ぶこうさん

標高 1295m
登山口(一丁目石標)→山頂まで60分点→御岳神社→山頂展望台→本当の山頂

武甲山の破壊のすさまじさには言葉を失う。山があまりにも痛ましい。
山頂直下の御岳神社


登山道入り口を振り返る


ここから山頂まで1時間


あちこちにある危険の看板


御岳神社


ここが山頂となっている


武甲山の本当の頂上

1999年5月29日(土)

去年の5月、白石山に登った帰りに武甲山に登るつもりで登山口まで行ったのだが、豪雨で断念した。

今度こそ登ろうと、はりきって出かけた。

奥秩父には去年からずいぶん通っていると思う。100名山の甲武信岳、両神山、そして200名山の白石山。
奥秩父の山には何かしら不思議な魅力がある。日本アルプスのような派手さはないのだが、この魅力っていったい何なのだろう。

小山から秩父市に向かう道にもずいぶん慣れてきた。今回は深夜の2時に家を出た。

小山から佐野に向かい、大泉町を通って407号線に出て、さらに川本町、花園町、長瀞と走って秩父市に至る。

秩父市に入る少し手前で左折して、横瀬に向かう。ここに武甲山表参道がある。セメント工場の間を走ったりして登山口に着いた。

4時40分登山開始。

小さな橋を渡り、すぐに石の鳥居があって、しばらく歩いてだいぶ山道らしくなったなと思う頃に、突然釣り堀が現れたりする。東京近郊はこんなところにまで観光施設があるのだからすごい。

釣り堀を過ぎると本格的な山道になる。りっぱなしっかりとした道である。

樹林の中のシンとした道を行く。やっぱり登山はこうでなければいけない。
「表参道」という名の通り、この道は頂上近くにある御岳神社へ至る参道なのだ。
道の途中に「○丁目」と書いた石標が丁目毎に立っている。

神社の手前ですごく急な道になった。階段になっていて、手すり替わりのロープも張られている。道は崩れかけていて、不安定なところが多く、少し危険を感じてしまう。

この武甲山は現在、石灰岩採掘場になっていて、今も山がどんどん切り崩されている。
悲惨としか言いようがない。
遠くから見る山のシルエットは堂々としたりっぱなものなのだが、間近でで見ると、採掘によって切り崩され地肌をさらけ出していて、その様は痛々しいことこの上ない。
ヒトの手による自然破壊のすさまじさを感じる。

登山道の途中にも、発破注意とかの看板が建っていたりして、何か怒りを感じてしまったりする。

崩れかかった急な階段の道を登りきったところが鳥首峠で、ここからは少し勾配が緩やかになる。
5分ほどで御岳神社の前に出た。6時20分。

立派な神社である。武蔵国と刻まれた石碑が建っていた。

また、狛犬が参道の両脇に立っているが、これは狛犬ではなくて狼(大神)である。

武甲山頂上はこの神社の横を抜けて、少し登る。

頂上は鉄柵に囲まれた展望台のようなところであった。

そこにはここから見える山々の方向盤も設置してあったが、あいにくの霧で、展望はまったくきかなかった。

この頂上は、残念ながら武甲山の最高点ではない。
本当の頂上は採掘によって切り崩され、危険な状態にあるため立入禁止になっている。驚くべきことに、山頂部は鉄柵で囲まれているのだ。

他に登山者がいなかったので、鉄柵を越えて山頂部まで行ってみることにした。立入禁止にするほど危険とは思えなかったのだ。

歩いて行くと、頂上の半分が採掘で切り崩されて、すごい断崖になっている。下を覗きこむと、はるか下にダンプとかショベルカーなどが見えた。

頂上の標識はなかったが、赤い鉄の円筒が建っていた。これが頂上の印だろうと思い、ここで記念写真。6時30分である。

帰りは来た道を引き返して、登山口には7時40分頃に着いた。


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