おわりほんぐうさん

標高 293m
大県神社→35分→十字路→20分→尾張本宮山山頂→25分→愛知用水→40分→信貴山→30分→大県神社

せっかく名古屋に来たのだから、名古屋周辺の山に登って見たい。でも、あまり標高の高い山はなくて、ガイドブックをくくって、この尾張本宮山に登ることにした。
本宮山山頂の祠

BACK 明治村観光

2005年1120

昨夜は親友の家に泊めてもらって、その家を7時に出発した。
昨日、明治村を観光したのだが、その明治村に向かって戻ることになる。
今日は名古屋周辺の山に登りたいといくつかの山を予定していたのだが、それらは東海自然歩道のルートにあたっていてることがわかった。私は東海自然歩道を全コース踏破するという目標も持っているので、そのとき登ることになるので、今登る必要はない。
そこで、それ以外の山を探して、尾張本宮山と東谷山に登ることにした。
尾張本宮山は大県神社が登山口になる。
これをカーナビにセットして、車を走らせて行くと神社の手前に駐車場があった。ここに車を停めた。
神社に向かって歩いて行く。
今は七五三の時期で、境内はその飾りに満ち溢れていた。
本殿の後には姫宮があって、それは女陰の形をした石を祭っているのだ。
本殿の左横に登山道らしい道が通じている。この道を行く。樹林の中の道で、広くてしっかりとした道である。道の脇には池があったり、オリエンテーリングの固定ポストが立っていたりする。ハイキングコースとして整備された道なのである。
広い林道にぶつかると、そこには石の鳥居が立っていた。
この広い道を歩いて行くと、地図にいう「十字路」らしきところがあった。その少し先が展望台である。螺旋階段を登って展望台の上に出たが、あまり展望はよくなかった。
この展望台から樹林の中の道を行くと、急な階段の道になった。手すりもついている長い石段で、これを登って行くと、突然、祠の前に出た。これが山頂かと思ったのだが、行く手にもっと高い山が見える。さらに登ってゆくと、2つ目の祠があったが、この前ではハムの無線を操作している人がいた。展望は開けている。
ここから少し行くと本当の山頂であった。
立派な社があって、その前に毎日登山のおじさんが休憩していて、この人としばらく山の話をしていた。

さて、私はさらに信貴山をめざすのだ。
下山路を探して、社の後に回ってみたら、そこには三角点があった。驚いたことに1等三角点であった。この標高293mの山に1等三角点があるとは思わなかった。
三角点を確認して、東にむかって下って行く。この道は本当の山道であった。
笹に覆われた道を急降下してゆく。
行く手の山腹に明治村の天主堂が見えた。明治村はすぐ近くなのだ。
下りついたところには広い愛知用水路があった。金網が張ってある。この用水路に沿って歩いて行くと、車道と交わる。
地図から判断すると、私の目指す道はもっと先のような気がするのだが、ここで右の山に向かう道に入った。この道でいいのか自信はない。歩いて行くと後からワゴン車がやってきて、尾張本宮山の登山口はどこかと訊かれた。私はその道を下ってきたばかりなので、それについては教えることができた。ただ、もうひとつ訊かれた「ヒトツバタゴ」の自生地についてはわからない。
でも、それから少し行くと、その標識があった。おかげで自分の道が間違っていないことがわかった。

自信をもって道を歩いて行く。でも、道はなにかしらひどく頼りないものになってきた。いままでの林道のようなしっかりした道とは大違いである。
左から来る道と合流した。地図で確認すると、ここが信貴山の少し手前の分岐のような気がする。それで、左に向かって歩いていったが、どうにも信貴山らしき山はない。
引き返すと、行く手の分岐の上に、朱色もあざやかな多宝塔が見えた。これが地図にあるお寺である。ようやく自分の現在地がわかった。
この多宝塔から参道を登ってゆくと、お寺の本堂の前についた。信貴山山頂は、この本堂なのだ。本堂には回廊がついていて、これを巡ると下界を展望できるのだ。
登ってきた道を少し引き返すと、左に登山道がある。これが大県神社へ引き返す道であった。
樹林の中の道を下ってゆくと、林道に出る。この林道を少しだけ行くと、前方に高いアンテナが聳えていて、そこが登ってきたとき確認した「十字路」であった。
ここからは来た道を引き返すだけである。
意外と急な道になっていた。これを下って神社の前に出て、駐車場に戻ってきたのは1040分であった。
たかが300m足らずの山と見くびってしまったが、何度も道に迷ってしまうという、複雑な地形の山であった。天気もよくて、楽しい山であった。


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大県神社


姫宮の御神体


展望台があった


山頂の三角点


金網の用水路に出た


ヒトツバタゴ自生地


多宝塔があった


信貴山山頂





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