BACK 剣山
2007年11月18日
見の越には二泊してしまった。
見の越から2kmほど車を走らせると、ラフォーレ剣山に着く。その入口に夫婦池があったが、水が半分くらいしかなかった。
ラフォーレ剣山へ入る道の突き当りに登山口がある。ここに車を停める。
登山口から道は二つに分かれているのだが、私はまっすぐに山頂を目指すことにした。指導標には山頂まで1700mとかかれていた。
今日は風が強くてめちゃくちゃに寒い。空には厚い雲がかかっていて、それが強い風に流されてゆく。今日は晴れのはずなのだが…。
最初は針葉樹林の中、階段の道を登って行く。15分ほど行くと針葉樹林から抜け出して、明るい冬枯れの林の中を行くようになった。道端に石仏がポツンと立っているのを見つけた。そこでターンをして少し急な道を行く。
潅木の下は笹原になっていて、そこに広い道が続いている。再び暗い針葉樹の中に入って少し行くと大きな岩があり、その下に石仏があった。信仰の山なのだろうかと思った。
道は広くてほとんど急な登りはない、ラクな山だ…と思っていたら、きつい登りが始まった。
針葉樹から抜け出して、灌木の明るい道をジグザグに登って行くと、潅木帯からも抜け出して展望の笹原を登るようになった。
振り返ると塔ノ丸がきれいに見える。右には剣山と次郎笈が聳えている。剣山の山頂には雲がかかっていたのだが、いつの間にか雲がとれていた。厚い雲の間から光が射し始めていて、天気は晴れに向かっているようだ。
笹原を登って行くと、傾斜は緩やかになって平原のようになった。でも風は強くなって、寒さに震えながら歩いて行く。
行く手に標識がたっているのが見えてきた。驚いたことにこれが山頂で、登山口からは35分しか経っていない。
山頂からすぐ真向かいに剣山を眺めることができる。でも、逆光でシルエットでしか見えなかった。
塔ノ丸は二つのピークを持っているように見えて、その左の奥には三嶺が霞んで見える。もっときれいに晴れていたらすばらしい展望なのだが…。
寒いのですぐに下山した。帰りは別の道を下るのだ。山頂から北に続く道を少し行くと、草むらに埋もれるようにして石の祠があった。この前を通って、笹原の道を緩やかに下って行く。やがて、雑木林の中をジグザグに下るようになった。
道の両側に生える木々が苔むすようになって、大きな岩がゴロゴロするようになると、それにも緑の苔に包まれている。なにかしら苔寺の庭園みたいだ。
枯れた沢を渡って、この苔むした木々を眺めながら行くと緩やかな登りになって、そこに赤帽子山の分岐があった。まだ8時前なのでこの山を往復しようかとも思ったが、3時間以上かかるのであきらめることにした。
樅の林を過ぎると、涸れた沢に沿って下るようになる。その涸れ沢も一面、緑の苔に覆われていた。
どんどん下って行く。ほとんど登りはなかったのに、こんなに下るのかと不思議に思ってしまった。
山襞に沿って左にカーブして行くと小さな沢を渡る。そこには「貞光川源流の谷」という碑がたっていた。
気持ちのいい潅木の中を緩やかに下って行く。山の斜面の右側を山襞にそってウネウネと曲がりながら行くと、登山口に着いた。8時13分であった。
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登山口

階段の道を行く

樹林から抜け出た

笹原を緩やかに登る

丸笹山山頂

木や石が苔むしていた

赤帽子山分岐
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