2007年早春四国登山
つぼがみやま

標高 970m
白滝公園→1:00→三島神社→30分→車道→1:30→壺神神社→30分→壺神山山頂→2:00→白滝公園

私は滝が大好きなので、登山口の白滝公園から滝が続く遊歩道に感動してしまった。滝を過ぎてからは山頂までは四国電力の送電線保全道をたどるのだ。
壺神山

BACK 高森山

2007年315

天気予報では今日は雨なのだ。疲れもたまってきているので今日は休養日にすることにした。昨夜は白滝の前の駐車場に寝たのだが、温泉に入るために、十夜ヶ橋まで引き返した。7kmほどの距離である。
まずマクドに行って登山記録をパソコン入力して、それからファミレスに行って読書をした。今はC・ブロンテのジェーンエアを読んでいるのだ。これがけっこう面白くて3時間ほど本を読んでいた。ファミレスから出ると外は雨になっていた。登山を中止したのに雨がちゃんと降ってくれないと困る。
温泉で3時間ほどいて時間をつぶした。今夜は十夜ヶ橋の前の駐車場に車を停めて寝た。


316

明るくなって白滝に向かって車を走らせる。集落の奥に白滝公園の駐車場があるので、ここに停車。準備を終えて白滝の駐車場を出発したのは7時半である。
空はどんよりと曇っている。雨さえ降らなければいいと思っている。
今日登る壺神山は山頂直下まで林道が通じているうえに、山頂には反射板やアンテナ塔が立ち並んでいる山なのだ。
でも、登山口の白滝はすばらしかった。まず赤い橋を渡ると白滝公園とかかれた石碑がたっている。あとは渓流に沿って遊歩道を登るのだ。
渓流は小さな滝を作って流れ落ちていて、これを眺めながら遊歩道を行くと正面に高い滝が見えてくる。これが雌滝で左に細い滝を伴っている。すばらしいと感動しながら登って行くと右からもすごい滝が落ちていた。こちらが雄滝なのだ。すごい迫力でうれしくなってしまって、雌滝の左を登って行くと、この上流はもっとすごい滝であった。落差60mを一直線に流れ落ち、下のほうで岩にぶつかって幅を広げて小さな滝を造る。これは本当にすごい。滝の大好きな自分としては大感動である。この滝を振り返りながら、絶壁につけられたような遊歩道をジグザグに登って行く。振り返るたびに雌滝の姿はすばらしくて、何枚も写真を撮ってしまった。
遊歩道が登りついたところは展望台で無料休憩所がある。中には観音像が二体祀られたいた。ただし、観音像は安物である。お土産屋さんででも売っているようなチャチなものだ。この横には寂光の滝という、細い滝がかかっていた。この展望所からは下の集落を眺めることができる。再び階段の遊歩道を登ってゆくと、るり姫観音があった。これはつい最近たてられたものである。
ここから少し登ると平坦なところに出て、ここにも休憩所が3つほどあった。
流れに沿って歩いて行くと、再び急な登りになる。ただし、遊歩道はいままでのようにきちんと整備されたものではなくて、ずいぶん古びている。ここまで来る人は少ないみたいだ。コンクリートの細い遊歩道を登ると鉄の橋があって、そこには貫洞の滝がかかっている。岩の裂け目のようなところを細く激しく流れ落ちる滝である。このあたりは鬱蒼としていて寂しいようなところである。この滝を登ってようやく樹林から抜け出して、車道に出る。そこでは新しく道がつくられていて、工事の人が二人で作業をしていた。
その工事の道を歩いて行って、道を尋ねると、私が歩こうとしている歩行とはまったく逆であった。
九十九折れの林道を登って行く。北東に向かわなければいけないのに南に向かっている。心配になってきた。でも、道は尾根をぐるりと回りこんで北東を目指すようになった。安心して歩いて行くと本郷の集落に着いて、入口には二宮という神社があった。
まばらな民家の間を歩いて行くと、三嶋神社の前に出た。古い石の鳥居があって、その前に三嶋神社と刻まれた碑がたっている。この碑の文字は秋山好古の筆である。陸軍大将秋山好古は司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公の一人なのだ。少し感動してしまった。
神社の境内は照葉樹林が鬱蒼と茂ってして、町の天然記念物の指定されているのだ。
この神社から少し行くと三叉路に出て、左の道を行くと沢の奥になって道は大きくカーブする。そこに踏み跡がある。沢の流れをためる大きなポリタンのような水槽があるのだが、すぐのところで道は蓋筋に分かれている。まっすぐの道がしっかりしているのだが、左の道をとって水槽を回り込んで登る。こんな道で大丈夫なのかと心配になるのだが、樹林から抜け出して、送電線の鉄塔の下に出る。これが66番の鉄塔である。知らなかったのだが、鉄塔にはちゃんと番号がふられているのだ。
でも、ここまできたらもう道に迷うことはない。登山道はここから送電線に沿って続いているので、鉄塔を目印に登ればいいのだ。そして、四国電力はこの送電線の保守のために指導標をしっかりとつけてくれているのだ。
66番から山道に入ると、白い杭があって、そこに矢印で次に67番を案内している。
道にはたくさんの踏み跡や作業道が交差するのだが、そこにはすべて四国電力の表示があるので、それに従って歩くのだ。冬枯れた林の中を緩やかに登ってゆく。薄日もさして、きもちのいいウォーキングが続く。
突然、舗装された林道に出る。この道の左すぐのところで左に上がって行く道がある。これを登ると67番鉄塔に着く。ここから北のほうにアンテナ塔が3本ほどたつ平らかな山が見える。これが壺神山である。ずいぶん遠い。でも標高差はあまりないような気がする。
送電線を確認しなが山道を行く。私は林道歩きが大半になるのではないかと思っていたのだが、ちゃんとした登山道が続く。傾斜もあまりきつくなくてラクな登山なのだが、その分、距離がある。往復で12km以上歩くのだ。なんか自然歩道を歩いてる気分になった。
送電線からいったん右に離れて再び左にカーブしていって、69番鉄塔の少し上に出る。この先は稜線から左に大きく外れて、どんどん下って行く。曲がりくねった道が続いて、杉林の中をジグザグに登って鉄塔の下を通って林道に出る。このあたりには雪が残っていた。林道を歩いて行くと行く手に鉄塔が見えてきたがそれは白と朱に塗り分けられていた。これが山頂直下の鉄塔で、ここから送電線は山を下って行くのだ。この色塗りされた鉄塔は一番高いところにあるという意味なのだ。
林道を行くと三叉路に出て、そこに壺神神社があった。社殿はふつうの家のような建物である。
神社の前から色塗りされた72番の鉄塔をくぐって山頂をめざす。ほとんど標高差がないからラクショウだ思っていたらいったん下って登り返さなければいけなかった。日影には雪が残っていて、風が強くなった。耳が凍えて千切れそうだ。がまんできなくなって、毛糸の帽子をかぶって、耳をおおった。それでも風の吹く方向の右耳は冷たくてどうしようもない。四国の三月の山で、こんな冬山のようなひどいめに遭うとは思わなかった。
倒木の多い荒れた道を上下して、ふたたび舗装された道に出る。ここからは山頂のアンテナ施設に向かって歩いて行く。
施設の門の前で舗装道が終わると、金網の柵の横につけられて踏み跡を辿る。樹林の中を緩やかの登ってようやく山頂に着いたのは1035分であった。山頂は樹林の中で、雪に覆われた空き地の真ん中に三角点がある。壺神山の三角点は一等三角点なのだ。
手が凍えてどうしようもないので、ポッドのお湯でコーヒーをつくった。コップの暖かさに掬われた。
じっとしていると風が強くて、寒くてたまらないのですぐに下ることにした。
登って来た道を引き返すだけである。69番鉄塔のあたりまで下ったらようやく寒さから開放された。
白滝の遊歩道に入ってからは、滝をゆっくりと眺めながら下った。
車に戻ったのは1235分であった。


NEXT 松山城散策

BACK 私の四国の山百選

ここが入り口


渓流に沿って遊歩道を登る


展望台と無料休憩所


るり姫観音


渓谷の出口、標識はない


本郷の集落に入る


三嶋神社


66番鉄塔に着く


四国電力の標識


69番鉄塔付近


深い樹林の中を下る


赤と白に塗られた鉄塔


壺神神社


山頂直下のアンテナ群


壺神山山頂





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介












SEO [PR] 転職支援 冷え対策 オリンピック 掲示板 レンタルサーバー SEO