日本百名山 
りょうかみさん

標高 1723m
1998年の5月連休は甲武信岳と両神山に登った。深田久弥は「あたかも巨大な四角い岩のブロックが空中に突き立っているような、一種怪異なさまを呈している」と書いている。本当にすさまじいばかりの岩峰であった。
両神山山頂


BACK 甲武信岳

1998年5月5日

朝、カップ麺で食事をして登山口に向かう。
食事で水を使い果たしてしまった。水がなかったら山は登れない。登山口に水があることを祈った。
両神山の登山口は日向大谷からと白井差からの2つあって、ガイドブックには日向大谷から登って白井差に下山する縦走コースが書いてある。縦走するのは好きなのだが、車で来てしまうと、どうしても同じ道を引き返すことになってしまう。
今回は、白井差から登ることにした。
登山口に着くと路肩にたくさん車が停まっている。道の行き止まりまで行ったが、そこにある駐車場は有料で1日1000円と書いてあった。
私も、路肩に停めることにした。

登山口では水を補給することができた。

スタートは6時45分。
沢沿いに登っていく。甲武信岳では雪がけっこう残っていたので、岩場が多い両神山でも雪があったらちょっと怖いと思っていたが、その心配はいらなかった。

登り始めて30分ほどで大きな滝があった。
これが昇竜の滝である。りっぱな滝で、これを眺めながらしばらく休憩。
御手洗場という水場がある。「おてあらい」かと思ったら、これは「みたらしば」と読んで、山岳信仰の行者が身を清めた場所なのだそうだ。
ようやく両神山から伸びる主稜線に登り着いた。
ここが「一位ガタワ」で8時半に到着。
ここからは尾根の道だから楽なんだろうと思っていたら、傾斜はけっこうきつかった。

9時45分に両神神社に着いた。
この神社は犬神を祭っていて、犬神とは狼のことだ。
普通の神社では参道の両脇に狛犬が立っている。ところがこの神社のものはなんか違う。よくみるとそれはまさしく狼であった。

平井和正「ウルフガイシリーズ」の小説を思い出してしまった。

ここからいよいよ核心部の登りである。鎖場があったが無事通過。

そういえば、登山口で「ステッキの使用禁止」という看板が立っていた。この山は転落事故が多いらしい。両神山は岩稜の山なのにステッキを使って歩き、それを滑らせて、滑落しているらしいのだ。たしかに、最近は中高年登山者が急増していて(自分もその一人なんだろうけど)ストックとかステッキをついて歩いている人が多い。岩場でストックを使うのはまったくもって愚かとしか言いようがない。
登山道でもストックの痕がけっこう目立つことがあったりする。高山植物帯だったら、その植生を傷つけることになる。十分注意する必要があると思う。自分も気をつけよう。

神社から少し行ったところに展望台があって、ここから見る両神山はすばらしい。深田久弥は「巨大な四角い岩のブロック」といっているがそんな感じである。
その岩場にへばりつくようにしてきれいなピンクの花が咲いている。私は花の名前を覚えるのは苦手なのだが、これは「ヤシオツツジ」という花で、花の色が不思議なくらいこの山にあっている。

頂上に着いたのは9時55分。

下は雲海である。

同じ道を引き返して、登山口に着いたのは12時15分であった。

帰りに両神村営の温泉をみつけた。

2日間の汗を流すことができた。


登山口


昇竜の滝


一位ガタワ


両神神社


休憩舎から両神山山頂


両神山頂の祠




両神神社の狛犬は狼なのだ


狼の顔の狛犬


両神神社にて


登山道の石仏


登山道の石仏


山頂の石仏





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