愛知県の山
ねびそだけ

標高 1120m
伊勢神峠→5分→伊勢神宮遙拝所→50分→大賀峠→10分→亀の甲石→50分→寧比曽岳山頂

寧比曽岳は東海自然歩道のコース途中にある山である。東海自然歩道は犬山の継鹿尾山で愛知県本コースと恵那コース(岐阜県)に分岐して、この寧比曽岳山頂で再び合流するのだ。ここで紹介するのは恵那コースを歩いて、伊勢神峠経由の登山である。

寧比曽岳

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2009年3月31日

伊勢神峠から少し登ると伊勢神宮遙拝所に着く。広場になっていて、その一郭に神社のような造りの建物がある。ここから伊勢神宮を拝むらしい。伊勢神(いせがみ)というのは「伊勢おがみ」がなまったものだという。
ここから寧比曽山に向かってひたすら急登するのかと思ったら、その途中に大多賀峠があるのだ。だからまだ急な登りにはならない。指導標には峠まで
2.5km50分とかいてあった。
樹林の中を35分ほど歩いて行くと、突然赤い消火栓とホースの箱があった。道はコンクリートで固められた遊歩道になっている。いこいの館本館という指導標もあった。東屋や湿原コース・駐車場などの標識をみながら歩いて行く。なにかアウトドアの施設があったようなのだが、今は廃業になっているようだ。
ここからさらに階段道を上がって、少し下ると車道に出た。車道の横に歩道が設けられていて、これを歩いて行く。車道を横切ったところに大多賀峠の標識があった。ここから寧比曽岳までは2.2km、1時間である。
鉄の階段を登って、尾根の上に出る。あとは樹林の中の山道をひたすら登るだけである。
10分ほど行ったら、「亀の甲石」という標識があった。足下を見ると、岩が二つ露出していて、それが亀の甲羅のようにひびが入っていた。なるほどと思った。
峠からはすさまじい登りになるんだろうと思っていたのだが、意外と緩やかであった。
杉林の尾根を登って行くのだが、木の根が網のように張り出した急登があったり、階段の急登があったりと険しい登りの箇所もあった。植林から抜け出して照葉樹などの自然林になると山頂は近い。
赤松の林を急登すると林の中に東屋が見えてきた。ここが寧比曽岳山頂であった。
15時少し前であった。山頂には三等三角点があった。
山頂からは北の方向に恵那山や中央アルプス、東北東には南アルプス、西には伊吹山。能郷白山などが見えるというのだが、遠くは霞んでいてこうした山々を展望することはできなかった。
東海自然歩道は閑羅瀬で愛知県に入ったのだが、閑羅瀬から寧比曽岳山頂まではサブコースで、この山頂でようやく本コースと合流したのだ。



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伊勢神宮遙拝所


いこいの館付近


大多賀峠が見えてきた


木の根が網のように張り出す道


寧比曽岳山頂





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