2000/9/30

南駒ケ岳 2841m
越百山 2613m
空木岳に登ったときに稜線の向こうにすごい山を見た。それが南駒ケ岳であった。
南駒ケ岳山頂

2007年中央アルプス全山縦走の記録

2000年929日(金)

出発は東京の浦安である。会社の会議があって、それが終わった夕方4時頃に出発した。
浦安からは東京の本当のど真ん中を横切って行く。まず日本橋に出て、そのまま皇居前を通って新宿に向かう。
ともかく、東京はきらいだ。この車の量は何なのだと思ってしまう。15km進むのに1時間以上もかかってしまうとは。
新宿駅のガードを潜ったときは、もうあたりが暗くなってきた。
…が、新宿を通過したら、なんとかまともに走れるようになった。

中央自動車道には調布から入った。塩尻でおりて、ここから木曽路に入る。トラックが異様に多かった。
途中のコンビニで食料を買って、須原の次の集落で東の山側に入る。伊奈川渓谷という標識に沿って車を走らす。
登山口は、ダムを過ぎたらすぐだった。林道にゲートがあって、道はここで行き止まりである。その横に駐車場があったので、ここに車を停めて、ビールを飲んで寝た。
夜、目が覚めたら、星がきれいに輝いていた。


930日(土)

今回の登山は天気が心配であった。
低気圧が、ゆっくりと西から迫ってきている。天気予報では今日まで天気はもつということなのだが…。
これを信じて出発した。

ゲート5:45─→7:10鶏小屋橋登山口─→7:48ロボット晴雨計─→8:30五合目8:42─→10:24 2411mピーク─→12:50南駒ケ岳─→14:02仙涯嶺─→15:05越百山─→15:35越百小屋

天気が心配なので早く出発することにした。本当は今日の泊まりは南駒ケ岳の小屋でもいいのだが、明日の天気悪化を考えると、今日中に越百山小屋まで行っておきたい。
駐車場からすぐに、林道のゲートがあって、驚いたことに3人連れがこのゲートの鍵を針金のようなもので開けようとしていた。こんなことって許されるのだろうか。
このゲートの向こうに橋があって、渡るとすぐ字路になっている。左が空木岳への道で、右がこれからめざす南駒ケ岳への道である。
林道を1時間40分も歩かなければいけない。
1時間歩いた頃に橋を渡ると、そこに越百山への登山道入り口の指導標があった。明日はここに下山してくることになる。
さらにここから30分ほど歩くと、南駒ケ岳の登山口である。
まず、鉄製の梯子を登る。そこからは下り気味で歩いていくことになる。沢沿いに歩いていくのだ。
長い林の中の道が続く。天気はいい。
六合目のあたりで、御嶽山がきれいに見えた。でも、かなり遠く。
さらに林の中を登って行き、2411mピークに着く。ここに着いたら空木岳とかの展望が得られるはずだとがんばって来たのだが、天気が崩れてきた。林の間から、空木岳、木曾殿越が見えていたのだが、霧に隠れてしまった。
この
2411mピークで休憩していたら、雨がポツリポツリ。天気予報はどうなっているのだ、まだ11時前ではないか。
2411mピークからは稜線の道になって、左手の空木岳方面は雲で展望が得られないが、越百山はきれいに見えた。
越百山に続く稜線の途中に鋭い岩峰がある。地図で見ると、これが「仙涯嶺」らしい。
雨が本格的になってきた頃、岩場が待っていた。
南駒ケ岳はそんなに険しい山とは思っていなかったのだが、実はすごい山であった。
山頂直下は、広い稜線に大きな岩が累々と重なっており、それを乗り越えながら登って行いかなければいけない。ガイドに道がわかりにくいと書いてあったので、不思議に思っていたのだが、これはこの岩場のことであった。ときどき道を失った。
山頂を見上げると、厚いどんよりとした雨雲が覆っていて、なんか怖さを感じる。
大きな岩を乗り越え、岩壁の横を曲がると、突然に指導標が立っているのが見えた。
これが南駒ケ岳山頂であった。
南駒ケ岳山頂はそんなに鋭いピークではない。大きな岩があって、その陰に祠があった。
残念ながら展望はまったく得られなかった。雨がシトシト降っている。
軽く食事をして、越百山への縦走に入る。
まず、難関は岩場を屹立させている仙涯嶺である。いったん大きく下る。こんなに降りてしまうなんて、せっかく稼いだ高度がもったいない。
鞍部から急な登りになる。岩場があって、鎖場もあった。あたりは霧に囲まれてしまっていて、行く手に岩塔なんかが見えると、それが霧のためにすごい岩場に思えてしまう。
仙涯嶺のピークはよくわからなかった。ここがピークだろうというところはあったのだが、特に指導標は立っていなかった。
仙涯嶺を過ぎると、あとは楽な縦走路である。
しかし、これも雨の中なので、ただ黙々と歩くだけであった。
越百山山頂直下に少し急な登りがあって、傾斜が緩やかになったら行く手に、ほとんど不恰好といっていい、指導標が見えてきた。この後に回り込むと、大きく「越百山」とかかれていた。
越百山というのはなんか言葉としての響きがいいではないか。
コスモ、宇宙か。
百名山に「皇海山」というのがあって、これもスカイ、空かと思ったりしたのだが、コスモの方が名前としては規模が壮大ですてきではないか。
山頂では、写真を撮ってすぐに下った。
今日は小屋泊まりである。30分くらい林の中を下って、越百山小屋に着いた。
避難小屋だから、無料かと思ったら、しっかり2000円払わされた。
となりに、立派な有人の小屋があるのだから、避難小屋を無料にしたら商売が成り立たないか。
小屋には先客が一人いた。結局、この日、避難小屋に泊まったのは自分と二人だけであった。
夜、雨が強くなって、小屋の屋根を打つ音がひどくうるさかった。


101
今日は下るだけである。
のんびりとしていて、小屋を出発したのは7時少し前であった。
標準タイムで3時間半ほどの行程だ。
夜にあれほど激しく降っていた雨も今朝はあがっている。ただし、曇りである。
林の中を下り始めた。
2時間ほどでなんか、あっけなく福栃橋にたどりついた。
ここから林道を歩いて、ゲートに着いたのは940分であった。
空はようやく青空が見え始めた。


木曽路をひたすら走って松本に行き、「とりでん」でラーメンを食べた。それから浅間温泉に行って風呂に入る。ここでのんびりして、それから三才山峠を越えて、小諸に出て高速で藤岡、一般道という、いつものコースで帰ってきた。



BACK 日本二百名山


林道のゲート


越百山の登山口


南駒ケ岳の登山道入口


2411mピーク


木曽殿乗越が見える


南駒ケ岳山頂直下の岩場


南駒ケ岳山頂


山頂の祠


仙涯嶺の岩場


越百山山頂


越百避難小屋




御岳山



越百山


仙涯嶺


南駒ケ岳


校正 2002/2/21




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