白石山 白石山は本当に奥秩父らしい、原生林に囲まれた静かな山であった。
しろいしやま

標高 2036m
 



登山口はまず吊橋を渡る


間違えた分岐点


高体連の標識で助かった


反射板のピークから秩父湖


白石山山頂。和名倉山と書かれていた


山頂三角点


東仙波への分岐


登山口にやっと帰ってきた


山を振り返る


1998年5月15日(土)


朝、寝坊をしてしまった。
今日は日本二百名山の白石山と武甲山に登ろうと思っていたのだ。目が覚めたのが4時30分だった。あわてて起きて荷物を積み込んだ。
出発できたのは4時50分くらい。
4時になるともう明るくなっている。
最近、つくづく早起きができないなあと思ってしまう。

白石山はガイドがない。アルパインガイド「奥秩父」にはこの白石山は載っていないのだ。要は一般コースではないということだ。
ようやく地図だけは準備したのだが、どうも心配である。
ともかく、8時に登山口を出発。
ダムがあって、秩父湖というのができているのだが、登山口はこの秩父湖にかかる吊り橋を渡ることから始まる。
吊り橋を渡ったのはいいのだが、最初から道を間違えてしまった。
湖岸沿いにどんどん歩いていったら、道がなくなってしまった。おかしいなと引き返したら、最初にどうもこのあたりではないかと思ったところがやっぱり分岐点だった。
高体連の表示が出ていた。ここを通り過ぎるとき、それなりに注意したのだが、やっぱり見過ごしていた。
30分無駄にした。
ここからすぐに急登が始まった。道は杉の落葉でものすごくわかりにくい。
それでも、高体連の競技のおかげで要所要所に赤のテープが付けてあって、道に迷うことはなかった。
以前、八甲田の高田大岳を登ったとき、雪がたくさん残っていて、そのために道がわからなくて困っていたら、ちょうど高体連の登山チームが通りかかった。その後をついていって、おかげでなんとか登れたという経験がある。

白石山の登山はとんでもなく長かった。
頂上までは6時間もかかってしまった。ガイドがないものだから、地図の感覚だけで時間を考えていたのだが、この地図の縮尺率が相当粗い。いつもみてるのと全く違っていて、行けども行けども頂上に着かない。
おまけに、コースの3分の1は薮こぎで笹を押し分け押し分けして進まなければいけない。
とんでもない山に来てしまった。
歩いていて、だんだん腹が立ってきた。なんでこんなところが日本二百名山に選ばなければいけないのだ。二百名山の価値があるのか、公正に選んだのか。ブツブツ。

ところが下山してから、本当に奥秩父らしい山というのは、実はこのような山なのではないかと思うようになった。妙に印象に残る山なのだ。
頂上に着いたのは2時頃。展望はまったくきかなくて、林の中にひっそりと三角点があった。
まわりは原生林で、苔むした倒木があったりして、まさしく深山という感じ。
頂上に着くまではけっこう焦った。というのは、ここまで6時間もかかっている。最近の登山では久しぶりの長時間歩行である。足も痛くなってきた。
ガイドがないために、状況がつかめなくて、時間がどれくらいかかるのかわからないから、精神的に疲れるのだ。
2時15分に頂上を出発。
このままでいったら、登山口に帰り着くのは6時になってしまう。
焦っている。でも、帰りがまたあのヤブコギが待っているかと思うとうんざりしてしまう。
登山口に着いたのは5時15分頃であった。吊り橋を渡りながら振り返ったら、中間地の目標にした電波反射版が見えた。あそこまで登るのに2時間近くかかったのか。
山の終わりというのは、けっこう哀愁のようなものがあって、その登山が厳しければ厳しいほど、寂しさのようなものを感じてしまう。


途中で温泉に入ろうと思って、道の駅に寄ったら、6時を過ぎていたために閉まっていた。
あきらめて、スーパーに寄って買い物をし、武甲山の登山口に向かったら、途中で温泉を見つけた。武甲荘という。3時間700円だった。このあたりは、料金が時間制になっているのだ。
ゆっくり風呂に入って、登山口に行った。
真っ暗の中に車を停めた。
あとはビールを飲んで寝るだけ。

5月17日(日)

目が覚めたら雨であった。かなり強い。
これはだめだ、とすぐに登山はあきらめた。出直すことにしよう。
5時45分頃に出発して、2時間で小山に着いた。
帰ってからは寝ていた。けっこう疲れた。










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