2007年晩秋四国登山
てんぐづか

標高 1812m
登山口→1:00→1476mピーク→1:20→イザリ峠→30分→天狗塚山頂→30分→牛ノ背三角点→45分→イザリ峠→50分→1476mピーク→50分→登山口

昔、剣山から三峰まで縦走いたときに、この山にも登るつもりだったが、天気がよくなくてあきらめてしまった。今回は天気に恵まれて、剣山から三嶺までを一望することができた。
登山道から天狗塚

BACK 寒峰

20071114

昨日、天狗塚の登山口に着いたのはもう薄暗くなる頃で、登山口の路肩に車を停めて寝た。
今日登る天狗塚は、2002年の四国の山の縦走をしたときに時間がなくてあきらめた山なのだ。あれから5年、ようやく天狗塚に登ることができるのだ。
登山道は林道から鉄の階段を上がることから始まる。10段ほどのものだが、そこには「天狗塚・イザリ峠」という標識がたっていた。ジグザグに登るとすぐに檜の植林の中に入って、ここからは尾根をまっすぐに登って行くのだ。植林の林の中の急登が続く。ジグザグに曲がることもなくて、ひたすら直登が続くのだ。とんでもない山である。
15
分ほどで傾斜が緩まると、植林と自然林の間を登るようになった。植林の途中に伐採されてたところがあって、そこからは北に聳える山々を眺めることができた。矢筈山が朝日を浴びて大きく聳えている。すばらしい眺めである。
さらに急な登りは続く。右の広葉樹は見事に紅葉していて、これを眺めながら急登に耐える。
登り始めてから40分ほどでひとつのピークに登りついた。樹林に囲まれているのだが、そこには古い標識がたっていた。標識の文字は読めないのだが、ここが1475mピークのようである。標準タイムより10分ほど早く着くことができた。
このピークから一旦、緩やかに下るが、すぐにまた急な登りになった。このあたりで檜林からは抜け出して自然林の中の道になる。斜面には笹が生い茂っていて、そこにブナなどの木が生えているのだ。傾斜はあいかわらずきつい。
そのうちに樹林がまばらになって、笹原の急斜面の登りになった。ここまでもかなりきつい登りの連続だったのが、さらにこれでもかというほどの急斜面になった。途中、ロープが下がっていたりする斜面である。
ようやく傾斜が緩まって、そこから振り返ると矢筈山などの北の山々の眺めがすばらしい。そして、登山道の右には笹原におおわれた平らかな山が見える。これが天狗塚から西に連なる牛の背である。
登って行くにつれて風が出てきてすごく寒くなった。登山道には霜柱がたっていて、さらに行くと雪も見られるようになった。四国も冬なのだ。
急な笹の斜面の登りが続き、右の斜面の後に三角峰が見えるようになった。これが天狗塚である。…とすると天狗峠は近い。
はりきって登って行く。傾斜が緩やかになると、登山道は笹の大草原の中に真っ直ぐに続くようになる。
イザリ峠(天狗峠)に着いたのは855分であった。
三嶺や剣山に続く稜線を雲が越えようとしていて、何も見えない。でも、南の方向は晴れていて、山頂が草原におおわれた山が見える。これが綱附森であった。最初はこれが三嶺かと思ってしまったのだが。
何よりも目をひきつけるのは、美しい三角形の天狗塚である。これに登るのかと思うとワクワクしてしまう。。
笹原に続く道をたどる。近づくにつれて、天狗塚の眺めは益々すばらしい。振りかえるとイザル峠も、笹におおわれてなだらかに聳えている。登山が楽しくてたまらなくなるひと時である。
天狗塚山頂に向かっての急登が始まる。さすがに急峻な登りなのだが、10分ほどで山頂に立つことができた。
山頂は強い風が吹いていて、すごく寒い。こんなときはポッドにお湯を入れてきて本当によかったと思うのだ。
北の祖谷の山々の眺めがすばらしい。南の土佐矢筈山や綱附森には雲が湧き出していて山頂は隠れていた。三嶺や剣山は見えなかった。でも、空は真っ青に晴れていて、山頂でのんびりしてしまった。
山頂で三角点を探したがなかった。ガイドブックには牛の背のピークに三角点があると書かれているので、行って見ることにした。まだ10時前なので時間は十分ある。
山頂からは急下降である。おまけにこちら側は日影になるために雪が少し残っている。慎重に下っていった。
平坦になったところに天狗塚の捲き道があった。帰りはこの道でイザリ峠に戻ろうと思う。
草原の中に聳える巨岩まで行くと窪地があって、そこには苔の岩がいっぱいある。池塘のようなのだが、今は一滴の水もなかった。
この池塘からさらに草原の中を行く。道はけっこう細くて、笹薮に覆われている。笹原にはツツジも茂っていて、花の咲く季節だとさぞや美しいのだろうと思うのだが、今は道を塞いでけっこうわずらわしい。
広大な笹の絨毯には緩やかな起伏があって、景色は微妙に変化して行く。空は真っ青で、草原の散策はすごく気持ちがいいのだ。

25分ほど草原の中の踏み跡をたどると、道端に三角点があった。三角点以外は何もなかった。
ここから歩いてきた道を振り返ると、イザリ峠の奥に三嶺が聳えているのが見えた。雲が晴れたのだ。天狗塚と三嶺を同時に眺めることができる。うれしくなってしまう。

この景色に満足して引き返した。
天狗塚の登り口からは捲き道を通った。登山道に合流して、イザリ峠に向かって登って行くと三組ほどの登山者とすれ違った。この山は人気なのだ。
イザリ峠から三嶺を眺めようとしたが、目の前の起伏がジャマをするので三嶺の方向へ少し歩いて展望のピークにたった。三嶺の右奥に二つの山が見える。これが剣山と次郎笈である。素晴らしい眺めである。
大満足して下山した。

下りは笹原の急斜面がすごくきつかった。
慎重に下って、登山口に戻ったのは12時少し前である。

明日は矢筈山に登るので、落合峠を目指す。12kmほど曲がりくねった林道を走らなければいけなくて、峠に着いたのは13時半であった。


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登山口


急な登りが続く


1475mピーク


笹の急斜面を登る


笹の草原を登る


イザリ峠


天狗塚への道


天狗塚山頂


牛ノ背の草原を行く


牛ノ背の三角点


帰りは捲き道を行く





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