東海自然歩道 京都の道(嵐山から神護寺へ) 
2002/5/5

標高 924m
嵐山→亀山公園→落柿舎→二尊院→祇王寺→化野念仏寺→鳥居本→落合橋→清滝→愛宕神社→月輪寺→空也滝→高雄山神護寺


BACK 竹の寺から嵐山

55

昨日は天気が悪くてどこにも出かけなかったのだが、今日は東海自然歩道を歩くことにした。
前回は嵐山まで歩いたので、今回はその続きを歩こうと思っている。
コースを調べていたら、途中「清滝」というところがあって、ここは愛宕山の登山口になっていることがわかった。愛宕山は日本300名山である。
登ることにした。

ともかく、朝早く阪急電車に乗って、嵐山まで行った。
渡月橋を渡る。
渡月橋を境に上流が「保津川」で下流が「桂川」なのだ。
保津川に沿って歩いて行くと、亀山公園の入り口に着く。
東海自然歩道はこの公園の中を行く。
途中、角倉了以の銅像があるので立ち寄った。了以は保津川の工事をした人である。
公園の中では東海自然歩道のコースがよくわからなくて、間違えて山頂展望台まで行ってしまった。
ただ、ここからの展望はすばらしくて、遥か下に保津川の流れが見える。道を間違えてよかった。

展望台から引き返して、亀岡公園を出る。竹林の道を少し行くとトロッコ電車の駅があって、そこから少し行くと住宅街。すぐに落柿舎の前に出た。
落柿舎は松尾芭蕉が半月ほど滞在したところで、ここで「嵯峨日記」を書いているのだ。

まだ時間が早いために、落柿舎の門は開いていなかった。
さらに少し行くと去来の墓がある。去来は芭蕉の京都の門人で、落柿舎は去来の別荘なのだ。
昔、この嵯峨野はよく歩いたのだが、去来の墓がこんなところにあったっけと思ってしまった。落柿舎の中にあったような気がするのだが。ともかく昔は落柿舎も拝観は無料だったような気がするし。
自然歩道は常寂光寺、二尊院と有名なお寺の前を通っていくのだが、朝早いためにまだ門が開いていない。
のんびりと歩いていたのだが、気がついたら祇王寺を通り越してしまっていた。

少し山側に入り込まなければいけないのだが、その分岐を見落としてしまったのだ。
引き返して祇王寺に向かった。
行ってはみたものの、ここもまだ門は閉じたままで、外からそのたたずまいを見るだけ。
化野念仏寺の前を通る。ここには是非入ってみたかったのだが、これもだめだった。
あんまり朝早いのも問題だ。観光客がいなくて静かに歩けるのはいいのだが。
古い街並みになって鳥居本に着く。
赤い鳥居があって、その前に二軒の茶店がある。
この雰囲気がすごくいい。

→スライドショー「嵯峨野」

ここから道は登りになって、六丁峠を越えて落合橋に着く。
ここでまた道を間違えた。
落合橋は清滝川にかかる橋で、本当はこれを渡ってはいけないのだが、そのまま行ってしまった。
トンネルを抜けて向こう側に出ると保津川に出る。ここで道を間違えたことに気がついた。
ただ、このおかげで保津川下りの船を見ることができた。
落合橋の手前で清滝川に降りていく道があって、ここからは清滝川川沿いの道を行く。
この渓流に沿った道を1時間ほど行くと清滝に着く。
ここから一般の道に合流して、橋を渡って行くと、すぐに赤い鳥居が見えた。
これが愛宕山の登山口である。
登山者がたくさん歩いて行く。
私も、しばらく東海自然歩道をはなれて愛宕山登山をするこにする。
愛宕山というのは京都では古くからよく知られた山で、山頂は神社になっている。
愛宕さん参りというのがあるのだ。
登山道はこの山頂の神社に続く参道である。
このため、道の途中に石柱が立っていて、そこには○丁と表示されている。山頂が五十丁ということになる。この石柱の横には石仏が置かれている。
参道を登って行く。登山者はけっこう多い。
1時間ほど登って行くと、大きな杉の幹が立っている。上の方は枯れのかなくなっていて、幹の外側だけが立っている。周りを囲われていて、鳥居もたっている。これが大杉社である。
さらに杉の木の参道が続き、登りが少しきつくなる。30分足らずで分岐に出て、道の脇に東屋が建っている。ここが水の尾の分岐である。
さらに参道を行くとようやく黒い立派な門が見えてきて、もう神社の境内である。広い立派な参道を行く。道は平らになっている。
もう普通の神社の境内に変わりがなくて、山の上とは思えない。
最後に石段を登って行くと、立派な本殿が建っている。
愛宕山山頂というのはこの本殿そのもので、三角点とか山頂の標識はない。
参詣の人のための休憩所があったので、ここで休憩した。
私は来た道を引き返さずに、月輪寺経由で下ることにする。
少し石段を下ると左に入る細い道がある。
白髭神社の前に出て、その石段を下ると舗装の道がある。これを行くとすぐに山道があって、これを下って行く。
大きな岩があって、この上で休憩している登山者がいた。
ガイドブックにこの岩のことが書いてあったので、道が間違っていないことがわかった。
このあたりからは、京都の街並みが一望できる。
30分ほど駆けるようにして下っていくと、お寺の屋根が見えてきて、これが月輪寺であった。さらに急な道を下って行くと林道に出るが、ここに指導標が立っていて空也滝が近いらしい。せっかくなので滝の見物もすることにした。
分岐に戻って、さらに
20分ほどで人が多い道にぶつかる。これが東海自然歩道との合流点であった。
ここから再び東海自然歩道を歩くことになる。
東海自然歩道は清滝川に沿った道で、のんびり歩いて行くと、高雄山神護寺に着く。さらに先を急ごうかと思ったが、せっかく神護寺に来たのだから、拝観して行くことにした。
実は、このお寺には「薬師如来立像」という国宝の仏像がある。
平安時代の作であるが、その彫刻方式を「奔波式」といって、衣服のしわの刻みかたに特徴がある。
神護寺には長い長い石段を登って行かなければいけない。
この石段登りにまいってしまった。登山とほとんど変わらないのではないかと思ってしまう。
ようやく山門に着く。石段から見上げるこの山門の佇まいはよく写真で見る風景である。しかし、それは大抵、真っ赤な紅葉の中にある。
残念ながら今は新緑の季節で、紅葉なんてありはしない。
でも、天気がよくて、楓の葉に日の光が当たり、緑が輝くように美しい。新緑の楓もすばらしいではないかと思ってしまった。


→スライドショー「高雄山神護寺」

NEXT 神護寺から鞍馬へ


嵐山渡月橋


亀山公園の入り口


角倉了以の銅像


保津川を見下ろす


嵯峨野の竹薮を行く


落柿舎


鳥居本


清滝


愛宕山登山口


大杉社


愛宕神社総門




愛宕神社

愛宕神社

月輪寺

空也滝

役縁の行者(空也滝)

空也滝

不動明王(空也滝)

北山杉

高雄山神護寺





TOP 日本百名山 日本二百名山 日本三百名山 番外の山 東海自然歩道








SEO ギフト 掲示板 レンタルサーバー ブログ SEO