私の東北の山百選
2004/10/1

標高 1348m
泥湯温泉登山口→2:00→子安岳→20分→石神山分岐→40分→高松岳山頂→1:10→山伏岳→1:20→川原毛地獄→泥湯温泉

すばらしい天気に恵まれて、秋の登山が楽しめた。下山してからは「泥湯温泉」で汗を流した。展望のすてきな山である。
小安岳から高松岳


101

今年は本当に台風がよくやってくる。しかも、日本列島を縦断して行く。おかげで、ずうっと山に登れなかった。
今日は台風が通りすぎた後で、快晴になるはずである。こんなときに山に登らなくてどうするんだと思ってしまう。
でも天気予報によると、晴れの日は長く続かなくて、明日の午後には天気が崩れてしまうのだ。そうすると手近な山にしか登れない。

前回、東北登山旅行をしたときに登り残した山が2つある。その甑山と高松岳に登ろうと思う。
まず、今日は高松岳に登る。

家を出たのは6時半。登山口までは110kmの道のりである。
鳴子温泉から鬼首高原に向かい、そしてこの前登った虎毛山の登山口を通り過ぎて、秋の宮から泥湯温泉への道に入る。
登山口に着いたのは9時半過ぎであった。
登山口の前には5台ほど停まれる駐車スペースがあって、ここに車を停めた。
すぐに急な登りが始まるが、それは長くなくて、尾根の山腹を行く道になる。樹林の中の道で、右手には深く落ち込んだ高松沢。
どんどん行くと細い沢を渡るのだが、その沢の上流をみると湯気がもうもうと湧き出ている。これが新湯であった。ここから何本もの管が引かれていて、泥湯温泉の源泉のなっているんだろうと思う。
このあたりから傾斜がきつくなって、尾根筋に登ってゆく。ブナの林の中を登って行くのは気持ちがいい。今日は天気がよくて、頭上のブナの緑の梢を見上げると、本当に緑が輝いている。こんな道を行くのは、私は大好きなのだ。
1時間半ほど登ったところで、沢を渡る。そこは水場になっていて、差し込まれた管から水が流れ出ている。
これがガイドブックにある最後の水場だとすると、稜線は近い。
本当にすぐに稜線に出た。
目の前に立派な山が聳えていて、その上に山小屋が見える。高松岳のようだ。真っ青な空に緑の稜線。こんなとき、本当に登山をしていてうれしくなる。
稜線は分岐になっていて、私はまず「小安岳」に登る。
10分ほど稜線をたどると、山頂に着いた。ここからは高松岳の眺望がすばらしい。
振り返ると、大きな山塊が見える。地図と磁石で調べると、栗駒山なのだ。
すばらしい展望に、ここでのんびりしてしまった。

さて、気を引き締めて高松岳に向かう。

分岐から稜線をたどる。晴れた日の縦走路を行くのは本当に気分爽快。もう秋で、所々で紅葉をみることができる。小さなアップダウンをして石神山との分岐に着く。
この分岐を右に曲がると、いよいよ高松岳への登りになった。
行く手の小屋がだんだん大きくなる。
最後に少し急な道を登って、高松岳避難小屋の前に着く。
この小屋もけっこう新しくて、快適な泊まりができそうなである。
小屋のすぐ前に分岐の指導標が立っている。真っ直ぐに行くと山伏岳、左に行くと高松岳である。
高松岳は稜線から南に外れたところにあって、これを往復しなければいけないのだ。
紅葉した潅木の中の道をたどる。山頂の少しだけ手前に、虎毛山への縦走路の分岐があった。その方向を眺めると、はるか遠くに、小さく山小屋を頂いた山塊がある。これが虎毛山である。シュラフを持って縦走すると楽しいかもしれない。虎毛山にしろ高松岳にしろ、どちらにも快適な避難小屋がある。一泊するつもりで、この12kmの縦走路をたどるのは楽しいだろうと思う。
高松岳山頂には3人のパーティがシーツを敷いて食事をしていた。
ここからの景色はすばらしい。北東の小安岳の向こうには栗駒山。南に続く尾根の向こうには虎毛山、そして、西には雲の上に頭をだした鳥海山。
大満足である。
避難小屋は紅葉に囲まれていて、秋なんだ…と季節を感じてしまう。
避難小屋にもどって、そこから山伏岳に向かった。
この山伏岳もすばらしい山である。三角の頂きをもつ立派な山だ。
まず急降下する。
こんなに下ってしまうのかと、もったいなく感じる。
高松岳を振り返ると、小屋のあるピークと高松岳山頂は吊尾根で結ばれているのがわかる。
それが紅葉している。
樹林の中を行く。ひとつのピークを越して、もう一度登り返すと山伏岳の山頂であった。
遠くからは三角の尖った山に見えたが、実際はそうでもない。
この山頂から右に曲がって、泥湯温泉に下る。
長い尾根の道で、ブナの林の中を下る。けっこう気持ちのいい下山路である。
1時間ほど下って、舗装道路に着いた。河原毛登山口である。
ここからは舗装の道をたどって、車を置いた登山口に向かうのだが、その途中に「河原毛地獄」という噴煙を吹き出している裸地の山がある。
ここに立ち寄って、遊歩道を歩いた。

泥湯温泉の登山口に着いたのは2時半頃。
せっかくなので、この泥湯温泉にはいってゆくことにした。
この温泉は白く濁った温泉で、500円の入湯券で2ヶ所の湯に入ることができるのだ。
一つは露天風呂、もう一つは露天もあるけど内湯のある温泉。
両方に入ってしまった。
露天風呂で真っ青な空を見上げながら、さわやかな秋風を頬に感じ、温泉に浸かってるのは最高である。


NEXT 甑山

BACK 私の東北の山百選

登山口


新湯


高松岳へ4.8kmの指導標


稜線に出ると分岐がある


小安岳山頂


小安岳から縦走路を行く


山頂の小屋


高松岳山頂


高松岳を振り返る。右の突起が山頂


山伏岳山頂


川原毛地獄に着く





TOP 日本百名山 日本二百名山 日本三百名山 番外の山 私の北海道の山百選
私の東北の山百選 東海自然歩道 日本の旅 私の写真館 旅と山の想い出 メールはこちら








SEO ギフト 掲示板 レンタルサーバー ブログ SEO