2008年春 山陽山陰登山
りゅうごほう

標高 426m
家族旅行村→20分→登山道入口→20分→御鉢山→10分→龍護峰山頂→10分→御鉢山→15分→登山道入口→20分→家族旅行村

龍護峰は往復1時間余りで登れてしまう山なのだが、カルスト地形の眺めが本当にすばらしい。白い石灰岩が一面に散らばる緩やかな斜面をのんびり歩いて行くのは本当に楽しい。
御鉢山から見る龍護峰

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2008517

道の駅みとうで夜が明けた。昨夜、秋吉台に車を走らせていたら、近くに道の駅があったのでコースを変えてここにやってきたのだ。水も補給できて、ほっとした。
6時前に起き出して道の駅の中をまわったら、ここのキャッチフレーズは「奈良の大仏さまのふるさと」であった。この近くで銅が産出されていて、それが献上されれ奈良の大仏が鋳造されたのだという。けっこう感動してしまう。
秋吉台に向かって車を走らせて行く。登山口は家族旅行村の近くにあるのだが、旅行村の駐車場はチェーンで閉鎖されていて、そのすぐ手前に登山口の指導標がたっていた。山頂まで40分と書いてあった。困ったことに車を停めるところがない。しかたがないのでこの登山道に乗り入れると、すぐに車が停めれるところを見つけた。
歩き始めたのは615分である。荒れた感じの林道を行く。昔はこの先で大理石の採石を行っていて、その搬出用の作業道がこれなのだ。
樹林の中を歩いて行くのだが、それなりに傾斜のある道であった。15分ほど歩くと樹林から抜け出した。目の前にはすばらしい広大なカルスト台地が広がっていた。草原のうねりの中に無数の白い石灰岩が散らばっているのだ。すばらしいとしか言いようがない。
今日の龍護峰登山は、登山というよりは、この広大なカルスト台地の散策なのである。
樹林から抜け出してすぐ左には大きな陥没地がある。これは石灰岩が侵食を受けてできた窪地でドリーネと呼ばれるものなのだ。ドリーネ地形はこの先、至るところでみられる。
そのドリーネの奥に丸い山がそびえている。これが龍護峰のようである。(実は違っていた。これは龍護峰の前にそびえる御鉢山なのだ。)
カルスト台地の中を道は続いている。石灰岩の群れが草原や丘を埋め尽くしていて、つい立ち止まってシャッターを押してしまうのだ。写真ばかり撮っているので、ちっとも先に進まない。それでもいいと思っている。今日はこの山にだけ登って、あとは観光にあてるのだ。せっかく秋吉台にきたのだから東洋一という鍾乳洞、秋芳洞をじっくり見たいし、下関の長府の町もまわって見たいと思っているのだ。
今日は、きつい登りはまったくなくて、秋吉台をのんびり散策するのだ。
道が左にカーブするところから、石灰岩の崖のようなものが見えた。これが大理石の採掘場跡なのだという。
時々、大きく窪んだドリーネには柵が囲んでいた。危険なので中に入らないようにと標識がたっている。大きな穴になっているのだろう。
うねるような草原の中を、道は緩やかにカーブしながら続いていて、遠くの山もきれいに見える。シャッターを何度も切るのだが、このすばらしい風景をカメラの範囲で収めるのはとてもできそうもない。
草原に出たから17分で登山道入口に着いた。いままでと同じような道が右に分岐している。
この道を行くと、道は大きくカーブしながら、お椀を伏せたような山に向かって登って行く。しだいに傾斜がきつくなって、登山らしくなってきた。振り返ると、景色がすばらしい。草原の広がりはどこまでも続いていて、それを羊の群れのような石灰岩(カレンという)が覆っているのだ。ため息のでるような景色である。
傾斜が緩まって平坦になると、石灰岩の向こうに標識がたっているのが見えた。山頂到着と漏ったのだが、その標識には御鉢山と書かれていた。地図で確認すると、確かに龍護峰の前にこの山があった。山頂から眺めると、ゆくてに平坦なピークが見える。あれが本物の龍護峰のようだ。
御鉢山から下って鞍部に着くと、そこに立つ指導標には龍護峰まで400mと書いてあった。この暗部からは左に下って行く道があった。地図で確認すると、家族旅行村に続いているようである。帰りはこの道を下ろうかとも思った。
鞍部から緩やかに登って行く。鞍部から8分ほどで、山頂に着いた。山頂には龍護峰と書かれた石柱だけがたっていた、三角点はないのだ。平坦な広い山頂である。この山頂標識の向こうを眺めると、大採掘場が見えた。山が無残に削られている。ヤマヤの私にはこういう景色は見るに忍びない。武甲山を思い出してしまった。
少し休んですぐに引き返した。鞍部まで戻ったが、登ってきた道を引き返すことにした。カルストの景色をもう一度楽しみながら下るのだ。
来るときに写真はたくさん撮ったのに、また同じくらいシャッターを押してしまった。
車の前に戻ったのは810分で、2時間ほどの登山であった。


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道の駅みとう


わずかなスペースに車を停めた


カルスト台地が広がる


採掘場跡


行く手に御鉢山


登山道入口、右の道を行く


御鉢山山頂


龍護峰山頂


御鉢山を振り返る





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