日本百名山
1997/7/21

いわきさん
標高 1625m
岩木山神社→40分→百沢スキー場→1:00→姥石→45分→焼止ヒュッテ→1:30→鳳鳴ヒュッテ→岩木山山頂

岩木山は私の故郷の山である。
この山には思い出が多すぎる。


私の故郷は青森県の津軽で、岩木山を見て育った。
岩木山は津軽平野にそびえる独立峰で高さは
1600m余り、それほど高い山とはいえない。しかし津軽富士とも呼ばれるように、長く裾野を引いた端正な形をしていて、平野から見るとけっこう高い山に見える。
私は、子供心に岩木山のほうが富士山より姿かたちは立派だ、と思っていた。
身びいきもあるのだが、岩木山の特徴は山頂部が
3つの山からなっていることである。真中が岩木山で左が鳥海山、右を巌鬼山という。
山頂に3つのピークを持つこの形のほうが、単調な富士山の山頂部よりもはるかに美しいと思えるのだ。
ただし、岩木山は見る地域によって、形は著しく変化する。
たとえば、日本海側からみると、山頂は3つに別れずに、鋭い三角峰になる。
私は津軽平野で育ったので、こちらから見る岩木山が最高だと思っている。岩木山がもっとも美しいのは、弘前城の天守広場から見たときかもしれない。
弘前城は桜が有名で、4月の末から5月の初めが満開の時期である。子供のときは、この桜祭りのことを「カンゴウカイ」と言っていたのだが、これは「観桜会」のことであった。満開の桜のトンネルを通って弘前城の天守広場に出ると、ここから真正面に岩木山がそびえているのを見ることができる。この時期は山頂部に雪が残っていて、満開の桜の花の向こうに聳える岩木山は息をのむをほどきれいである。
今ひとつ、私の心に残るのは林檎園の上に浮かぶ岩木山である。
私の通った高校は「弘前南高校」といって、私は第4期生であった。新設校であったため、弘前の駅からバスに乗って30分もかかる辺鄙なところにあって、校舎は本当に林檎園の真中に建っていた。
バスを降りてからも、細い砂利道を10分ほど歩かなければいけなかった。
その道は林檎園の脇を通っていて、林檎園の向こうには大きく聳える岩木山があった。林檎の白い花に囲まれた岩木山、岩木おろしの寒風の中に真っ白になって聳える岩木山、夕日が沈み濃い紫のシルエットとなった岩木山。どれも私の忘れられない岩木山の風景である。
私が最初に岩木山に登ったのは高校の行事としてであった。
弘前南高校では、3年生になると岩木山登山があって、バスで5合目まで行き、そこから頂上まで登る。
私の本格的な登山は、実はこの岩木山登山だったと思う。
頂上では、校長の音頭で万歳三唱したりするのだが、その日は快晴で津軽半島の海岸線がすばらしくきれいだった。
転勤族で、日本全国をさまよって数多くの山に登ってきたが、岩木山はいつだって…私のナンバーワンの山である。



岩木山神社、ここが登山口

神社主殿の左横から登山道が続く

登山道は岩木山スキー場の中を通る

これがミチノクコザクラ?

大沢の道、梯子もあってけっこう険しい

大沢上部は雪渓だった

錫杖清水、頂上稜線は近い

大沢からはこの種蒔苗代に着く

山頂を目指す

岩木山山頂

山頂からリフト乗り場を見下ろす






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