾根道を散歩気分で歩くというのは最高である。天気もいい。 石割山分岐にはあっという間に着いてしまって、なんか時間が余りすぎる。 少し急いで降りることにした。 山伏トンネルの上あたりで、古ぼけた東海自然歩道の地図板を見つけた。東海自然歩道、ものすごく懐かしい。 20歳頃、大阪にいたときだったけど、東海自然歩道をひたすら歩いていたときがあったのだ。いつかはこの東海自然歩道の全コースを踏破したいものである。 山伏峠に戻ったのは11時半頃。次の毛無山に急ぐことにする。 NEXT 毛無山 BACK 日本二百名山 |
山伏トンネル前バス停 やっと見つけた登山口の指導標 送電線塔のあたりから富士山が見えた 中岳山頂 御正体山山頂 東海自然歩道の案内板 |
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